2010年11月23日 愛知
小原町の四季桜と香嵐渓の紅葉に行ってきました(後編)
11月20日(土)に行った小原町の四季桜と香嵐渓の紅葉サイクリングの続きです。(前編はこちら)
汗ばむほどの陽気につられ、「川見四季桜の里」へも足を伸ばしました。
赤や黄色に色づいた葉、まだ色づいていない緑の葉、四季桜の白、そして青い空、白い雲の見事な色彩のコラボレーション。
ちょうどお昼頃で、陽当たりもよく風もなく、ほんとうに行楽日和、自転車日和。最高!
自転車を止めた所へ戻ってくると、先に駐輪していたロードバイクの持ち主が戻っていました。
彼は西尾の方で、豊田市の水源公園に車をデポし、ここまでやってきたそうです。
これからの行程やコースの情報交換などし、しばし歓談。同じ自転車乗りというだけで初対面の方と普通に会話できます。不思議だね。
路上ですれ違うときに会釈したり声を掛けたり、反応しない人もいますけど、それでも楽しい。
さて、今度はここから香嵐渓に行くので、ここの出店で食事していくことにしました。
うどんが1杯500円。普通のうどんでした。ただし、お店がここにしかないせいか、うどんが出てくるまで思いの外時間が掛かってしまいました。時計を見たら12時46分。
国道419号を少し戻り、途中から県道354号へ左折し矢作川へ出る予定。道の入り口には落石警告の電光掲示板が出ていました。だいじょうぶかな?
最初は登りですが、すぐ下り坂。気持ちよく下っていったら、右折するところを通り越してしまいました。しばらく行って不安になり戻ることにしました。
ちょうど坂を下りきったあたりが右折ポイントでした。反対側から来ると「本城小学校」の案内標識がありました。
この道は山間の田舎道といった風情です。車も来ない。アップダウンも少ない。周りは木々で覆われているので、ひんやり涼しい。夏場ならたぶん最高(今日も最高)。冬場だと寒いかも。凍結とかもあるのかな?
突き当たったら笹戸温泉方面の標識に従って左折。途中1ヶ所で工事してました。落石の処理かな?わからない。
坂をだーっと下っていくと県道11号に無事に出ることができました。
10月に矢作川左岸で一部通行止めだったのですが、念のため渡ってみると、まだ復旧していないようで、まだ通行止めの看板が出ていました。
県道11号を下川口まで走り、ここで左岸に渡ります。矢作川左岸の県道355号もサイクリングに最高の道です。少なくとも僕は好きです。
ここで気分良く走っていたら、また曲がるところを通り越しちゃいました。標識が出ていたので、すぐに地図を確認。少し戻るだけで済みました。
県道344号を超えるまでの県道358号も走りやすい道だね。気に入った。一点を除いて。
その一点というのは、途中民家のある辺りを走っていると、どこから現れたのか、白い日本犬(紀州犬?)が2匹、ワンワンと吠えながら(たぶん)こちらへ向かっくる。
1匹は前輪右側辺りでワンワンと。もう1匹は右足辺りを責めてきて接触した感触が。
「やっ!かじられたか?」
もう一生懸命ペダルをこぎました。犬どもはテリトリーから追い出して目的が果たせたのか、しばらくして追跡をやめました。足はかじられていませんでしたが、びっくりしました。はっきり言って恐怖です。
「犬を放し飼いになんかすんなよ!バカヤロー!」な気分です。カウベルも犬には効果なし!クマにはだいじょうぶかな?
気を取り直して先を急ぎます。秋は昼を過ぎると暮れていくのが早く感じられます。開けた場所に出ると、ここも秋景色だね。なんとなく切ない気分になってきます。
県道344号をまたぐと2kmちょっと登り坂になります。それなりにしんどい。道は広くなりますが、ダンプも走ってくる。小原からここまで犬2匹しか見なかったので、急に文明に接したような気分。頂上を過ぎれば追分まで一気に下りです。
さすがに香嵐渓!車の量が半端ない。とにかく車が繋がっている。追分から香嵐渓までの国道153号は道幅が狭いので、自転車にも歩行者にも辛い道です。
巴川左岸に渡る橋のところまで車と一緒に国道153号を走るしかない。しかし、路肩は側溝の蓋の連続状態で、ロードバイクのようなタイヤの細い自転車には適しません。あやうく併走するバスに接触しそうになりました。
この場合は車と車の間に入って自己主張すべきです。断固として道路を占有すべきです。その方が路肩を肩身狭くして走るより、かえって安全です。今度からそうします。
巴川左岸に渡り、足助警察署の前を通りますが、こちらの道も大型バスが入り込んでいて、まともに走らせてくれないね。それでも国道153号より数倍ましだけど。
香嵐渓の入り口まで来ると、大型バスと人の多いこと。バスの駐車場を通り抜け、奥の仮設トイレの裏あたりに自転車がいっぱいつながれていました。僕と同じような自転車乗りのスタンドのない自転車たちだね。
僕も隙間を見つけて自転車をくくりつけ、人波にのまれてみました。
待月橋までの道の脇には出店が並び、まるでお祭りのよう。人波の流れも牛歩のごとし。
しかし、人多すぎ。これではどれだけ時間が掛かるかわりません。もう3時前、帰りの時間も気になってきたので、待月橋が望める辺りで写真に納め、撤退することにしました。
「川見四季桜の里」で会った方に自転車乗り御用達のお菓子屋さんを教えていただいたのですが、これもこの次の機会としました。
帰りも来たルートを逆にたどり、今度は追分までは車の間に挟まれながら走行しました。
国道153号と併走する脇道(生活道路)が一部あるのですが、最初は国道の左側にあり、途中で右側に移ります。最初はこの脇道を走っていたのですが、右側に移るのが面倒なので、力石ICまで国道153号を走ってきました。
さあ、いよいよ猿投グリーンロードを全線走ります。さんざんアップダウンしてきた後なので、ちょっとへばってきています。自転車は往った分戻らなければならない、下った分登らなければならない。最後の難所が辛そうだなぁと思いながら走ります。
途中西広瀬PAでトイレ休憩。足のストレッチをしてコンディションを整えます。
加納ICを過ぎ、難所に突入。帰りの登りの方が距離があるんだよな、とか思いながら、ギヤはいつしかもう後がない。
ヘロヘロ登っていると、後ろからロード乗りの若いのが「お疲れ様です」と追い抜いていきます。ダンシングで軽やかに登っていったと思ったら、たちまち視界の彼方へ消えていきました。
しばらくするとまたもう一人若いのが、今度は無言で追い抜いた。彼はしばらく視界の中にいましたが、じきに消え去りました。おじさんヘロヘロですから、声掛けてくれないと、フラフラ寄ってちゃうよ。
何度か「足着いちゃえよ」と言う悪魔の囁きに耐えながら、ついに最後まで走り抜きました。
長久手に着く頃には薄暗くなってきました。最後に寄ったコンビニで水分補給。そしてライトを装着し、家に着いたのは5時半頃でした。
迷走距離:105.91km Av:18.47km/h
2010年11月22日 愛知
小原町の四季桜と香嵐渓の紅葉に行ってきました(前編)
行ってきました。11月20日(土)に小原町の四季桜と香嵐渓の紅葉を観に。
朝からお日様サンサン風もないし、絶好の自転車日和。こんな日に走らないでいつ走るんだ、というぐらいの良い天気。
本当は朝8時くらいに出発したかったのだけど、スロースターターな悪い癖。ドリンクの準備をしたり、タイヤにエアーを入れたりしてたら、午前9時少し前になってしまいました。
まずは一路、愛・地球博記念公園(通称モリコロパーク)を目指します。公園に近づくにつれ登り坂になってきます。歩道では自転車に乗った地元の高校生が、立ちこぎで登っています。それを車道から追い越していく。
ロードバイクは坂道で楽できていいね。クロスバイクを始めた頃は、多分これくらいの坂でも息を切らしていました。
県道6号に入り、リニモの公園西駅あたりからはさらに勾配がきつくなります。ダンシングは苦手で、かえってリズムを乱すので、どんな時もシッティング。とにかくクルクル回す。
愛・地球博記念公園駅で左側歩道が工事中のため通れなくなっていました。反対側の歩道に誘導され、陶磁資料館南駅で元の歩道へ戻ることができました。
以前、猿投グリーンロードの八草ICからの入り方がわからなかったのですが、今回は入り口がわかりました。
歩道から車道へ出る手前、右の壁面に入り口のトンネルがありました。これを抜ければ本線の歩道に繋がっているんだね。ひとつお利口になりました。
八草ICでは年配のクロス乗りの方が走っておられました。道の脇によって抜かせてくれましたが、この方も小原に行くんだろうか?と思いながらパス。
加納ICで猿投グリーンロードを降りますが、その間には猿投グリーンロード最大の難所、2つの坂を越えなければなりません。でも、まだ走り始めで体力もあるし、余裕で越すことができます。
峠道でも景色は秋の風情だね。天気が良いと、やっぱり気持ちいい。
加納ICを降りた交差点で小原方面へ向かうロード乗りの集団が信号待ちしていました。県道349号に入る交差点で追いつかれましたが、先に行って振り返るとついてきていない。「あれ?」と思いながら坂を登っていくと、目の前の左側の道から現れ、先へ行ってしまいました。
後から地図を調べたら、猿投神社の前を通る裏道があるようです。そっちの道の方が坂が楽なのかなぁ?
しばらく走ると国道419号と交わる深見交差点へ。ここで左折。ここでも、また2人のロード乗りと遭遇。彼らは交差点を直進していきました。
国道419号は車の量がそこそこ多いね。バスとかも多いので、四季桜目当てだろうか?夏に走ったときは、もう少し少なかったような。
藤岡飯野までの左側には結構広めの歩道がありました。車道を走るのが苦手な人には良いかもしれない。藤岡飯野から先は今度は右側になってしまうんだけど。
藤岡飯野からしばらく行くと、路肩に「小原ふれあい公園まで8km」の看板が。その先1kmごとに看板が立っていてカウントダウンしてくれる。こういう看板があると、ちょっとがんばる気がわいてきます。
「小原ふれあい公園まで1km」の看板あたりから車が渋滞してきました。左側に広い歩道があるので、そちらに待避。ノロノロの車を尻目にスイスイと。行楽地はやっぱり自転車だよね。
渋滞の列はやっぱり小原ふれあい公園の駐車場に入る列でした。実は翌日の日曜日に、今度はカミさんを連れて車で行ったのですが、その時は3時前の時刻で5kmあたりから渋滞していました。
小原ふれあい公園には午前11時頃到着。いいペースです。駐輪場らしきものが見あたらなかったので、役所南側の屋外トイレ前のスロープの手すりに自転車をくくりつけました。
上は小原ふれあい公園で撮ってきた写真。桜と紅葉のコラボレーションきれいだね。観光客の皆さん誰もが写真を撮っています。中年のカップルに写真撮影を頼まれちゃった。
四季桜を初めて見ましたが、花は小さくて可愛いね。小原ふれあい公園の四季桜は、観光パンフレットによると300本あるそうです。
役所の奥の広場で土産とか売っていました。同じテントでぜんざいを100円販売していたので食べた。野沢菜漬けも付くし、安くておいしかった。自転車乗りのエネルギー補給にはピッタリです。
小原四季桜まつりの会場は「小原ふれあい公園」だけじゃなく、観光パンフレットでは複数ヵ所あるようです。
パンフでは「川見四季桜の里」には桜が1200本あるらしい。「小原ふれあい公園」から4km先に(登りだけど)行くだけだし、せっかくなので足を伸ばすことにしました。
「川見四季桜の里」は「瑠璃光山薬師寺」というお寺のあるお山でした。
自転車をどこへ止めようかと辺りを見回すと、参道の階段横の看板にすでに先客が止めてあります。僕も便乗して看板にくくりつけ、まずはお寺の本堂へ参拝してきました。
お寺の階段は3セットあり、第1セットは本四国八十八ヶ所にちなんで88段。第2セットは女子三十三才の厄除け階段で33段。最後の第3セットは賢明な読者はすでにお気づきの通り、男子四十二才の厄除け階段で42段。合わせて163段の階段でした。
自転車で使う筋肉と歩く筋肉は違うようで、いくら100km超える距離を走れるようになっても、階段を上るのはすぐしんどくなります。お尻の付け根側、太ももの外側が辛い。
階段の上から見下ろした景色。
山門から境内を見た景色。紅葉がきれいです。本堂は左手の方にあります。
(後編へつづく)
ここまでの距離:約40km
11月13日は午前中に家の用事があって出られず、昼過ぎから出撃。犬山寂光院へ自転車で行ってきました。
コースは下ですが、実際はトラブルもあり、少し寄り道してしまいました。
気象協会の天気予報では「晴れ」なのですが、実際はお日様なんて見えない。空全体が雲に覆われて、完全に「曇り」です。それでも天気予報を信じて出掛けることに。
いつも入鹿池に行くときは、桃花台を抜けていきます。でも、あんまり走っていても楽しいコースでもないので、ちょっと変更。
大草で曲がるところを直進し、名古屋造形大学の横を通って行く。愛知文教大学の前は少し登り坂になりますが、まだこの先に坂が待ち受けているので、がんばらない。
野口を過ぎるとちょっときつい登り坂になります。以前はこの坂でもヘロヘロで、途中で休憩を入れたものですが、今日は休みなし、しかもギヤも使い切ってないぞ。
対向のローディーたちが挨拶をしてくれたので、こちらも会釈します。
池野で右折、少し登れば入鹿池に到着。池はワカサギ釣りのシーズンに入り、ボートでいっぱい。駐車場も車でいっぱいだね。まだ紅葉には早いようです。
トイレを探したのですが、公共トイレはないようです。本当に用を足したければ、お店に入るしかないのかな。
入鹿池をあとにして郷中新橋南で左折、しばらくして入鹿大橋。前から背の高いMTB乗りが来たと思ったら、外人さんでした。
「こんちわ」と言ったら、「こんちわ」と返してくれました。
こんなところを走っているなら、日本語が通じると、なんとなく咄嗟にそういう気がしたのです。
今井の交差点まで登りが続き、交差点を左折すると、少しいやっほーな短い下り坂。田舎な雰囲気になったところで右折。どんどん進むと尾張パークウェイの高架が見えてきました。
高架の手前で左折し、しばらく進むと尾張パークウェイの標識が見える。そこを左折すると、そのまま尾張パークウェイ本線に合流する。
尾張パークウェイは2008年6月に無料開放された元有料道路。作りも中央分離帯はないが、自動車専用道な感じです。
そんなふうなので、走ってる車も高速ノリな感じです。途中の清水ICのランプウェイから猛スピードで流入する車がありました。あぶないな。車側からすれば、「なんで自転車が走ってんの」と思っているかも。
インターチェンジのランプウェイは草ぼうぼう。本線も草が脇から飛び出しているところがありました。管理されていないと、こんなもんかね。
でも路面自体は走りやすかった。アップダウンはありますが、そんなにきついところもないし。地図上では長く感じた距離も、たちまち終点でした。
終点のT字路を左折し寂光院へ。この道は「もみじロード」と言うらしい。
犬山寂光院は「継鹿尾山 八葉連台寺 寂光院(つがおさん はちょうれんだいじ じゃっこういん)」が正式名称で、1350年前に建てられたそうです。
「尾張のもみじでら」とも呼ばれ、有名な紅葉スポットのようです。行ったときも、50台ほどの駐車場はいっぱいで、入り口で車が列を作っていました。
自転車を駐輪するところは道からの入り口にありましたが、スタンドのない自転車には無理です。僕は駐車場の奥にあるフェンスのところに結わえさせてもらいました。
肝心の紅葉ですが、見頃は11月中旬から12月上旬とのことで、現在は見頃始め・六分とのこと。まだちょっと早かったね。
木によっては真っ赤だったりしましたが、天気がよかったら、もっとキレイだろうと、ちょっと残念。
長い階段を上り本堂へ参拝してきました。階段がいくつもあるのですが、坂ごとに名前が付けられているのです。「恵比寿坂」とか「毘沙門坂」とか、七福神だね。
犬山と言えば桃太郎神社と犬山城ですが、寂光院から少し足を伸ばした程度の距離だから、一応行ってきました。
寂光院で時間を費やしすぎてしまったので、もう帰りは暗くなること確実なので、桃太郎神社とは少し端折りました。
天気が良くないので日が暮れるのが早い。冒頭に書いたトラブルですが、県道27号を南下している途中であることに気づきました。
「ライトホルダー持ってきてない!」
スタート時刻が遅かったから、帰りが遅くなるのは織り込み済みで、iTP SA2 Elumaは持ってきています。だけど、それを自転車に取り付けるものを忘れてしまいました。
この感じでは、小牧あたりで真っ暗になりそう。そうだ、小牧には有名な自転車屋が2軒あるから、きっとホルダーはあるはず。
寄り道して最初に行った「じてんしゃひろば 遊」はお店が閉まってる!なんと13・14日は臨時休業。次に行った「カミハギサイクル」は、お目当ての商品は欠品。
ライトはあるので、とにかく手持ちのもので何とかすることにしました。
最初はハンドルにライトをコンビニ袋で縛り付け、落ちたり左右に振れないように、ライトのストラップをステムに巻き付けた。
これは光軸が上に向きすぎて足元が暗く、街灯がないと真っ暗。明るいところじゃないと走れない。
次に、僕の自転車はシマノのSTIなので、シフトケーブルがハンドルの前で交差しています。そのケーブルにライトをコンビニ袋で縛り付けることにしました。今度はライトのストラップはサイコンのブラケットに巻き付けました。
今度は地面をちゃんと照らしてくれましたが、走っているうちにどんどん頭が垂れてきて、すぐ手前の足元しか照らさなくなってしまいます。
そこで、またひらめいた。iTP SA2 Elumaにはクリップが付いています、これでケーブルを挟んだらどう?
これで安定して路面を照らせるようになりました。普通のペースで走行できるようになり、無事帰宅できました。
迷走距離:70.92km Av:19.15km/h
2010年11月11日 ナンノ
ナンノ・アニバーサリー25th
南野陽子(ナンノ)さんの歌手デビュー曲「恥ずかしすぎて」がリリースされたのが1985年6月23日。実際にはその前年に女優としてデビューしているのですが、とにかく25周年記念ということで、CD+DVD+60ページブックレットの「ナンノ・アニバーサリー25th」がリリースされました。
この「ナンノ・アニバーサリー25th」はネット限定のみの予約受注生産で、今日がそのお届け日だったのです。
CDは、12曲収録のうち11曲は、過去にリリースした音源からナンノさんの歌声を活かし、演奏部分を編曲し直すというもの。
そして「桜詩集」という曲のみ新録。過去にリリースした「氷のダイヤモンド」という曲が原曲で、新たに作詞、編曲、新録となったものなのです。
「楽園のDoor」や「はいからさんが通る」「吐息でネット」はオリジナルとアレンジがガラッと変わっていて、まるで新録か、当時別バージョンで録られていたものか、と思えるほど新鮮。
オリジナル当時、ほとんどの楽曲は萩田光雄さんが編曲しています。今回その萩田さん自身が全編曲を担当し、さらに当時のディレクターである吉田格さんのディレクションなところがポイント。
ナンノファンの評価では、ナンノさんと萩田さんの組み合わせはゴールデン・コンビなのです。
当時、編曲陣として大谷和夫さんも参加されていたのですが、ブックレットの中で、一昨年病気で亡くなられているのを知りました。ガンらしいです。合掌(-人-)。
DVDは日本テレビの「歌のトップテン」の歌唱シーンをまとめたものがメイン。大方の映像は動画投稿サイトで見ることができますが、DVDとしてまとめられた意義は大きい。
しかし、映像が期待ほどきれいでありませんでした。かえって、動画投稿サイトにアップされている映像の方がキレイ(?)なのでは。いっそのこと動画職人の方々に仕事を依頼すればよかったのに、と思う。ぜったい愛情たっぷりの仕事をしてくれるはず。
ブックレットは、写真集とナンノさんによる解説、歌詞、ディスコグラフィ資料集という構成。
ナンノさんの解説は60ページ中7ページしかないので、ちょっと物足りない。例えば「秋からも、そばにいて」の時の衣装代が1500万円近くかかったとか、初めて接する情報もあるのですが、もっとナンノさんの生の声を聞きたくなります。
ディスコグラフィ資料集は、シングルは特典まで網羅して完璧ですが、アルバムはジャケ写真のみでガッカリ。ビデオ作品もVHSだけでLDについては触れられていないので、もうちょっと頑張っていただけると資料的価値が増すと思います。
ところで、予約しないと手に入らないはずだったのですが、来年2月に一般発売されることになったらしい。
予約の時も締め切りが延長されて、「もしや、あまり売れ行きが良くなかったのか?」とも思われましたが、実はその逆だったのかも。
あまりの売れ行きの良さから、ネット限定はやめて一般販売しようと色気を出したのか?真相はわかりませんが、リリースを知らなかった人や締め切りに間に合わなかった人には朗報だよね。
予約で買ったファンの間では、一般発売のものは仕様変更があるのか、まるっと同じものなのか、すでに気になっております。
2010年11月10日 Perfume
Perfumeニューシングル「ねぇ」
今日11月10日はPerfumeの新曲「ねぇ」の発売日です。12枚目のシングルです。
僕もamazonで初回限定盤を予約し、今日届きました。
この曲は「ナチュラルビューティーベーシック」のCMとして、10月6日〜19日の間テレビで流れていたので、ご覧になった方も多いのでは?
東京ドームのLIVEで初披露されたが、間奏の高速ステップが巷で話題になっている。この高速ステップをピンヒールで踊っている。かっこいいぞ。
下のムービーでも歌のないところで、チラッと映っている。そのうちテレビでも生ダンスが見られるんじゃないかと、期待している。
さあ、カップリングの「FAKE IT」はどんなんでしょう?これから開封して聴くぞぉ。