マンフロット・カメラケース SCP-5BB「NANO V」

RX100同様、新しく加わったTZ70もサイクリングに持ち出すために買ったカメラ。むき出しの液晶モニターや本体を傷から守るためにカメラケースを新調しました。
どちらにしても保管時にもホコリ対策は必要だから、カメラケースは1個はあって良い。

RX100はNikonのソフトケースCS-NH50BKで間に合いましたが、TZ70はちょっと大きいので、このケースに入れるにはキツキツです。

TZ70もネックストラップを付けたから、ケースの外にストラップを出すことができる横型のものを物色しました。もちろん高価でないことも重要です。

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で、選んだのは「マンフロット・カメラケース SCP-5BB “NANO V”」。
今発売されている同シリーズは、5型、6型、7型の3種類が存在するようで、SCP-5BBは5型。

マンフロット(Manfrotto)はイタリアの企業で、プロ向けのカメラ用三脚やカメラアクセサリーなどのメーカーです。

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SCP-5BBのスペックは、外寸が幅125mm×高さ80mm×奥行き60mm。内寸は幅115mm×高さ75mm×奥行き50mm。重量110g。
TZ70は幅110.7mm×高さ64.6mm×奥行き34.4mmなので、寸法的にはバッチリです。

側面から見ると何故か平行四辺形の造形をしていて、フラップ側に倒れ込むような形になっています。カメラを中に入れれば立てることはできるが不安定に見えます。
ちなみにフラップに付いている赤いものは、プラスチック製の立体的なメーカーロゴのタグ。

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生地は表、内部ともポリエステル100%。
フラップ部の矢印形状の部分にだけクッション材が入っているのみなので、衝撃緩衝性は期待できそうもありません。

フラップは円形のマジックテープで本体と固定されます。外すときにバリバリと音を立てますが、ふいに開いたりといった心配はなさそうです。ニコンのソフトケースのような改造は必要ありません。

内側に4種類のタグが縫い付けられていて鬱陶しいです。

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背面部にはベルト通しが付いています。

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本体前面にはポケットが付いていて、SDカードケースやレンズペンなどの小物が入れられます。

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TZ70を入れてみました。サイズ的に余裕があるので出し入れしやすい。余裕があるといっても中で遊んでしまうほどでもない。いわゆるちょうど良いサイズ。

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TZ70を入れて上から見たところ。ストラップがついていても問題ありません。

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上下のスペースに余裕があるので、ストラップをまとめて内部に収めることもできます。
フラップの留め具がマジックテープだと、この辺も臨機応変に対応が可能です。

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開口部両サイドに折りたたみの耳が付いていて、フラップの隙間からのホコリなどの侵入を防いでくれます。

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しかし、ストラップを出すにはちょっと邪魔。ストラップを前の方からしか出せないから、ぶら下げるとカメラケースが傾いてしまうのが玉にきず。

でも、これで千円以下で買えるのだから良しとします。

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DMC-TZ70用DMW-BCM13互換バッテリー&充電器

DMC-TZ70が送られてくる間に、液晶保護ガラスやSDカード、予備バッテリー、充電器を並行して注文しました。

DMC-TZ70にはUSBケーブルとACアダプターが付属していて、カメラ本体直結でバッテリーの充電を行います。充電器は付属せず、バッテリーを充電するときは常にカメラが使えなくなります。

カメラの機種毎にバッテリーが異なり、充電器もそのバッテリー専用となって、どんどん数だけ増えていってしまうのも困りものですが仕方がありません。
幸い充電器はメーカー純正でなくても、中華製ではありますが安価な互換品が巷にあふれているので、その点だけは助かっています。

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Amazonで物色していたら、互換バッテリーと互換充電器のセット商品が目に付いたので、これを注文してみました。
届いた商品は何の飾り気もない段ボール箱のもの。

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しかし、段ボールの中身は結構まともなパッケージをまとった商品でした。よくある互換品だと、個包装のパッケージも白い無地の箱だったりします。

写真は左から充電器、充電器用カーアダプタ−、バッテリーパック。中国のDSTEというメーカーの製品のようです。

自分は充電器とバッテリー1個のセットを購入しましたが、バッテリー2個とのセット、バッテリー単体などのバリエーションで販売されています。

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バッテリーパックのパッケージの中身は、バッテリーの他に簡単な説明書と合格証のラベル。
なんか今までの互換品との違いをひしひしと感じます。

実際この商品を選んだのは、Amazonのレビューで珍しく★5つと4つの評価しかなかったから。もちろん安かったこともあります。

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純正品のDMW-BCM13は3.6V、1250mAh、4.5Whですが、互換品は3.7V、1800mAh、6.7Wh。約4割増しのスペックです。

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PSEも取得しているようであります。

まだ1回使っただけなので耐久性は不明ですが、撮影できた枚数は純正品と変わらない印象です。
もっとも比較の純正品も新品でなく、使用期間は5ヵ月くらいのようですが、充電回数は不明なのであまりあてにならないかも知れません。

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充電器本体。

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本体裏面。電源プラグは収納式。

成型の質感や造形、充電端子、本体文字のプリントクオリティ、貼られたラベルなどに、安かろう悪かろうの中華互換品とは一線を画す気合いを感じます。
気のせいかも知れませんが、なんかすごくまともなのです。

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本体上部にはカーアダプターのプラグ差し込み口が付いています。

自分の使い方では、数泊するような旅行でもない限りバッテリー2台体制で充分なので、これ以上バッテリーを増やす予定はありません。でも、今回は結構当たりを引いたのかも知れません。

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DMC-TZ70用液晶保護ガラス

RX100に付けたクロスフォレストの液晶保護ガラスがとても良かったので、TZ70にも付けたかったのですが、クロスフォレストからはTZ70用がありません。
キヤノンやニコンのデジタル一眼対応製品が多く、普及価格帯など他のカメラ用がないのです。

そればかりか他のメーカー製品であっても、TZ70用にはフィルムのものはあってもガラスのものが皆無なのです。
実は新型のTZ85とTZ70は液晶モニター周りのサイズが同じで、液晶保護フィルムは共用できます。つまりTZ85用にも液晶保護ガラスが存在しないということです。

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フィルムならサイズが大きければカットすればよいですが、ガラスだとそういう訳にもいかない。

調べるとDMC-GX7用のものが代用できるとAmazonのレビューに書いてありました。
TZ70を実測すると、幅71.5mm×高さ45.5mmがギリギリの寸法。メーカーによって異なりますが、DMC-GX7用は幅68.8mm×高さ43.8mmくらい。

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この保護ガラスは、液晶保護フィルムセンターの製品で値段も手頃です。

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パッケージの中は、ガラスフィルムの他にウェットとドライのクリーニングペーパーが入っています。

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クリーニングペーパーは54mm角の大きさ。

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実際に貼ってみましたが、サイズ的には専用品でなくても違和感はありません。
コーナーにはアールが付いていて、エッジも丸くなっているようで指が引っ掛かることもありません。

カメラが中古であるため、液晶モニターにフィルムが貼られていて、その糊か何かの影響か、液晶周辺に浮いた部分ができてしまいました。
周辺部には少し気泡が入ったところもあります。付属のクリーニングペーパーでなく、別のクリーニング液でしっかり拭いてから貼ればまた違ったかも知れません。

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ただし、この保護ガラスはあまりお勧めできません。何故なら、指の指紋や鼻の脂などが付いて汚れやすい。
眼鏡拭きなどで拭き取れば汚れは取れますが、クロスフォレストのものは気に掛ける必要がないくらい汚れが付かなかったから。その差は大きいです。

クロスフォレストにはぜひ対応できる機種のバリエーションを広げて欲しい。

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Panasonic LUMIX DMC-TZ70がやって来た

また新しいカメラを手に入れました。
RX100は良いんだけど、老眼が進んだ眼には液晶モニターだけで使うのはしんどい。

そこでセンサーサイズにこだわらず、ファインダー付きを条件にコンパクトなカメラを調べたら、コンデジではSONYのDSC-RX100M3、RX100M4、HX90V、PanasonicのDMC-TX1、TZ85、TZ70。ミラーレスではDMC-GM5が候補になります。

価格の高い機種は早々と消えて、HX90V、TZ85、TZ70、GM5が残る。
HX90Vは4万円台後半に張り付いたままだし、GM5はモデル末期で、レンズ交換やレンズ分飛び出すためサイズ的に脱落しました。

TZ85は今年の2月にTZ70の後継機種として発売された機種です。スペック的には当然TZ85の方が進化しているのですが、PanasonicのLUMIX CLUBのTZ85TZ70の撮影作品を見ると、TZ70の方が自分的には良いような気がします。

結局、あんまり頻繁にカメラを買える経済力でもないし、TZ70は旧機種だけあって中古市場に豊富なようなので、PanasonicのDMC-TZ70を中古で購入することにしました。

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購入した先はソフマップのネットストア。商品ページでは★5つで掘り出し物に感じました。

TZ70はイメージセンサーが1/2.3型、1210万画素、焦点距離35mm換算24〜720mm、30倍ズームというスペックのカメラ。FZ200と同程度のスペックですが望遠がちょっとだけ長い。

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届いたカメラは、外箱の他に付属品も一式揃っていて、写真左上からUSBケーブル、ハンドストラップ、ACアダプター、取扱説明書、CD-ROM、カメラ本体、バッテリーパック。

取扱説明書の最終ページの保証書を見たら、保証期間がまだ7ヵ月も残っていました。カメラを手放す人はとてもマッハなんだなぁ。

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正面。傷などもなくキレイ。RX100と同じようにコントロールリングでの操作ができます。

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裏面。液晶モニターはチルトやバリアブルではないが、Wi-Fiが使えるのでスマホでリモートできるのがうれしい。

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上面。

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底面。三脚穴はカメラ中心部にあります。

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一番欲しかったファインダー接眼部。視度調整は裸眼でギリギリ調整範囲に収まっていました。

使っていてわかったことは、接眼レンズと睫毛が接触するようで、レンズがすぐに汚れてしまうこと。GM5のようなアイカップがあると良いのだけど、TZ70用が欲しい。

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左側面。HDMIとUSB端子。リモート端子などはありません。

USBは充電にも使えますが、撮影中に外部給電することができないのが残念。

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両サイドには一般的なネックストラップを付けることができます。これは地味にうれしい。
手持ちで余っているFZ200付属のネックストラップを付けることにしました。

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残念なことが一点。レンズ内にゴミが入っていました。撮影した限りでは影響が無さそうなので不問とすることにしました。

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RX100と比較すると、ボディサイズはちょっと大きい。

RX100は、幅101.6mm×高さ58.1mm×奥行35.9mm、重量240g。TZ70は、幅110.7mm×高さ64.6mm×奥行34.4mm、重量243g。

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奥行きはTZ70が若干小さい。

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ファインダーが付いただけ背が高いですが、サイクリングに持って出掛けるには充分コンパクト。

前回のエントリーでアジサイの撮影に使用してみて、RX100に比べ自分に合っているかも。
操作性はもちろん、ピントズレなどの失敗も少なく、撮れた絵もキレイで満足。

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TZ70広角端24mm。

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TZ70望遠端720mm。上の画像中心部にあるコーンをズームしてみました。
あんまり使わないかも知れないけど、30倍ズームたのしい。

キヤノンやニコンもファインダー付きコンデジを出してくれたらもっと楽しいのに。高齢者社会に向かっているのだから需要あると思うんだけど。

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花の寺・本勝寺

6月12日の日曜日、久しぶりのサイクリングに出掛けました。

実は、1月ほど前に自動車を運転していて、信号停車中に追突されて首を痛め、しばらくサイクリングを自粛していたのです。
リハビリに通っている理学療法士からもサイクリングをしてみて様子をみようという話になり、とりあえず軽い距離とアップダウンの少ないルートで再開してみた次第です。

で、走ってきたルートは上の地図のように、菊川堤防を南下し、駿遠線の軽便鉄道跡をたどり、浅羽から愛野駅を経由して戻ってきます。
そして、ただ走るだけではつまらないので、アジサイで有名な「花の寺・本勝寺」で写真を撮ることを目的にしました。

もうひとつ、実は、PanasonicのDMC-TZ70というカメラを中古で買ったので、それの試運転も兼ねているのです。このエントリーに載せている写真はすべてTZ70で撮影しています。

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本勝寺は、通りから川沿いに入った所にあり、川の堤防道路からアジサイが迎えてくれます。

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6月頭からアジサイ祭りを絶賛開催中らしく、駐車場の入口では係員がクルマを誘導していました。最初の駐車場を過ぎると、お寺の入口です。

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山門前のアジサイ。

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山門は自然の樹木で、静岡県の天然記念物に指定されています。
左側の木は「マキ」、右側は「ナギ」と種類が違います。

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山門をくぐると、寄付金ボックスが設置されています。
他のお寺では入場料を徴収しているところもありますが、このお寺は一応無料。もちろん自分も300円入れてきました。

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山門を入って右手にあるお休み処「地蔵庵」。店内と屋外のパラソルの下で飲食ができます。
お店の前には本堂に設置されていたという鬼瓦が鎮座していました。

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その横のベンチの周囲には蓮の水鉢が並べられていました。

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蓮の花もそろそろ咲き始める時期です。

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数は少ないですが花が咲いている鉢もありました。花は午前中だけ開き、2日で散るようです。

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本堂手前で日蓮聖人が出迎えてくれます。

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まずは本堂でお参り。

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本堂の向かって左手にお庭の参拝順路が案内されています。
実は自分はこの案内を後から気付いたのですが、偶然順路通りに歩いていました。再確認すると通路のあちこちに順路表示の矢印が立てられていました。

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小笠七福神の赤い鳥居の前を通り、小さな山門からスタートします。

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最初に通ったときは気がつかなかったのですが、通路の左手に水琴窟がありました。
前でしゃがみ込んで耳を澄まさないと気付かないくらいの微かな音が鳴り響いていました。石標も葉で隠れているし、ほとんどの人がスルーしていたので、多分気付かれていないのだと思います。

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この階段は順路に含まれていません。階段の先は頂上の七面堂。

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階段から通路を見たところ。左から来て赤い旗の方へ向かっていくのが正しい順路。

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通路沿いには七福神の石像。

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6800坪の庭というかお山に、70種1万株の色とりどりなアジサイが咲き乱れています。

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山の中腹から本堂を見下ろします。

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通路はきれいに整備されていて歩きやすい。

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お山の頂上にある七面堂。

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階段を降りずに、坂道を下ると本堂の横へ降りてきます。

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一通り巡ってお昼になったので、地蔵庵でお昼をいただくことにしました。
写真は食後に撮ったので「本日蕎麦完売」の札が下がっています。自分はギリギリのタイミングで注文できたようです。

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いただいたのは「あじさいセット 1,200円」。お蕎麦は自家製みたい。

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デザートにバニラアイスにあずきと蕎麦がきがトッピングされたものがつきます。

帰りは元来た通りを南下し、大浜公園の辺りに出ます。そのあとは駿遠線の軽便鉄道跡をたどり横須賀へ。

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横須賀の三熊野神社に寄ってみました。いつもは前を素通りするだけなので前から寄ってみたいと思っていたのです。

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手水舎。

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本殿。

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普段の帰り道は袋井市街まで行ってから掛川に向かうのですが、この日は浅羽辺りから愛野公園方面へショートカットすることにしました。

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逆川の土手を走っていたら、カモが道の脇を歩いていました。通り過ぎてから撮ってみました。
TZ70は30倍ズームだから、遠くからも大きく撮れてやっぱり便利。ただ、何枚か撮ってピントが合っていたのがこれ1枚だけでした。

少し近寄ったら、飛び立って堤防下のため池に飛んで行ってしまいました。

迷走距離:51.23km Av:17.55km/h

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