2019年8月20日 パーツ
マグネット式のペダル Magped(マグペド)
Cycle Sportsの8月12日の記事に『マグネットを使用したクリップレスペダル「マグペド」登場』というものがありました。
「マグペド」は、オーストリアのMagped社が開発したペダルで、日本国内はゼータトレーディング(有)が代理店になっています。
製品の特徴を簡単に説明すると、普通のビンディングペダルは物理的にかみ合って結合しますが、「マグペド」はその名の通りマグネットでくっつき合います。
記事には「”固定されている”という不安を感じることなく、”固定されている”メリットを享受することができる。」と書かれていました。
僕も昔SPDペダルを試したことがあるのですが、外れないという恐怖感に打ち勝つことができず、結局フラットペダルで通しています。で、このペダルを見てとても興味を持ちました。
今回発売されるペダルは2種類あり、上の写真は片面マグネットタイプの「SPORT」。
ライダーの体重や使用目的でマグネット強度を選べ、65kg未満で100N、65kg〜90gで150N、75kg以上や競技使用で200Nの3タイプが用意されています。
価格は税別100N:10,600円、150N:11,200円、200N:12,200円。
もうひとつは両面マグネットタイプの「ENDURO」。
こちらは体重80kg未満の150N(税別16,800円)、体重75kg以上の200N(税別17,800円)の2タイプがあります。
「SPORT」は一般ライダー向けで、「ENDURO」は競技者向けでしょうか。
2穴のSPDシューズに対応し、SPDクリートの代わりに防錆処理されたスチールプレートを取り付けます。またシューズのソールの厚さが薄手〜中厚程度に対応となっています。
今回発表されたペダルはMTB用なので、ロード用の発売予定をゼータトレーディングに問い合わせたところ、9月後半入荷予定をしているそうです。
それで、気になったのでメーカーのホームページを探したら、そちらには既に掲載されていました。
ロード用の「ROAD」。本国では8月26日から発売のようです。
詳細は不明ですが、重量は258gでシャフトはチタンと書かれています。上記の2製品はシャフトがクロモリのようなので、値段は高めかも知れません。
もうひとつ「ULTRA」というペダルも掲載されていました。こちらはクロスバイク用でしょうか。
本国の発売は9月19日以降のようです。重量が300〜320g、このペダルもチタンシャフトです。
日本での価格など詳細は9月末を待ちたいと思います。
<2019年8月20日追記>
メーカー直販ページにユーロでの価格が表示されていました。
SPORT 94〜109€(日本価格10,600〜12,200円)
ENDURO 149〜159€(日本価格16,800〜17,800円)
ROAD 189€
ULTRAは未掲載でした。ROADの日本価格は21,200円くらいですかね。ROADには選択オプションがないので、磁力は1種類だけのようです。
また、他のパーツを見ると、ROAD用にSPD-SLシューズ向けのプレートが用意されていますし、ROADにはロードシューズ用3穴プレートが付属しています。構造的に見れば、シューズはSPD-SLでもSPDでも対応しそうな気がしますが。
<2019年9月28日追記>
今日ゼータトレーディング(有)のサイトを覗いたら、ロード用が掲載されていました。
予想していた価格21,200円がズバリ的中。ピッタリ賞でした。
掲載されている写真を見ると、マグネットはペダル踏面より出っ張っており、シューズプレートの窪みにすっぽり嵌まるような形状で位置決めもバッチリなようです。
SPD-SLのように自転車を降りて歩き回るようなサイクリストには向いてないように思います。そういう人は「ULTRA」ですかね。
「ULTRA」の本国での発売日が11月19日に変更になっていました。
<2019年11月25日追記>
本国では「ULTRA」の販売が開始されたようで、ホームページに情報が掲載されていました。
150Nと200Nの2種類がラインナップされており、スペックは150Nが358gで179€。日本では20,200円くらい?200Nは372gで189€。日本では21,200円くらいでしょうか?
ヘルペス性角膜炎に罹ってしまいました。唇にできる口唇ヘルペスと同じウイルスが角膜に感染して発症します。
目薬がしみるので、先月末に目医者さんにかかったら、目に傷がついているとのこと。
で、治療用の点眼液を点していんだけど、今度はものが二重に見えるようになって視力が落ちるし、眼球が押されるような痛みが出てきました。
1週間後にまた目医者さんに診てもらったら、ヘルペス性角膜炎の可能性があると診断されました。
それで処方されたのが「ゾビラックス」と「タリビット」という軟膏。
この薬を眼球に直接塗るんだけど、塗ると視界が波ガラスか霞がかかったようになってしまいます。
2日ほど塗って、三たび眼科で診察。薬の塗り始めはズキンとくる痛みが出たりしましたが、ものが二重に見える状態は多少改善がみられ、所見が出ているとかでヘルペス性角膜炎が確定しました。
軟膏を塗り始めてからもう10日くらいになりますが、相手がウイルスなので完治が確認できるまで薬は止められません。
1日4回塗るのでほぼ1日中視界不良状態。パソコンは画面を思いっ切り拡大表示させると何とか文字が読めますが、サイクリングは当分お休みです。
一旦完治してもヘルペスウイルスは完全に消えることはなく、体内で休眠状態になり、きっかけがあると再発するそうです。症状が悪化すると失明することもあるようです。
多分眼球が傷ついて、そこからウイルスが感染したんじゃないかと思います。もし目に違和感を感じたら、素人判断せず眼科を早めに診察してくださいね。
迂闊なシステムや不正利用、トラブルで話題になったセブンイレブンのスマートフォン決済サービスの「7pay」が9月末でサービスを終了するらしい。
NHKのニュースやYahoo!ニュースの毎日新聞の記事で報道されていました。
僕はnanacoも持っていますし、セブンネットを利用したりしていましたが、「7pay」には登録していません。
今日(8月1日)の13時6分に上のメールがセブン&アイ・ホールディングスから届きました。
メールは「外部ID(Yahoo!、LINE、Google、Facebook、Twitter)での全てのログインを7月30日(火)16時をもって一時停止させていただきました。」、引き続き利用するなら「7iD会員情報の追加登録ならびに、IDとパスワードの設定」をせよ、という内容です。
僕はセブン&アイ・ホールディングスの独自IDではなく、Yahoo!のIDでログインしていました。どうやら2日前からログインできない状態になっていたようです。
「7pay」の一斉パスワードリセットもユーザーに何の前ぶれもなくやっちゃって、かえって新たなトラブルが起きているみたいですいし、何か今からわざわざ7iDを登録するのもあえて危険に飛び込みに行くようで怖い気がします。
まあ、セブンネットはたまにしか利用していないし、使えなくなってもそんなに困らないし。
2019年7月31日 パーツ
NOGUCHI エルゴグリップ NGS-003 と バズーカ リトルバーエンド
カミさんが乗っているKoga-Miyata Lakesideのサドルとグリップもかなり傷んできました。
鮮やかな赤だった「ベロ・レーサーサドル」も元の色がわからなくなるくらい色褪せ、しかもサイドが破れてしまいました。
雨に降られると水を染み込んでしまい、座ると服が濡れてしまうので苦情が出ていました。
グリップも表面が剥げてきてみすぼらしい姿になってきました。
Lakesideには以前エルゴンのバーエンドバー付きのグリップを装着していて、荷物を引っ掛けるのに便利だからとバーエンドバー付きが希望仕様です。
サドルの方は、BESV JR1から取り外した「SELLE ITALIA X3」の新品があったので、とりあえずこれに換装。
ちょっと堅めですが、「ロングライドでなければ良いかな」とのことでした。
エルゴンのグリップは消耗品としては高価だし、バーエンドバー一体型のグリップは選択肢があまり多くありません。
そこで考え方を改め、バーエンドバーとグリップは別体とすることにしました。
グリップは手の平が置けるコンフォートタイプが好みなので、「NOGUCHI エルゴグリップ NGS-003」にしました。
バーエンドバーを付けるので、グリップはオープンエンドで、取り付けがネジを締めるだけの簡単なロックリングタイプです。
NOGUCHIのグリップには、ロング×ショート、ショート×ショート、ロング×ロングのバリエーションがあります。
うちのLakesideはグリップシフトではないので、ロング×ロングの組み合わせです。
手の平部は肉厚で、しっかり体重を支えてくれそうです。
エンドキャップが付属しています。
バーエンドバーは「バズーカ リトルバーエンド」にしました。全長60mmの短く可愛いバーエンドバーです。
牛の角のような長いタイプは存在感ありまくりで、主婦の買い物自転車になったLakesideには似合いません。
ブラックとシルバーの2種類がラインナップされていましたが、購入したときにはシルバーしかありませんでした。
特に難易度もなく、装着完了。
バーエンドバーとグリップの取り付けスペースが長くなったのでシフターを内側に寄せました。
精悍なお買い物自転車になりました。
2019年7月31日 パーツ
GIZA バーテープグリップ VLG-852
ルイガノLGS-5のグリップがかなり擦り切れてきました。
2012年11月に取り付けた「バズーカ LOCK ON GRIPS」。サイドの赤いパーツも6年と8ヶ月くらい経つと色褪せて、表面もボロボロです。
赤色はプラパーツに限らず、ケーブルアウターやサドルなど色褪せしやすい色です。
DECOMA号の赤いグリップももはやピンク。でも、表面の凹凸はまだまだ健在です。
そこで、DECOMA号のグリップの方を新調し、DECOMA号に着けていたものをルイガノLGS-5にお下がりすることにしました。
新しく手に入れたグリップは「GIZA バーテープグリップ VLG-852」。ロードバイクのバーテープを巻いたグリップです。
グリップは装着が簡単なネジ固定タイプが必須仕様。いつも同じようなグリップになってしまうので、毛色の変わったバーテープグリップにしてみました。
「GIZA バーテープグリップ VLG-852」の他に「グランジ ロックオンテープグリップ」という類似品があります。
「VLG-852」の方が若干安く、アルミ合金のロックリング部分がガンメタなのがお洒落。
グランジはブラック1種だけですが、「VLG-852」はブラックの他に、ピンクコルク、チェレステコルク、アップルグリーンコルク、コルクと5種類あります。他にもカモフラージュ柄のものが3種ラインナップされています。
ロックリングも別売オプションで、ガンメタの他にブラック、シルバー、ゴールド、ブルー、レッドと6種類が用意されていて、ドレスアップできます。
ロックリングを外すとバーテープの交換もできます。最初に付いているバーテープが劣化したり、飽きてきたら交換に挑戦してみようと思います。
ロックリングの一方に「L」「R」マークが付いています。
マークが内側に来るのか外側が迷ったのですが、マークが内側でないとハンドルに挿入できませんでした。ロックリングの径が内外で異なるのかも知れません。
厚みの薄いエンドキャップが付属します。
前に着けていた「TIOGA LOCK ON SLIM GRIP」より全長が少し長く、シフターやブレーキを5mmほど内側に寄せる必要がありました。
バーテープはクッション性があり、今までよりかなり太めになりました。
グリップが太くなったせいで握った手に力が込めやすいのか、ペダルにも力強く踏み込めているような気がします。
バーテープグリップはあまり一般的ではないようで、製品の選択肢はありません。でも、バーテープは自分の好みでいろいろ変えることができるのでコーディネートの楽しみが広がります。