Insta360 ONE X2の自転車車載方法(最終形態)

BESV JR1に取り付ける360度カメラInsta360 ONE X2の自転車車載方法が、やっとこさ固定化できそうだ。

これが最終形態。自撮り棒をシートポストのなるべく上部に取り付け高さを稼ぐ。自撮り棒後端をシートポストから遠ざけ、なるたけ直立に近い状態にし、自転車の長さギリギリにカメラ後端に収まるようになった。

しかし、このくらいカメラを上げると、カメラが障害物に引っ掛からないか心配が増える。
天浜線の原谷駅北側の線路下をくぐるガードは天井まであと10cmくらいだったし、木立の間を走れば樹木から垂れ下がる小枝がレンズに接触しそうだ。

見ることができない後頭部での出来事なので、ほぼ運任せなところもある。デメリットがあるかも知れないが、レンズ保護フィルターは必須だ。
電動リモートで上げ下げできる自撮り棒が欲しいと思った。もし商品化されるなら充電ケーブルが内蔵されているとなお良い。

これが、この視点で撮られた映像の1コマ。

ほんの少し車道寄りのほぼ中心に設置することになった。

自撮り棒取り付けマウントのゴテゴテ感をなくすため、新たにアルミ製延長アームとM5×20mmのステンレス製低頭六角穴付きボルトを入手した。

しかし、この延長アームはジョイント部が両端とも同じ向きであるため、シートポストのマウントは取り付けねじをサドル前方に位置するようにしか取り付けできない。
写真を撮り忘れてしまったが、そうすると延長アームの取り付け部がサドルの横に向き、ペダリング中に太ももに接触してしまうのだ。

写真の2段目の延長アームはジョイント部が90度向きが違うものだ。この構成であればマウントの取り付けネジはサドル横を向き、アームの取り付け部はサドル下に隠れ、太ももに接触しない。
だが、このパーツはプラスチック製のばかりで、アルミ製のものを見つけることができなかった。

また、締め付け用のネジをツマミのあるものから六角穴付きボルトに換えて、ずいぶんと見た目がスッキリした。
3mmのアーレンキーが必要になるが、自転車乗りならほぼ100%持っているはずなので問題ない。

ちなみに上の写真のマウントで取り付けた状態がこちらの写真。
延長アームを2段にすることでシートポストから自撮り棒を離すことができ、自撮り棒の傾きを抑えて直立に近づけている。

最終的に新たに入手した延長アームを使わずに、最初に用意した真ん中にボール状のリンクがある延長アームが復活した。
六角穴付きボルトに換えるだけですんで、余計な回り道をすることになってしまった。

自撮り棒が左右に振れるのを抑えるために、100均のマジックテープベルトで拘束してある。

自撮り棒にカメラを取り付けたときにカメラ正面が進行方向を向かない問題については、締め付けナットの下に座金などを入れることで対処した。

こうすることで、カメラも自撮り棒もネジいっぱいに締め付けるだけで好みの方向を向かせることができる。そして、ネジに遊びがないので勝手に回転することはないはずだ。

マウントの取り付け位置の都合で、カメラと自撮り棒を完全に締め付けた状態でのカメラの向きが変化する。
マウントを変えて最初の座金では厚すぎたので、0.5mm厚のゴム板に代えて調節した。

しかし、振動とは恐ろしいもので、最初はちゃんと前を向いていても走っているうちに徐々にネジが緩んで向きが微妙に変わってくる。回らない予定だったのだが回ってしまう。

それに、単純に伸ばすだけの自撮り棒ではだんだん下がってくる。同じ品番の自撮り棒を2本持っていたので取り換えてみたが、どちらも30分ほど走って確認すると短くなっていた。

もうひとつ、カメラを自撮り棒に付けたり外したり頻繁に行う。ネジが早々に痛んでしまはないかすごく心配。斜めにねじ込んだりしないようにすごく気を遣う。
Insta360 ONE X2の厚みから飛び出さないコンパクトなクイックシューが欲しい。

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