BESV JR1で他にやったこと、気づいたこと

前の5つのエントリーで納車されたばかりのBESV JR1に手を加えました。

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他にしたことは、付属品として添付されてきた「キャットアイ・ホイールリフレクターRR-550-WUW/W」を取り付け。

今までリフレクターの中央部でスポークにはさみ込むタイプのものばかりでしたが、これは両端でスポークにネジどめで取り付けます。
これなら簡単に外れてなくしてしまわないように思います。

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細かい部分ですが、バルブキャップをシルバーのアルミキャップに換えました。

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BESV JR1は後輪ハブ軸にモーターを搭載し、電源が供給されています。そのための電源コードがチェーンステーに結束バンドで固定されています。

サイクリングの途中で後輪がパンクした場合、ホイールを外します。そのときにこの結束バンドも外さなければならないのですが、そのための切断工具が必要になります。

ニッパーやら携帯する工具を増やしたくないので、結束バンドをリピータブルのものに換えました。

この結束バンドはダイソーで売っていた「繰り返し使える結束バンド 白 50本入り」です。
リリースタブが小さいのでちょっとやりにくいですが、ツメを押さえるとロックが外れ、バンドを抜くことができます。

バンドが長過ぎるので、邪魔な分をカットして短くしました。

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BESV JR1にはボトルケージ用のネジがシートチューブとダウンチューブの下側にあります。

シートチューブにボトルケージを取り付け、「キャメルバック・ポディウム・チルボトル」を入れたら、XSサイズのフレームだとボトルの頭がつかえることが判明しました。

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ボトルケージがプラ製の「TOPEAK モジュラーケージ EX」だったからたわんでボトルが入っていますが、これは使いにくい。

ネジ位置がもう少し下に付いていれば避けられたことです。
仕方がないので、下の方にスペースがまだあるので「ボトルケージ アジャスター」を入手して下げてやることにします。

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ヘッドチューブにエンブレムがないことに気づきました。ノッペラボーです。

さみしいので何か気の利いたステッカーを貼ってやりたいと考えています。マイバイクとわかるようなものが良いですね。

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BANANA号よりリムハイトが高くなって自作サイクルスタンドのストッパーにかんぬきが入らなくなってしまいました。

手近にあった刷毛を突っ込んで間に合わせました。細いので折れないか心配です。
それと、車重が重くなって、サイクルスタンドの入り口の段差に乗り上げる難易度が増しました。

自転車が重くなるということは、屋内保管にとって結構深刻な問題です。BESV JR1はe-bikeの中でも軽い方ですが、普通のロードバイクに比べるとかなり重いです。
今のところ高さのある玄関框にも持ち上げることができていますが、腰をやってしまわないか心配。スロープなどの治具を考えないといけないかも知れません。

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R250 防水サドルバッグ Xスモール グレー

BESV JR1に「HAZET コンビネーションレンチ(ショートタイプ)15mm」を積んで走らなければならなりません。それなりのサイズのサドルバッグが必要です。

しかし、JR1自体の重量が重いので、なるべく軽くしたい。

ということで、サドルバッグはワールドサイクルのオリジナルブランド製品「R250 防水サドルバッグ Xスモール グレー」にしました。

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「R250 防水サドルバッグ Xスモール」は、R250製品の中では大型サドルバッグのシリーズの末弟みたいな位置付けの商品です。

大きさはそれなりのサイズがありますが、バッグ自体の重量はカタログ値は130gでしたが、実測はそれより重い155g。
トピークの定番サドルバッグ「エアロウェッジバッグ(ストラップマウント)Mサイズ」と同じはずが、実際はLサイズに近い(-10g)重さでした。

素材は840デニールの熱可塑性ウレタン。防水コーティングされた生地を糸による縫製ではなく、溶着で形成して防水を実現している。

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納品されたときは、写真のような「サドルの開き」みたいな形状になっています。

バッグの入口はORTLIEBの防水バッグと同じようなロールアップで、ガバッと開き、クルクルッと巻いてバックルでロックします。

長さは、開きの状態で350m、ロールアップすると280mm、物を入れられる長さは230mm。他のサイズは横50〜100mm、高さ90mm。
容量は1リットルで、500mlペットボトルやR250のスリムロングツールケースがすっぽり入る大きさだそうです。

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荷室は1室でポケットなどはありません。天井と床に型を維持するための芯材が付いています。

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フック式のテールライトを取り付けられるループも付いています。

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サドルへの取り付け方法は一般的なストラップマウントのものと同じで、サドルレールでぶら下げ、先端をシートポストに固定します。

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サドル後方に結構飛び出るので走行中に左右に振れる心配をしましたが、杞憂でした。
ペダリングの邪魔になることもありません。

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テールライトが少し上向きになるのが気になるかな。

軽量化のために1リットルのサドルバッグになり、BANANA号で使っていたモンベルのフロントバッグは4.5リットルもあったので積載量がかなり減ってしまいました。
ボトルケージも減ってかなり厳しい。荷物を厳選、コンパクトしなきゃいけません。

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HAZET コンビネーションレンチ(ショートタイプ)15mm

スポーツ自転車でのサイクリングでは、出先でタイヤがパンクすることがよくあります。
多分、何年もサイクリングを楽しんでいるサイクリストの中で一度もパンクに遭遇していないという人はいないんじゃないかと思います。

もし山の中とか街から遠く離れた所へ行ってパンクしたら、パンク修理できるスキルを持っていないと悲惨なことになります。
誰かといつも一緒ならともかく、ソロライダーであればなおさら必須の技術です。

でも出先でパンク修理するのは面倒だし時間も掛かるので、たいてい予備チューブを携帯していて、その場ではサクッとチューブを入れ替え、パンク修理は家に帰ってからちまちまと行います。

ちゃんとしたスポーツ自転車であれば前輪や後輪は、クイックリリースやスルーアクスルといった機構で工具なしで簡単に外すことができ、効率よく作業ができるようになっています。
もしそうなっていない自転車に乗っているのなら遠くへ行くのをやめるか、自転車を買い換えた方が幸せになります。

BESV JR1はアシスト駆動モーターが後輪ハブ軸に付いています。
前輪はスルーアクスルで簡単に外すことができるのですが、後輪は特殊仕様のためナットで締め付けられ、余計な工具が必要になっているのです。

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ナットは15mmのもので、普段サイクリングで携帯しないレンチを用意することになりました。

携帯ツールなのでなるべく小さいものが良いのです。しかし、わけのわからない安物工具でナットを舐めてしまいたくないので、奮発して「HAZET コンビネーションレンチ(ショートタイプ)15mm」を手に入れました。

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コンビネーションレンチですから両端とも15mm、一方がスパナで、もう一方がメガネレンチになっています。硬さの中にも粘りを持つバナジウム鋼使用だそうです。

両端のサイズが異なるスパナやメガネレンチもありますが、用途が限定しているため、多様な状況に対応できるコンビネーションレンチにしました。

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全長が200mm以上のものが多いのですが、このレンチは全長180mm。長過ぎるとサドルバッグに収まりません。

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重量も実測90g。

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僕はあまり工具メーカーに詳しくはありませんが、HAZET(ハゼット)は1928年創業のドイツの工具メーカーで、一応KTCとか有名なメーカーのコンビネーションレンチをリサーチして、HAZETのものにしました。

そもそも15mmというサイズは自転車業界ぐらいしか使わないようなサイズらしく、15mmのレンチを取り揃えていないメーカーすらありました。逆にあまり選択肢がないとも言えますが。

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三ヶ島 Urban Platform ペダル

BESV JR1には「VP Components VP-335」というオマケのようなペダルが付いてきます。

当面の使用には間に合うので別に構わないのですが、そのまま使うなら片面踏みペダルなため踏面をわかりやすくするため、トゥクリップなどを付けた方が使いやすいでしょう。

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で、僕は「三ヶ島 Urban Platform ペダル」に換装することにしました。

回転の良いペダルはロングライドでの疲れを軽減すると言いますし、なにより車体価格にふさわしいペダルの方が所有欲を満たしてくれます。

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BANANA号には輪行を考えていたので、同じ「Urban Platform ペダル」ですが、簡単にペダルを着脱できる「三ヶ島 Urban Platform-Ezy Superior ペダル」を取り付けていました。

BESV JR1は輪行するには重量があり取り回しが悪そうなので、輪行を考慮する必要がないため、取り外さないペダルにすることにしました。

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着脱機構がないだけで、形状は「三ヶ島 Urban Platform-Ezy Superior ペダル」とまるっと同じ。片面踏みで踏面が大きく、後端に大きな蹴返しが付いているのが大きな特徴です。

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クランクへの取り付けは普通のペダルレンチか6mmのアーレンキーで行います。

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ペダル前端にはリフレクターやトゥクリップを取り付けるための穴が用意されています。

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当然この穴には御用達の「三ヶ島 ケージクリップ・ハーフ」を取り付けます。

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「Urban Platform ペダル」はブラックとシルバーがラインナップされています。

どちらにするか迷ったのですが、ケージクリップはシルバーしかないのと、ブラックは使ううちに擦れて塗装が剥げ、汚らしくなるかも。それにシルバーの方が実売価格が安い。
と、実利をとってシルバーにしました。

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「Urban Platform ペダル」はトリプルシールドベアリングで回転が滑らか。フラットペダル派のライダーにオススメです。

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REC-MOUNTS ポラールマウント PL-Narrow19+GP

Polar V650をBESV JR1でも使えるようにREC-MOUNTSのサイコンマントを導入しました。

正式な名称は「REC-MOUNTS ポラールマウント 両持ちナローロングタイプ PL-Narrow19+GP」とずいぶん長い。

標準仕様のものはガーミン製の樹脂マウントが付いたものだったのですが、今回手に入れたのはV650に対応するマウントが付属するものです。

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BESV JR1はステム先端の一等地に「HMIディスプレイ」が既に占拠しています。V650も同じようにステム先端に取り付けたい。縄張り争い発生です。

これの対応策が「REC-MOUNTS ポラールマウント PL-Narrow19+GP」だったのです。

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「PL-Narrow19」はちょっと長めのアーム2本で支えるタイプのマウントで、サイコンと一緒にライトやカメラを取り付けても重量に負けずにさせることができる仕様のものです。

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型番末尾の「+GP」は、標準仕様のマウントにGO PRO用カメラマウントの付属を意味します。

パッケージには、マウントとGO PRO用カメラマウント、それの取り付けネジ2個が入っています。

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以前はガーミン用のマウントに特殊なマウントを介してPolarの標準マウントを貼り付ける製品しかなかったのですが、Polar専用マウントができて簡単スッキリになりました。

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アームが1本だけの製品もあるのですが、サイコンや一緒につけるライトなどが重いと走行中に下がってきてしまいます。
しかもサイコンをハンドルのかなり前方に突き出すロングアームのものは、2本のアームで荷重を分散する両持ちタイプがおすすめです。

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V650を取り付けるマウントはプラ製ですが、アームはアルミ製。ハンドルに取り付ける部分もかなり細くなっています。

BESV JR1はHMIディスプレイの取り付けアームが既にハンドルに取り付けられており、そのアームとステムの隙間はわずかなので、この細い取り付け部は都合が良いのです。

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製品には取り付け用説明書が同梱されています。

取り付けには上の写真のようなアームの状態の「Lowモード」。アームの左右を入れ替え、上下にひっくり返した「Highモード」。そして、アームをステム側に向けてセットする「Stemモード」の3通りがあります。

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マウントの裏側にはGO PRO用カメラマウントやその他のオプションパーツを取り付けることができるネジ穴が用意されています。

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写真のような状態でGO PRO用カメラマウントを取り付けます。
僕はこれにさらに1/4ネジ変換アダプターを取り付け、HDR-AS100Vをぶら下げる予定です。

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マウント単体の重量は実測68g。

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GO PRO用カメラマウントは実測13gでした。

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PL-Narrow19をBESV JR1に取り付ける段になって、いろいろ苦労することになりました。

写真を見てわかるように、ステムの前方はシフトケーブルや油圧ディスクブレーキのパイプが集合し混雑しています。

バーテープを付け直す覚悟があれば状況が変わるかも知れませんが、バーテープをほぐさずに作業すると、自由度がはるかに制限されるのです。

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それとHMIディスプレイから出ているケーブルも長さに余裕があまりありません。

当初の予定ではもっとステム側にHMIディスプレイを移動させるつもりだったのですが、写真の状態で限界です。

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作業はまず、HMIディスプレイ取り付けアームのハンドルをクランプするネジを緩め、次にHMIディスプレイを取り付けているネジを完全に外し、ディスプレイをぶらぶらの状態にします。

HMIディスプレイはネジを緩めずに角度などをいじると、部品が破損しやすいそうなので、必ずネジを緩めてから作業してください。

それからPL-Narrow19のアームをハンドルに取り付けるのですが、Lowモードの状態に最初から取り付けるのは困難です。
アームの金具をワイヤーやパイプの隙間に通すのも、そしてアームを固定するネジを締めるのも難儀します。

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そこで、まずStemモードの状態でアームだけを取り付けます。その方が金具の挿入やネジの締め付けが簡単です。ネジは仮止め程度に締め付けておきます。

それからワイヤーやパイプが許す位置まで、アームをLowモードの状態まで回転させ、Polarマウントを仮止めします。

HMIディスプレイを仮止めし、V650とHMIディスプレイ両方の見やすい角度、V650のフロントボタンが押せる隙間を確保して本締めします。
もちろんV650本体を90度にひねって着脱できる空間の確保も重要です。

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現状ではHMIディスプレイとV650のフロントボタンが重なり合ってしまっています。
僕は手が小さいので何とかフロントボタンを押すことができますし、両方のディスプレイも見えるし、V650の着脱も問題なくできる位置関係を確保することができています。

最初の取り付け時はStemモードでのセッティングで我慢するつもりでした。一晩寝て「回転できるんじゃね?」と思い立ち、やってみたらできました。

できれば、HMIディスプレイのケーブルに余裕を取ることができたら、もう少しステム側にディスプレイを移動したいと思っています。

REC-MOUNTSはユニークな製品を次々と発表する面白いメーカーですが、販売価格がとても高いのが玉に瑕。
紹介した製品もBESV JR1を買わなければ、いつまでも手を出せずにいたかも。「REC-MOUNTS地獄」にはまらないように注意しましょう。

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