2018年7月1日 静岡
久々雨に降られたサイクリング
6月30日(土)、晴れていたと思ったら雨が降るような天候が続き、天気予報的には「くもり」らしいのでサイクリングに出掛けました。
特に行きたい場所もなかったので、ルートを設定せずアクティ森まで。その先は気が向いた先へ行くか帰ってくるか足の向くまま。
原野谷川の堤防へ出るまでの農道を走っていたら、道の傍らに何やら塊がある。
亀でした。ミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)のようです。
このまま進むと軽トラックにひかれそうだったので、道路脇の草むらまで移動して差し上げました。ひょっとしたら反対側に渡りたかったのなら大きなお世話だったかも。
新東名高速道路の森掛川インター近くの天浜線の踏切につかまりました。
くもりのはずが青空が出て、日差しが暑いくらい。とてもこの後、雨に降られるなんて思いもしませんでした。
この日のアクティ森は先日とは打って変わってお客は少なめ。すぐに十兵衛餅にありつくことができました。
十兵衛餅を食べていたら、同じように昼飯に立ち寄った自転車乗りの方がやって来ました。
最初は車載カメラの話しでしたが、1年半前にクルマに追突されて背骨を折ったという話しに変わっていました。後遺症もトラウマにもならず復帰できたのは奇跡と話されていました。
アクティ森を後にして、太田川を下って海まで行くことにしました。
今年1月に太田川沿いに走ったときは右岸を走り、板築橋で左岸に渡りましたが、この日は飯田橋で左岸に渡り、東名高速を越えた所で太田川と敷地川を越えて桶ヶ谷沼へ。
しかし、桶ヶ谷沼あたりまで来たら肌にポツリポツリと雨の感触が分かるようになってきました。
海へ行くのは断念し、県道413号を袋井方面へ方向転換。
降りが強くなってきて、本陣跡まで来たところで屋根のある東屋に待避。雨雲レーダーによるとさらに本格的な雨雲が西から来るような予想。
HDR-AS100Vの外部電源ケーブルを抜いたり、iPhoneをコンビニ袋でカバーしたり、水濡れに弱い機器類の防水処置を施し、東へ急ぐことにしました。
ミストのような雨も降り続いて路面もすっかりびっしょり。
掛川市街に入ると雨足も弱まり、路面も乾いてきました。家に着く頃には空は晴れ渡り、帰宅した家の者に聞いたらこちらでは雨は降っていない様子。袋井市内だけで雨に降られたような感じでした。
この日もV650は異常なし。
迷走距離:55.82km Av:19.05km/h
2018年6月25日 サイコン&ライト
800ルーメン自転車ライト ASAMOON Y10
CATEYEの自転車ライト「HL-EL625RC Nano Shot+」がフル充電しても、すぐにバッテリー残量ランプがグリーンからオレンジに変わるようになりました。買ってから年数は経っていますが、まだ定格の300回はおろか100回も充電を繰り返していないのに。
最近は中華製のライトもスペックも品質も上がってきて、しかも破格と言っていいほどの安さです。
そこで、「Nano Shot+」はメーカーにバッテリー交換に出し、バックアップ要員として高輝度の中華ライトを手に入れることにしました。
手に入れたのはAmazonで800ルーメンと謳っている「ASAMOON Y10」。
パッケージの中身は、ライト本体とライトホルダー、充電用USBケーブル。あとは「安心保証」と記載された名刺大のペーパーのみ。
取扱説明書などはパッケージに記載された英文説明のみで、他には入っていません。
「ASAMOON Y10」は「Nano Shot+」と同じような2ライト。ボディはアルミ製でスマートなデザインです。サイズは幅46mm×奥行き95mm×高さ25mm(ブラケット部含まず)。
「Nano Shot+」がずんぐりむっくりだったので奥行きはありますが、幅が12mm程度小さく全体にコンパクトになった印象です。
ただし、重量は「Nano Shot+」のカタログ重量160gに対し、「ASAMOON Y10」は実測186gありました。手に持つと結構ズッシリとくる重さです。
正面から見るとLEDを視認でき、レンズカットも何もないので「Nano Shot+」と同様な懐中電灯配光です。
Amazonの商品ページにはカットラインがあるような記載がありますが、そんなものはありません。前から見るとかなり眩しく、対向車を惑わすこと必須です。
電源ボタンはモード切り替えボタンと共通で、ロー→ミドル→ハイ→ストロボ点滅→SOS点滅→電源OFFをループします。メモリー機能はないため、常にローから点灯。いずれのモードからもボタン長押しで電源を切ることができます。
Amazon表記のスペックは、ロー:400ルーメン(約8時間)、ミドル:600ルーメン(約6時間)、ハイ:800ルーメン(約3〜4時間)。
ライトを点灯すると、電源ボタン後ろのインジケーターランプが点灯します。
バッテリー残量によって100:グリーン、50:ブルー、25:レッドに点灯するはずですが、フル充電した直後でもグリーンだったりブルーだったりして結構いい加減みたいです。
バッテリーの充電はボディ後部のUSBポートから行います。端子はマイクロBで、最近マイクロBのUSBケーブルが我が家にどんどん増殖しています。
充電端子のカバーはラバー製で、カバーの突起が端子にきっちり嵌まっていないと開いてしまいます。防水仕様IP65を謳っていますが、ここが鬼門になるかも知れません。
バッテリー残量が少ない状態から充電を開始すると、25:レッドのバッテリー残量ランプが点滅し、充電量に応じてブルー→グリーンと変わっていきます。充電が完了するとグリーンランプが点灯状態になります。
バッテリー容量は4,400mAh。購入時点の満充電には、充電器の2Aポート使用で4時間くらい掛かりました。
CATEYEのフレックスタイトに似たライトホルダー。ライトとハメ合わせるパーツは360度回転させることが可能です。
ライト本体底部。ホルダー嵌合部はネジで留められているだけなので改造の余地があります。
ホルダーのリリースレバーがライト後方になるようにセットするのが正しい向きです。ライトは後部からホルダーに挿入します。
点灯して最初の印象は「ASAMOON Y10」の光は白い。「Nano Shot+」は黄色っぽいので色温度は高めです。
明るさについては「Nano Shot+」がリファレンスになります。「ASAMOON Y10」のハイモードは「Nano Shot+」の600ルーメンに比べ確かに明るい。しかし、ほんの少し明るいだけで800ルーメンは厳しいのじゃないかな。従ってミドルは「Nano Shot+」の600ルーメンより暗い感じです。
耐久性は使ってみなければわかりませんが、「Nano Shot+」が1万円以上していたのを思えば、それが1/4程度の価格で買えるようになったは感慨深い。
それから、Amazonの商品ページには【18ヶ月間安心保証】と記載されていますが、届いた商品パッケージには【180日安心保証】とシールが貼ってあります。だいぶ日数が違いますが、どちらが正しいのでしょう?
ところで、CATEYEに「Nano Shot+」のバッテリー交換を問い合わせたところ、「購入2年以内で7,722円、購入2年以上または購入日不明の場合は11,232円(いずれも税込み、諸費用別)」という回答でした。今なら「VOLT800」が買える値段です。
さすがにメーカーサイドもわかっているのか「交換金額がお高くなっているから一度ご検討して」と書き添えられていました。
<2018年7月2日追記>
CATEYEのライトブラケットに取り付けられるように改造しました。
詳しくはこちらのエントリーへ。
<2018年8月9日追記>
欠陥というわけではないんだけど、使い勝手の面でマイナス要素がありました。
それは、ライトを自転車から外してバッグなどに入れていると、勝手に点灯してしまっていることが2度ほどありました。
電源スイッチが若干飛び出すように上面に付いていて、なおかつ軽い力で動作するために、予期せずスイッチが押されて点灯してしまうようです。
スイッチ部が少し奥まった位置にあれば問題なさそうですが、いざ使おうとしたときにバッテリー切れだったり、熱で大変なことになることも予想され、注意が必要です。
2018年6月24日 ウェア
眼鏡市場 ALL-DRIVE
10年ほど前に軽い白内障と診断され、それ以来進行を遅らせるための目薬治療を続けています。
1年8ヵ月前に「OGK Kabuto Bit Visor-V」のエントリーで「庭の草木を眺めて、光の加減で景色が白被りしていることに気がついた」と書いたけど、今から思えば目の中で光線が乱反射していることを自覚するくらい白内障が進行していたことなのでしょう。
医師からは「少し色の付いた眼鏡にしてみたら」とも言われていました。最近は夜のクルマの運転が苦手。雨が降っていたらなおさらです。
ちょっと前5チャンネルの自転車板アイウェアスレッドで眩しさ軽減の話題があり、その対策にイトーレンズの「ネッツペックコート」と東海光学の「アクティビュー・ナイトドライブ」がどうかと提案されていました。
どちらも夜間だけでなく昼間にも対応し、24時間使えるレンズです。調べると「ネッツペックコート」は少し価格が張るような感じで、「アクティビュー・ナイトドライブ」は遠近両用レンズだと4カーブになるとか目の状況によって対応が限られるようです。
そんな自分の目の状態で新しいサイクリング用アイウェアを考えていたわけです。
明るい場所から暗いトンネルへの対応とか、遠くの信号や標識と手元のGPSサイコンの地図をハッキリ見たいとか、あんまりお金を掛けたくないという自分の希望に「OGK KABUTO AERO-R1」が解決策をもたらせてくれたのでした。
「OGK KABUTO AERO-R1」はシールド付きのヘルメットで、シールドに干渉せず普段使いの眼鏡をそのまま使用できます。
暗いトンネルへ入るときはシールドを逆さに付け替え、眼鏡を遠近両用レンズに換えればアイウェア問題はクリアできます。
そして、遠近両用レンズを眩しさ軽減レンズにすれば、夜間のクルマの運転や普段の生活から使え、一度にいろいろな問題がクリアされます。
サイクリング用アイウェアと用途を固定すれば高いものになりますが、普段使いもできればコストパフォーマンスが良くなります。
さて、実際に採用したレンズは眼鏡市場の「ALL-DRIVE」。「ALL-DRIVE」は眩しさを軽減する24時間使用可能なクルマの運転に適したレンズです。
特定の光りの波長をカットし、日中の眩しさや明るいヘッドライト、街中のイルミネーション、雨の日の路面の反射などを軽減し、信号などの必要な光はハッキリ見えるレンズです。
「アクティビュー・ナイトドライブ」と特性やカラーがソックリなので、眼鏡を作るとき店員さんに尋ねたところイトーレンズ製らしいです。
「ALL-DRIVE」の魅力は特性もさることながら、基本料金のフレーム+レンズ代に特殊加工価格3,240円をプラスするだけで済むところ。
フレームをチタンフレームのTAT-M103にして、ちょうど店舗改装セールでフレーム代が10%OFFだったので、合計17,820円で作ることができました。
眼鏡製作期間は1週間。昨日のサイクリングで実戦投入してきました。
「ALL-DRIVE」は淡いグリーンカラーが付いています。写真上が普通のクリアレンズ。下が「ALL-DRIVE」です。これぐらいの色目ですが運転免許更新などの写真撮影にはまずいようです。
視界が若干黄色っぽく見え、芝生の緑が鮮やかになります。掛けた当初は意識するかも知れませんが、次第に気にならなくなります。
昼間では見え方が若干ソフトになった印象です。クルマで晴天時、雨天時の夜間運転もしましたが、ヘッドライトなどのギラギラした感じがソフトになって見やすくなりました。
AERO-R1の標準シールドを通した場合、日中はもちろん、シールドを外さなくても良いようなトンネル内でも問題ありませんでした。コントラストが多少上がっているようなのでサイクリングに適しているかも知れません。
遠近両用の効果は、近いところを見るフォーカスが合う場所が狭いので完璧とは言えませんが、前よりは格段に視認性が上がりました。
「AERO-R1」と「ALL-DRIVE」の組み合わせで、出費が4万円以内に納まった上、クルマの夜間運転、普段使用にも対応できるようになって満足しています。
2018年6月23日 静岡
梅雨の晴れ間にサイクリング
天気予報を見ると1日だけ晴れで、またしばらく雨降りが続くみたい。ということで6月22日(金)はウィークデーだけどサイクリングに行ってきました。
ほぼ通い慣れたルートばかりですが、富士山静岡空港から静波海岸に至る道に初めて走るルートを組み込んでみました。
この日は天気予報的には晴れでしたが、実際は晴れたり曇ったり。晴れると気温が高く真夏のよう。ボトルの水も3本消費。今年の夏は例年にも増す暑さを予感させます。
風も強く、特に西風が強くて横風で何度もハンドルを持って行かれそうになりました。平日なのでトラックなども多く走っており、大型車が脇をすり抜けると突風が襲ってきて怖いです。
それでも、新しくなったPolar V650のと新調したアイウェアのテストを兼ねて、ちょっとまとまった距離を走ってきました。
富士山静岡空港のターミナルビル内は大きく変わっていて、以前は狭苦しい感じでしたが、航空会社のカウンターが横に長く連なっていました。
1階にあったコンビニも変わっていて、以前は西側の端にデイリーヤマザキが入っていました。それが今度は東の端にセブンイレブンになっていました。
駐輪場はターミナルビルの西端なので、コンビニまで遠くなってしまいました。東端にも駐輪場を作って欲しいです。
石雲院展望デッキの無料コーヒーサービスは土日祝日だけです。有料のコーヒーはないかなと期待したのですが、お店自体が締まっていました。
富士山静岡空港からは初めて通る道を一気に下り、郵便配達のバイクと抜きつ抜かれつしながら静波海岸へ。
さすがに駐車しているクルマも海に入っているサーファーも少ない。
何故か自由の女神が立っていました。何回かここに来ましたが、初めて知りました。
海の家はまだ工事中で、3軒が軒を並べていました。
手前の「静波館」のフェンスには大手企業や○○健保などの看板が掲げられています。社員の保養施設として契約しているようです。中には山梨県と書かれたものもあり、山梨からここまで海水浴に来るんでしょうね。
相良の街に入ると道端に「田沼意次候城下町」と掲げられていました。田沼意次は相良藩の初代藩主だそうです。看板も初代藩主も初めて知りました。
波津1丁目交差点近くのKOマートで食糧を確保し、小堤山公園で昼飯休憩。何度も公園の下を通っているけど、ここに来たのは初めて。ついでにトイレもお借りしました。
いつもの定点撮影スポット。
ここも。今日は御前崎港へは行かず、地頭方から御前崎市街方面へ。
久し振りに池宮神社に寄りました。
前来た時と龍のお顔が違っているような?なんか鼻先が短い?
桜が池。
本殿。帰りは池宮神社の前の道を西へ行くとちょっとショートカット。
V650は終始問題なし。道を踏み外すこともなく完走しました。最近ケイデンスセンサーを認識しないことがあったのですが、それも直っていました。
V650は走行していないときにも本体を持ち歩いているだけでGPSを記録してしまいます。
一時停止していても記録しちゃうので、実際の走行距離に近い数値が欲しければ普通のサイコンが欠かせません。完全な休止モードを望みます。
迷走距離:83.55km Av:17.19km/h
2018年6月19日 アクセサリー
Hafny バーエンドミラー
スタンドで立てていたLGS-5をまた転倒させてしまいました。
転送するだけならまだしも(転倒しないに越したことはないが)、ついこの間補修パーツと交換したばかりのミラーをまた折ってしまいました。
取り寄せた補修パーツ3個のうち2個を消費してしまったことになります。
転倒するとミラーが地面に接触し、そして構造的に一番弱いボールの首部分で折れてしまいます。
同じ事の繰り返しになるため、いっそのこと転倒に強そうな、他のミラーに換えることにしました。
今度のは「Hafny バーエンドミラー(ブルミラー・チタンボルト仕様)」です。
「Hafny バーエンドミラー」は台湾製で、ブルミラーのものとシルバーミラーのものがあります。ブルミラーはガラス製鏡面でシルバーミラーはステンレス製鏡面です。
レビューによるとガラス製の方が平滑度が高いようなので、少し値段が高くなりますが、ブルミラーのものにしました。
パッケージの中にはミラーだけがむき出しで入っています。こちらはミラー面です。
裏側です。
取り付けには5mmアーレンキーが必要で、製品には付属しません。内径16〜22mmのハンドルに対応しています。
取り付けボルトはチタン製のようです。
ブルミラーの「Hafny バーエンドミラー」とシルバーミラーの「ブッシュ+ミラー サイクルスター901/3」の比較。
「ブッシュ+ミラー サイクルスター901/3」は直径55mmに対し、「Hafny バーエンドミラー」は直径62mmと大きめです。
ブルーミラーは像が若干暗く見えます。レビューによると、夜間クルマのライトがソフトな感じに見えるようです。
自転車のバーエンドには、下に吊すような位置に取り付けます。ミラーがハンドル幅から突出しないので、転倒に強そうな気がします。
ハンドルを握った腕の間からミラーを見ることになります。脚の映り込みが多少ありますが、最適な位置を探せばそれほど問題とは思いません。
鏡面はほんの少しラウンドしており、平面ではありません。見え方は「ブッシュ+ミラー サイクルスター901/3」とあまり違いがなく、極端に小さく写らないので僕的には許容範囲です。
走行中も振動で揺れることもなく、その点も合格です。ひとつ問題になりそうなのは、ハンドルを右に切ったときミラーがトップチューブに当たること。走行中はそこまでハンドルを切らないと思いますが、駐輪中ならミラーの角度が変わる可能性があります。