ビデオグリップハンドル

今年の3月、ももクロ主演映画「幕が上がる」の舞台挨拶に行きました。
舞台挨拶はももクロのリーダー百田夏菜子ちゃんひとりだったのですが、その記録映像を撮影するために「幕が上がる」を監督した本広克行監督本人が付き添っていました。

その時の撮影機材はデジタル一眼レフカメラだったんですけど、そのカメラに「ビデオグリップハンドル」を装着していました。
デジカメでの動画撮影はビデオカメラとホールドの仕方が違います。「ビデオグリップハンドル」で姿勢が安定したり、ローアングルでの撮影もしやすいようです。

本広監督がどんなグリップを使っていたかは遠目だったのでよくわかりませんが、これは便利そうだとAmazonで安くてしかも評判良さそなものを手に入れてみました。

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パッケージには生産国の表記もありませんが、「NORDWARD」というブランドのもの。

Amazonでは何点も同じようなものがラインナップされています。その中で一番価格が安かったのと、Amazon発送という点でこれに決めました。
レビューを読んでみると評価はまちまち。失敗したときの返品やダメージが少なそうなものを選んだのです。

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グリップは全体がプラスチック製で、手を握る部分にスポンジ製のグリップが巻かれています。

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カメラを取り付けるネジは三脚用のユニファイ1/4ねじ。装着するカメラのネジ位置や取り付けバランスに合わせてスリットの中を自由に移動できます。

ただし、このネジが長すぎてカメラが固定できないというレビューが多い。ネジを削ったとか、ネジを外して座金をかまして調節したとか、いろいろ対策を施されているようです。

幸いFZ200はそのまま固定することができました。カメラによってねじ穴の深さが異なるようです。これは前例の報告を探すか、一か八かで購入するしかなさそうです。

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グリップの脚には滑り止めのゴムが貼られています。この脚のお陰でローアングルでの撮影時に、気兼ねなくカメラを直接地べたに置けるとのこと。

三脚ネジの裏側は雌ねじが切ってあり、三脚にそのまま載せることができます。

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グリップの先端にはアクセサリーシューが付いていて、ライトなどを取り付けることができます。
工作精度が悪くてアクセサリーを着けたら外れなくなったという報告もあるので注意。

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あと、レビューではプラスチックを型から抜いたときの都合が何かで、台に対しグリップが左右にずれているといった変形が見られるものがあるようです。

自分のは変型もなさそうで当たりだったみたい。

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重量は実測346g。

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FZ200を取り付けてみました。前の方に取り付けないとレンズフードが干渉します。
カメラを起動したらレンズが前にせり出すので、もう少し後ろへ着けることもできますが、フードを外し忘れて電源を切ったら悲惨なことになるだろう。

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ちょっと見た目が悪いけど事故りたくないので仕方がありません。

カメラの三脚穴は本体右側にちょっとズレています。カメラをグリップ中心に寄せるために三脚ネジはスリットの端の方で締めています。

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スリットの端でカメラを取り付けている場合、三脚に載せるためのクイックシューを使うと、カメラ位置をクイックシューが着けられるようにズラさなきゃならない。

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その理由は、クイックシューを嵌めるのにも、三脚に載せるにもグリップの脚が邪魔になるのです。
難儀するならグリップを外した方がよっぽど手間が掛かりません。多分二度とグリップを着けたまま三脚に載せたりしない。

今度のビデオ撮影では三脚撮影がメインなのでどれだけ活躍するかわかりませんが、手持ち撮影に対応できる武器が手に入ってちょっと心強い。

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DMW-BLC12互換バッテリー・その2

以前SIXOCTAVEのDMW-BLC12互換バッテリーを紹介しましたが、あまり保ちがよろしくない。データを取っていないのではっきりしたことは言えませんが、ひいき目に見て半分くらいの寿命かな。

動画撮影のときに心許ないし、やっぱり純正バッテリーを予備に1個くらい持っておこうかな。でも高いなぁ。
と、ある日Amazonで値動きをチェックしていたら、商品ページの「この商品を見た後に買っているのは?」のコーナーに「SIGMA Li-ionバッテリー BP-51」がピックアップされていました。

何気なくクリックして商品写真を見たら、DMW-BLC12にそっくりではありませんか!
カスタマーレビューを読んだら、「パナソニックFZ1000用に購入」とか「DMW-BLC12の代替として購入」と書かれており、互換バッテリーとして使えそう。
「BP-51 DMW-BLC12」でググると、ちょっと前から使っているといった報告が上がっていました。

「SIGMA Li-ionバッテリー BP-51」は、SIGMA社のデジカメ「dp1 Quattro」「dp2 Quattro」「dp3 Quattro」純正用バッテリーとしてラインナップされている製品です。

巷ではなんだか評判が良さそうだし、何より価格が純正品の半額以下。SIGMAったらカメラメーカーでもあるし、これはその辺の胡散臭い互換バッテリーとは違いOEM品ではないかと、互換品に懲りているはずなのについ注文してしまいました。

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届いたバッテリーは紙製パッケージの中に本体と一緒にビニールケース、取扱説明書、写真には含まれないがマーカー用シールが入っていました。

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スペックはDMW-BLC12と同様、7.2V 1200mAh 8.7Wh。DMW-BLC12と同じく中国製。

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こちらは裏面。

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純正品と並べてみました。

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接点も角の切り欠きも同じ。

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裏面の形状も同じ。っていうか、プリントされている内容以外、スリットや凹みなど形状がまるっきり同じ。互換品として売られているもの以上に同じ。

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パナソニック純正の充電器DE-A79で充電もできます。調べると、シグマの純正充電器とは電源の取り方が違うだけで、本体の形状はほぼ同じようです。

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付属のビニールケースはマジックテープでフラップをとじます。

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ケースの裏側はスリットが入っていて、カメラストラップなどに着けられるようになっています。

実際にBP-51をFZ200に入れてみました。普通に使えて写真を撮ることができました。もちろんバッテリー残量も表示します。
あとの評価ポイントはバッテリー寿命だけです。

BP-51はメーカーでの価格設定も税込み3,240円です。Amazonでは37%OFFで販売されています。純正品もこれくらいの価格なら文句はないんだけど。
例によって、このエントリーの内容については自己責任でご判断してください。

<2015年8月24日追記>
記事をエントリーした後、BP-51の表面にプリントされている「UL」の「MH27866」という番号を調べてみました。

これはアメリカ合衆国の安全規格「UL」の「UL File Number(会社名が持つファイル番号)」で、検索すると「PANASONIC CORPORATION ENERGY COMPANY LITHIUM-ION BATTERY BUSINESS UNIT」の番号であることがわかりました。

・・・・ということは、つまり。

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【閲覧注意】こんどのクモはデッカイぞ!

カミさんが洗濯物を干しに行き、自転車置き場に巣を張っていた、でかいクモを見つけてきました。

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カメラを持ってすぐ見に行きましたが、たしかにデカイ。
カミさんは「今度こそジョロウグモ」と言っていましたが、なんだか脚の柄とか色が薄いし、おなかの模様も違う気がします。

調べてみたら、「ナガコガネグモ」だと思われます。
この前のチュウガタシロカネグモは水平〜45度くらいの角度で巣を張っていましたが、こいつは垂直に巣を張っています。
wikipediaによると、水田によく出現し、農業害虫の天敵としてそれなりに活躍。クモ合戦では攻撃的でないから面白くないらしい。

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クモの体長の測り方は胴体の頭の先からおなかの先までで、脚は含まないようです。
ノギスで測ってみたら18.5mm。脚を入れないと意外と小さく感じます。ナガコガネグモは20〜25mm位らしいので、まだ小さい方のようです。でも最近見たクモの中ではデカイ方。

測っているところの写真を撮るのは難しい。対象とノギスが微妙にずれて測っているように見えません。しかも両方にピントを合わせるのも難しい。
だけど、このクモさん、ノギスが触れても何度も撮影していても微動だにしない。肝が据わっていらっしゃる。

最近大きなアシダカ軍曹を見かけないので淋しい。彼女たちの獲物は頻繁に見るのに。
見かけるアシダカグモはタンポポの綿毛のような小さな子供ばかり。そういえば昨日風呂掃除の時に1匹排水溝に吸い込まれてしまいました。気がつかずに流してしまいました。合掌。

それから、立て続けにクモの写真を載せましたが、決してクモ好きではありません。念のため。

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久々の可睡斎でジェラート

ずっと暑い日が続いていたので足が遠のいていましたが、しばらく振りに可睡斎へジェラートを食べにサイクリングしてきました。

午前中は晴れ間ものぞいていましたが、午後からは今にも雨が降りそうな空模様。
最近はパソコンにもiPhoneにも「Yahoo!天気」で雨雲の動きをチェックしています。これが便利で、雨に降られそうな状況をある程度予想できるようになりました。

「雨雲ズームレーダー」の予想では、17時頃までに帰宅すれば雨に降られることはなさそうなので出掛けることにしました。
コースはゴルフ場の脇から油山寺の近くを通り、裏口から可睡斎へ出るコース

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今日のメニューは、今まで一度も選んでいなかったチェリー&キルシュ。オマケはバニラ。
ちょっと酸味のあるチェリー&キルシュに甘いバニラは、意外とベストコンビネーションでした。

店先のベンチ(ソファー)で外をボーッと眺めながら食べるのを定番にしています。暑くても寒くても、それが良いのです。

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ジェラートを食べたら、可睡斎のトイレを拝借します。

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ふらっとお守りを見に奥まで行ったら、授与所の前に「豆腐あいすくりん」の立て看板を発見。
たまたま外へ出てきた授与所の方に話を伺ったら、アイスの部分は門前の「ジェラートげんき」さんが担当しており、小豆部分を可睡斎の典座和尚さんが作られているそうです。

豆乳・黒ごま・抹茶の3種類あるそうで、3回来てと言われました。今度はこれを目当てに来ようと思います。

立ち話をしていたら雲行きがさらに悪化。帰りはちょい飛ばし気味で急ぐことにしました。案の定、家の近くまで来たらポツポツしだしました。本降りになる前に帰れてよかった。

迷走距離:29.13km Av:18.42km/h

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【閲覧注意】我が家の蜘蛛たち

以前に我が家のアシダカグモの写真をエントリーしましたが、我が家は、まわりに田んぼや畑があるような田舎なので、蜘蛛をよく見かけます。

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家から一歩外へ出ると、こんな蜘蛛の巣がたくさんあります。不用意に踏み込もうものなら、写真のような蜘蛛の巣が空中に設営されていて、顔にまとわりつくこともあったりします。

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上の写真の巣のすぐそばにいた蜘蛛。ジョロウグモだとばかり思っていましたが、調べると「シロカネグモ」という種類の仲間のようです。
体の色と模様から察すると「チュウガタシロカネグモ」でしょうか?

写真のものはスイカのような縞模様をしていますが、ジョロウグモは体も脚も工事中の柵のような黄色と黒の横縞しています。

シロカネグモは水平に巣を張るそうなので、最初の写真の巣の主は別人のようです。

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こいつは部屋の中にいたハエトリグモの仲間。これも調べると「ミスジハエトリ」らしい。
この蜘蛛は蜘蛛の巣を作らず、徘徊してハエとかを食べてくれる益虫です。

英名は「ジャンピングスパイダー」と呼ばれ、確かに進路に指とか出すと、思いがけずジャンプして逃げていきます。この跳躍力があってこそハエを捕獲できるのかな。その瞬間をぜひ見たいものです。

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ついでに、先月エントリーしたデコポンが、ますますお育ちあそばして、楽しみが継続中です。

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