初めてのインターバル撮影

HDR-AS100Vを買って、最初にまともに撮影したのはインターバル撮影でした。
インターバル撮影というのは、いわゆる微速度撮影。英語ではTime-Lapse Pictureと言います。

上のムービーは2度目の挑戦でできたものですが、こんなのがインターバル撮影です。
で、何にも知らずに撮影したもんだから、いざ撮影してみてわかったことがいっぱいありました。

最初はよく知らないから2秒間隔で2時間撮影しました。そしたら静止画のファイルが3000枚以上もできていてビックリ。そのままではムービーとして見られないことがわかりました。

HDR-AS100Vの仕様では、記録メディアが空の状態で最大40,000コマが上限。メディアに動画ファイルが含まれると、その分少なくなります。

スマホとカメラをWi-Fiで接続し、SONYのアプリ「PlayMemories Mobile」で画角とか合わせ撮影をスタートします。庭に置いたカメラを家の中からモニターできるから便利だな、なんて思っていましたが、バッテリーの消耗の早いこと。撮影終了時にはほとんど残っていませんでした。
途中でWi-Fiが途切れ、再接続がなかなかできなかったので、そんなことでも消費したのかも。

HDR-AS100Vは手ブレ補正OFFで撮影すると画角は170°ですが、手ブレ補正ONだと120°になります。インターバル撮影の場合、一定の時間間隔で静止画を撮影することなので、手ブレ補正は効いていません。したがって画角170°になります。

こうやって撮影された大量の静止画をムービーに変換しなければなりません。
最初はSONYのアプリ「PlayMemories Home」で変換できそうでしたが、何故かMac版は暴走して仕事を拒否します。

iMovieでもムービー変換できるらしいが、前段階にiPhotoに静止画を登録する必要があるようです。
iPhotoにインターバル撮影の写真を登録するのは嫌だなって躊躇していたら、Photoshopで変換できるという情報をつかみました。

以下の手順はMacOS版Photoshop CS6の場合です。

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Photoshopを起動し、「ファイル」メニューから「開く…」を選びます。「開く」ダイヤログでムービーにする静止画の一番最初のファイルを選び、下の「画像シーケンス」にチェックをし、「開く」ボタンをクリックします。

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「フレームレート」でフレームレートを設定し、「OK」ボタンをクリックすると、ムービーに変換されてウインドウが開きます。

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「タイムライン」ウインドウの再生ボタンをクリックすると、動きを見ることができます。

動画ファイルにするには、「ファイル」メニューから「書き出し」>「ビデオをレンダリング…」を選びます。

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「出力先」で名前を入力し、出力先のフォルダを選択し、必要なオプションを設定し、「レンダリング」ボタンをクリックします。しばらく待てば動画ファイルができあがります。

Photoshopを使うと、Photoshopの機能を使って画像の編集もできます。
「タイムライン」ウインドウのスライダーを移動させ、目的のフレームを探します。再生ボタンの左右にあるボタンはコマ送りボタンなので、これで目的のフレームを見つけることができます。

上のムービーでは途中に女性が登場しますが、プライバシー保護のため顔が見えるフレーム全部に、フィルターを使って加工してあります。
その他にもテキストも入力できるし、簡易After Effectみたいなことができそうです。

てな感じでインターバル撮影、まだまだアイディア次第で遊べそうです。

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森永マンゴーキャラメル

スーパーに行ったら「森永マンゴーキャラメル」が売られていました。
マンゴーマニアなので、早速うちへ連れて帰ってきました。

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森永ミルクキャラメルのシリーズなんですが、6月9日現在ミルクキャラメルのWEBページには載っていません。
探したら、新商品情報とパッケージに記載されている「いいよね、キャラメル。キャンペーン」の対象商品の中で紹介されていました。今年の6月3日から全国で発売されているようです。

外装の透明フィルムにキャンペーン告知が印刷されていて、中身のパッケージの内容と重なってしまい「アルフォンマンゴー実施中」と読めるのが、何のこっちゃ。

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でも、森永ミルクキャラメルはパッケージがずっと変わらないのがいいよね。エンゼルマークも昔のままだし、「森永謹製」ってのも伝統を感じます。

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ただし、中身の個包装は昔のままの半透明な紙包装でなくて、銀紙包装。ハイチューと同じ。

そして、味はマンゴーでした。マンゴーの王様「アルフォンソマンゴーの濃厚な味わいをイメージ」って言われてもよくわかりませんが、とにかくマンゴー。

2005年愛知万博で食べた「マンゴーかき氷」はおいしかった。それを目的に何度も通ったことを思い出します。それ以来、マンゴーと書かれていればジュースでもアイスでも、試さずにはいられない。

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ベルボン クイックシュー QRA-3

SONYのアクションカム「HDR-AS100V」を自転車に付けてテスト撮影してきました。

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カメラの自転車への設置はこんなカメラホルダーを自作しました。これは昔作ったものの改造版で、ハンドルクランプをミノウラBH-100Cに変更したもの。
このミノウラBH-100Cもライトホルダーにするために使っていたものですが、ライトを換えて退役していたパーツです。

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自転車に付けるとこんな様子になります。撮った映像はカメラの手ブレ補正の効果もあって十分満足いくものでしたが、問題点も出てきました。

それは、使用しているSLIKの雲台SBH-60の特性上のこと。
自由雲台なのであちこちフリーに向けられて便利なのですが、カメラを載せるには、カメラの方を回すか、雲台の締め付けツマミを緩めて雲台の方を回してねじ込むしかありません。
雲台を緩めた方がカメラを付けやすいが、向きやら仰角を毎回合わせ直さなければなりません。

HDR-AS100Vはファインダーやモニターディスプレイがないので、通常はWi-Fiを使ってスマホをモニター代わりにします。これはこれで便利なのですが、Wi-Fiを常時ONにしておくとバッテリーの消耗が激しい。なので普段はWi-Fiを切っておきます。

すると、自転車にカメラを付けっぱなしにしておくならよいですが、自転車から離れるときはそうもいかない。カメラを雲台から降ろし、また付けて、みたいなことを繰り返すたびにWi-FiをONにしたりOFFにしたりなんて面倒くさいことになります。
いきおい、Wi-FiをOFFのまま当てずっぽうでカメラの向きをセットします。

撮影範囲が広角なので、こんなやり方でもとりあえず映したいものは撮れていました。だけど地平線が傾いていたりします。
一番気になったのは、空の部分が画面の多くを占めると、空の明るさに露出が引っ張られ、路面や風景が暗くなってしまうことです。

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この面倒くささの解決策として、ベルボンのクイックシュー「QRA-3」を購入しました。

三脚などの雲台にクイックシューのベースを取り付け、カメラの方にはクイックシューを付けます。そうすると三脚などからワンタッチでカメラを付け外しできるようになる便利ものです。

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作ったカメラホルダーにQRA-3を取り付けます。これで自由雲台は向きや仰角を固定でき、ワンタッチでカメラを付け外しできます。クイックシューは角形なので向きも固定できるのです。

自由雲台をすでに所有していたのでQRA-3を追加しましたが、これから雲台を手に入れるなら雲台部とクイックシューが一体の「QHD-33Q」といった製品もあります。

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パッケージの中身は本体と取扱説明書と保証書だけ。

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購入時に製品写真だけではわからなかったのですが、シュー固定レバーは上の写真の状態が一番ロックされた状態です。これ以上は回りません。
レバーは簡単に回ってしまいませんが、万一引っ掛かったりするとカメラの脱落もあり得ます。

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シュー固定レバーを左に回すとロックが外れ、クイックシューをベースから分離できます。

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シュー固定レバーをいっぱいに回すとピン(写真シュー固定レバー左の突起)が下から飛び出し、レバーが回らないようにロックします。
クイックシューとシュー固定レバーは樹脂製ですが、ベースはアルミ製。軽量化のためか一部がくり抜かれています。三脚取り付けネジは外すことができるようです。

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クイックシューの取り付けは、レバー側から斜めに挿入し、ピンに押しつけるように下げるとレバーが勝手に回転します。レバーは途中まで回るので、最後まで押し込むと完全にロックされます。

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クイックシューとベースの裏面。

クイックシューをカメラに取り付けるネジはコインなどで締め付けます。ネジが小さく、手締めただけでは緩んできます。

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クイックシューをHDR-AS100Vに取り付けてみました。
カメラの接地面とクイックシューのゴム面のサイズがピッタリ一致。しっかりと取り付けられました。

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ベースにはめ込んだ状態。カメラには命綱用にストラップを付けています。

写真では固定レバーをカメラ後部側にしてありますが、逆にレンズ側にした方が自転車に付けたときに使い勝手が良いかも知れない。今度確かめてみよう。

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QRA-3を購入するときSLIKの「DQ-10N」と比較検討しました。ネットで調べるとコンデジ用のクイックシューは、ほぼこの2機種に絞られます。

サイズはDQ-10Nが若干小さいが、仕様も素材も価格もよく似ています。違いはベースの上面がQRA-3は一体構造になっているのに対し、DQ-10Nはステンレス用のプレートがはめ込まれています。
amazonで、バイク車載時に共振しノイズが録音される、というレビューを読んだので、QRA-3の方が心配がなさそうです。

これでWi-FiをOFFにしたままで付け外しがラクできそうです。

<2017年11月20日追記>
ハンドル上にカメラを取り付けている場合はクイックシュー付きで問題がなかったのですが、ハンドル下に逆さにカメラをぶら下げると問題が出てきました。
その問題はクイックシューの重量のせいで、走行中に徐々にカメラの向きが下がってしまいます。

結局、長時間録画をする時には外部バッテリーを接続するため、バッテリーの消耗を気にせず常時Wi-FiをON。
クイックシューなしで毎回取り付けのたびに、画角をチェックしています。

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フロントディレーラー仮組み

50T用フロントディレーラー台座を貰って来てから日にちが開いてしまったが、BANANA号にFD台座を取り付け、フロントディレーラーFD-CX70を仮組みしてみました。

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FD台座の一番下にディレーラーをぶら下げてみたら、上限値の3mmか、若干それ以上に開いているように見える位置になりました。なんとかギリギリの範囲じゃないかなぁ。
これ以上何ともならないし、とりあえず自分を納得させてこの先に作業を進めることにしましょう。

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50T用フロントディレーラー台座

前々回のエントリー「フロントディレーラークランプ TK-180」のつづき。

自転車屋さんへGIANTの50T用フロントディレーラー直付台座の取り寄せ依頼をする前に、GIANTのサポートに電話で問い合わせをしました。
2004年のフレームTCR HYBRIDにアウターギア46Tで換装したいことをあらかじめ伝え、2点の疑問をたずねました。

1つは、50T用FD台座の部品番号。
もう1つは、GIANTの2014年ラインナップの中にTCX SLR2というシクロクロスがあり、アウターギアが46Tなので、これのFD台座が流用できないか。

最初のサポートのお姉さんの回答は、部品番号は教えられない、TCX SLR2のFD台座が流用可能かどうかわからないので折り返し電話するとのこと。

しばらくしたら、たぶん技術の人と思われる男性から電話がありました。
この方は、50T用で46Tに対応するかはわからないが、部品番号はあっさり教えてくれました。
部品番号が一般に知れ渡っても何も問題ないと思うし、第一、自転車屋さんへの発注も間違いなく、しかもスムーズだと思いますが。ねぇGIANTさん?
そして、TCX SLR2はそもそも台座取り付け位置が下がっていて、台座の流用はできないそうです。

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自転車屋さんに先週水曜日に注文し、翌週金曜の夜に入荷連絡の電話をいただきました。そして、さっき貰って来たところ。
前回は1週間で取り寄せできましたが、今回は10日もかかりました。

ラベルには「50T」の表記があります。バーコードのあるラベルには「50/53T」と表記されています。53Tのアウターギアまで対応できるなら、最初からこれが標準品でよいと思うのですが。

値段は前回から消費税が上がった分だけアップし540円でした。市販パーツより安くて助かります。

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左(Fの刻印がある)が52/53T用で、右(Gの刻印)が50T用。
フレーム取り付けネジ穴の位置から、50T用の方が下がっているのがおわかりでしょうか。重ねて見た感じでは3mmくらいは下がっていそうです。

実は52/53T用のFD台座にはトリプルギアのクランクを付けていて、これの大ギアは50Tでした。その時のディレーラーの取り付け位置は一番下ではなかったのです。
50T用FD台座でディレーラーを一番下に取り付ければ、46Tの大ギアに対応できそうな、そんな期待をしているのです。

GIANTサポートに問い合わせ前にネットで調べていて、DEFY2用の部品番号はわかっていました。形状や刻印が同じなので共用部品かと思っていたら、伝えられた部品番号は違っていました。
確かにラベルには「TCR」の表記があります。微妙に寸法が違うのでしょうか?

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