昨日は愛知県と岐阜県の境にある三国山(701m)に自転車で登ってきました。
この三国山は、養老にある二之瀬峠と並び、名古屋圏の自転車乗りの聖地と呼ばれるような場所らしいので、ぜひ登っておかなければと、行ってきました。
基本的に坂を登るのは大嫌いなのですが、坂を登れなければ何処へも行けないと気づき、渋々ヘロヘロと出掛けているのです。
尾張瀬戸を抜けて国道248号を走るルートもありますが、幹線ルートのため交通量も多く、ダンプとかが横をかすめるので、自転車で走っていてもあまり楽しくありません。
このコースは瀬戸街道を三郷で左折、森林公園をかすめ、中水野へ出ます。
中水野から品川カントリークラブまでは、出会う車もそれほど多くなく、景色も山あり渓谷ありといった感じで、ゆったりした気分で走れます。
上の写真は曽野口あたり。
品野町の交番前交差点で国道248号をクロスし、しばらく走るとコンビニ「ファミリーマート」があります。
この先にはコンビニとかがしばらく存在しない。水分補給とか栄養補給が必要な方は立ち寄るのが吉。僕もここでトイレ休憩しました。
国道363号を進むと、だんだんと登り坂がきつくなってきます。東海環状自動車道が交差する辺りには勾配9%の標識が出ています。
でも、まだまだ序の口です。今年の8月にも一度走っているのですが、なんとなくきつく感じます。
沿道には熊の出没情報の掲示が出ています。「クマに会いませんように」と心で祈りながら先へ進みます。
県境を過ぎると右手に「中馬街道」の看板が立っています。8月の時には全然気づかなかったんだよね、登るのに必死で。
さらにしばらく進み、「三国山キャンプ場」の看板が立っている三叉路を右折します。
道はだんだん狭くなり、赤く色付き始めた樹木が鬱そうとしてきます。
傾斜も厳しくなり、自転車のギヤはすでにアウターロー。心が折れそうになるのを踏みとどまり、きついところはジグザグに走り、何とか頂上に着きました。
登っての感想は、意外にあっけない感じでした。
この日は曇っていて、展望台に登りましたが、あまり遠くまで見えませんでした。一応、名物(?)なアンテナ群をパチリ。
帰りは反対側の山道を下りました。よその方のブログで、こちらの道は傾斜が半端ないと書いてあったので、覚悟して行ったのですが、たしかにブレーキ利かない。
こちら側から登ったら、途中で確実に死んでるかも。下りもマジで死ねそうなので、とにかくおそるおそる下りました。カーブもヘアピン多い。
県道352号に出ると、右折すれば藤岡方面へ出ることができます。しかし、戸越峠を越える気力がなかったので、左折し柿野温泉方面へ。
柿野温泉でお昼頃になり、うどん屋さんでカレーうどんを食べて帰ることにしました。
お店では女将さんと客が「クマがイノシシのオリに捕まった」という話をしてました。
クマに会うこともなく、無事に家に帰えることができました。めでたし。
迷走距離:67.12km Av:18.02km/h
11月3日は「Perfume LIVE @東京ドーム「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」へ2番目の娘と二人で行ってきました。
観客5万人なので、人多過ぎでしたけど、LIVE良かった。いつものPerfumeクオリティでした。
今回のステージ構成は十字型。二塁ベースあたりに円形のセンターステージがあり、そこから十字型に花道が伸び、外野センターにスピーカーと1〜11の数字のオブジェが置かれたステージ。そして、一塁、三塁、ホームベース方向の花道の先には円形のサブステージがある構成。
「遠い座席の観客を不利にさせない」という配慮から、会場が大きくなるにつれ、LIVEを重ねるにつれ、サブステージの数が増え、花道が長くなっています。3時間のステージでの移動距離も、かなりのものと思われます。
僕は三塁側1階席だったのですが、センターステージから向こう側(一塁側)は遙か彼方。実際に向こう側のステージで踊っているメンバーは、あまりよく見えませんでした。ドームは広い。
オープニングはサブステージの奈落からウェディングドレスのような真っ白な衣装で現れます。目の前の三塁側からあ〜ちゃん、ホームベース側からかしゆか、一塁側はのっちだったと思います。可愛かった。
最初は「シークレット・シークレット」。衣装の早変わりです。衣装が蛍光で光っています。
「不自然なガール」「GAME」「ワンルーム・ディスコ」と続き、いつもの「三人揃ってパフュームです!」とご挨拶。最後のフレーズ「パフュームです!」は会場揃っての声出しで、楽しいぞ。
会場を「にんじんチーム」「たまねぎチーム」「じゃがいもチーム」に分けられ、軽く声出し。チーム分けはこの時だけで、のちのち活かされてなかった。ちなみに僕は「にんじんチーム」でした。
一塁側、三塁側の花道を三人で移動しながら、お客いじり。コスプレをしてきたお客さんに「パフュームです!」と振りをさせていました。「直角二等辺三角形ツアー」の時からいじられているお客さんが場内スクリーンに映し出されるようになりました。
「ナチュラルに恋して」「love the world」「I still love U」「575」を演って、センターステージの奈落に消えます。
公演前の僕の予想では「575」はないと思っていたので、うれしい誤算。ダンスはなかったけれど、一生懸命ラップしてました。
衣装チェンジして、まさかの「Perfumeの掟」。「Perfumeの掟」は武道館公演の時に披露した演目なのですが、内容は今回のものと違っていました。
目の前のサブステージの奈落からオープニングの時の衣装を纏ったマネキンが現れ、それに気を取られていたら、スコアボード前ステージでダンスしていました。三人のうちの誰かがスコアボード前ステージでパフォーマンスしてたと思ったら、他のサブステージに現れたりと、花道の内部では、結構忙しいことになっていたのではと思われます。
続いて「VOICE」「コンピューターシティ」「エレクトロ・ワールド」。
衣装は緑色基調の可愛いドレス。あ〜ちゃんをティンカー・ベルと言い、お気に入りの様子。
「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」「Dream Fighter」の後に「P.T.A.」のコーナー。
「P.T.A.」のコーナーはお客さんに声を出させたり、パフォーマンスの振り練習をしたりと、場内一体となったお遊びのコーナーです。
あ〜ちゃん「男」
お客さん 「うぉー」(腕を突き上げながら)
あ〜ちゃん「女」
お客さん 「うぉー」
・・・・てな感じなのですが、東京ドームの音響は悪いと聞いていましたが、反響で何を言っているか聞き取りにくいのが残念。「うぉー」と言いそびれちゃいました。
このコーナーでペプシコーラのCMで使われた「ラブフール」を披露してくれました。
次の「ジェニーはご機嫌ななめ」ではリフトが登場。円形サブステージの3ヶ所にメンバーは別れ、転落防止ベルトを着けて高いところからパフォーマンス。
リフトが下がって、今度は箱形の移動車(ゴンドラ?)に乗ってアリーナの周りを回ります。
「Perfume」を歌いながらサインボールを観客席に投げ入れるのですが、マイクを持って振りをしたりで、やること多くて大変そう。遠くの観客まで届かせるために、テニスラケットも用意されているのですが、あまり遠くへは飛んでいない様子でした。
ボールは僕の方へは飛んできませんでしました。残念。
LIVEで一番盛り上がる「チョコレイト・ディスコ」「Puppy love」のあと「wonder2」を歌って、一旦ステージからはけます。
場内はすぐに「アンコール」のコール。
アンコールを待っている間にウェーブが一度ありました。初経験だったので、ウェーブに乗り遅れてしまいました。
アンコールは、まず3人のご挨拶。あ〜ちゃんの涙に、ついもらい泣きしちゃいました。オッサン、ちょっと恥ずかしいです。
そして、新曲「ねぇ」のLIVE初披露。間奏の高速ステップかっこいい。
最後の曲は「ポリリズム」。自分たちにチャンスをくれた曲と紹介し、間奏の時にあ〜ちゃん泣いていました。
いつものLIVEに比べ、声出しや客いじり、MCが少なく感じましたが、それでも3時間、あっという間でした。いいLIVEでした。楽しかった。いつもまた参戦するぞと決意を新たにさせられます。
LIVEで、ただ突っ立って見ている人のことを「お地蔵」と表現しますが、PerfumeのLIVEはいっしょに声を出したり、腕を突き上げたり、振りをしたり、ピョンピョンしたりしないとつまらない。
オジサンは自転車で落車して腕が痛いので、あまり高く上げられないのですが、頑張って突き上げました。
若い子も小さな子どももオッサンもオバさんも関係なく(恥ずかしくなく)楽しめるLIVEです。
しかし、5万人の観客は壮観。すごいですねぇ。観客の退出も会場の指示に従ってブロックごとに行われました。
それから、東京ドームのゲートは危険です。風が半端ない。都合で二度ゲートから出ることになったのですが、一度目は被っていた帽子を持って行かれそうになり、二度目は体ごと吹き飛ばされそうになりました。
帰りの東京駅では販売されていたグッズの黄色いバッグを提げている人をたくさん見ました。名古屋へ帰る同じバスにも3人ほどいらっしゃった。
カメラ持っていったけど、何も撮らなかった。唯一、行きのバスから撮った富士山をば。
2010年11月2日 Perfume
Perfumeのこと
明日は「Perfume LIVE @東京ドーム「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」の開催日です。
朝早く高速バスで東京へ向かい、娘と一緒に参戦してきます。そして、その日の夜行バスでとんぼ返りの強行軍です。
実は僕はPerfumeのオフィシャル・ファンクラブ「PTA」の会員なのです。いい年して。多分、貢献度はあまり高くないと思います。グッズとか買わないし。でも、ここ最近の単独LIVEにはがんばって参戦しています。
このようなファンクラブに属するのは、今までの人生で初めて。ましてや、女の子グループのファンを公言するのも初めてです。でも、彼女たちには応援させたくなるSomethingがあるのです。
僕にはうまく彼女たちの魅力は伝えられないので、YouTubeにあるムービーを見ていただきたい。
Perfumeファンならほとんどの人が知っていると断言できる、「道夏大陸」というタイトルの超有名なムービーです。できればムービーに寄せられたコメントも読んでいただきたい。
・道夏大陸 Perfume 編 1/2
・道夏大陸 Perfume 編 2/2
「道夏大陸」は2008年のムービーです。2010年1月には「道夏大陸」を元ネタとした「道捺大陸」が別の作者により情報を追加して制作されています。
・道捺大陸_Perfume篇_1/3
・道捺大陸_Perfume篇_2/3
・道捺大陸_Perfume篇_3/3
上のムービーを見て、Perfumeを応援してくれるファンが、ますます増えてくれると僕もうれしい。
昨夜の天気予報では午前中は晴れそうだったので、愛知県と岐阜県の県境にある三国山に自転車で登る気でいました。ところが今朝から空は曇天。天気予報は曇りのち雨に変わっていました。
まあ、少しでも自転車に乗れればいいかなと、瀬戸まで行くつもりで出かけましたが、自宅から4km地点でポツリ。
ちょうど掛かってきた家からの電話に、停車して対応していたら、だんだん雨が強くなってきました。ずぶ濡れになるのも嫌なので、あえなく退却。往復8kmくらいしか走れませんでした。
11月の中旬頃に紅葉と四季桜を観に、三河の小原地区や香嵐渓へ行ってみようと思っています。
最近のニュースや小原町の観光協会のホームページで、クマを見たとか、捕まえたという情報があります。
山の中を走っていてクマにあったら嫌だなぁ。
登ってる途中でクマにあったら、Uターンして下って逃げれば良いけど、下ってる途中でクマにあったらどうしよう。Uターンしても登りだと追いつかれそうだな、と心配しています。
自転車用品で「VIVA きづきベル」という商品が販売されています。
・東京サンエス(株)・VIVA きづきベル
・サイクルベース名無し・VIVA 気づきベル
この商品は「“歩道を歩いている方”に「自転車が近づきますよ」という事を風鈴のような音色で気づいてもらう」ことをコンセプトにしたもののようなのですが、クマにも良いのではないかと。
それで、私もカミさんが山歩きの時に使っているカウベルをサドルの下に付けてみました。今日は少ししか走れませんでしたが、テスト走行はできました。
「きづきベル」のレビューでは平地の巡行中にはあまり鳴らない、というようなことが書かれていましたが、私がぶら下げたものは、結構コロコロと鳴り続けていました。
不快な音色ではないので良いと思うのですが、住宅街をコロコロ鳴らしながら走っても、歩行者の皆さんはあまり気に止めてくれなかった。何でだろう?
まあ、クマが気に止めてくれれば最大の目的は達成します。しかし、本当に役立つかはクマに会ってみないとわからない。いや、クマに出会ったら役に立っていないのか?
LED懐中電灯の光を正面から見ると、とてもまぶしい。まともに見られないくらいまぶしい。はっきり言って迷惑です。そのくらいまぶしい。
自転車にライトを取り付ける場合、当然下向きに付けるのですが、それでも正面から見ると結構光が眼に飛び込んできます。これを少しでも防ぐための有効な手段は、ライトに庇を付けることです。
先人たちは色々な工夫で庇を自作しておられます。
上のWEBページを参考に、iTP SA2 Eluma用の眩惑軽減庇を簡単に、しかも安価にDIYしてみました。
揃えた材料は、100円ショップ「ダイソー」のものだけ。
・詰替容器<化粧ボトル・ケース入り>・・・ケースに40mlの化粧ボトルが3個入ったもの。
・台所用アルミテープ/サイズ:約7cm×2m
作業用の工具は、
・小型刃のカッターナイフ。デザインナイフがあればなおよし。
・ハサミ・・・アルミテープの切断に使用します。
1,ボトルの首部分を切断し、ライトにはまるサイズに穴を加工する。
ライトの先端部の直径は約26mm。ボトルの直径は約27.5mm。
iTP SA2 Elumaは先端部から4.5mmくらい入ったところに溝が切られています。この溝を庇の固定に利用します。
ボトルの穴をライト先端部の直径より微妙に小さくして加工します。
その穴に無理矢理ライトを挿入。そうするとボトルがたわんで、パチンという感じで穴の角がライトの溝にはまります。バンドなど他のものの必要がなく、スマートに庇を固定できます。
穴は現物合わせをしながら、徐々に拡げていくのがコツです。ボトルは3個あるので、失敗しても3回までチャレンジできます。
2,ボトルの側面を庇の形状に切断する。
ボトルの材質はポリプロピレンなので、簡単にカッターナイフの刃先が入ります。
ボトルの底の部分を1/3ほど残し、ライト挿入口側に向かって斜めに切り込んでいきます。まあ、形は好みでお好きなように。
ライト挿入口側は10mmほど残しておきます。あまり少ないと、ライトが外れやすいと思います。
ボトルの底部分を1/3ほど残しておくことで、庇の形が崩れにくい、庇の長さの割りに前方からライトの発光部がより隠せる、先端部が光り横からの視認性が上がる、といったメリットがあります。
3.ボトルの外側と内側にアルミテープを貼る。
ボトルの先端部を少し残すようにアルミテープを貼ると、先端が光り、横からも視認できるようになります。
どこをどう貼るかは好みで。でも貼っておかないとボトル全体が光ってしまい、走行中自分自身がまぶしい。身近なところが明るいと、照らされた路面が暗く感じます。
作業時間は小1時間ほど。材料費も税込み210円なのでコストパフォーマンスは良い。
あとは耐久性ですが、材質が柔らかいので、何度もライトの脱着を繰り返していると取り付け部の穴がグダグダになりそう。それに、サドルバッグに入れているときなど保管時に変形しそうです。
私の場合は、庇をライトのテールスイッチ側に被せ、その状態でライトに付属していたケースに入れ、さらにコンビニ袋に入れてからサドルバッグに放り込んで持ち運んでいます。
最後に、このページを参考に自作されても結果を保証するものではありません。あくまでも自己責任で・・・とお約束のお断りで、お好きにどうぞ。