自転車乗りの間で利用されてきたYahoo!の地図サービス「ルートラボ」が、2020年3月31日でサービスを終了すると告知されました。
サービスを終了するのは「ルートラボ」の他に「yubichiz」「TOKYO decade」「うごけ!道案内」「ぽ地図」「4×3印刷」の5サービス。
サービスが終了すると今までの地図データは見ることができなくなります。ブログに貼ってある地図も見られなくなってしまいます。
今まで作った地図データも一定期間保存した後、破棄されるそうです。
作った地図データは管理ページから一括ダウンロードできるように、「一括ダウンロード」ボタンが新設されていました。
どちらにしても、サービス終了までにどっかの同類サービスに引っ越して、「へろへろ・のぉと」に貼ってある地図を貼り替えなくちゃならんです。
引っ越し先はやっぱり「Ride With GPS」かな?一応1年半前にアカウントだけは作ってあります。
今日、他のニュースとしては「Garmin Edge 530」「Garmin Edge 830」日本語版の価格と発売日が発表になりました。Garmin Japanのホームページにも商品ページが掲載されました。
今日から先行予約が開始され、7月12日から販売開始だそうです。
価格(税別)は530が本体37,800円、センサーなどとのセットは47,800円。830はセットで57,800円で、本体のみの販売はないようです。
2019年6月26日 アクセサリー/サイコン&ライト/自転車車載動画
続々・BESV JR1のコクピットレイアウトを変更
先日変更したBESV JR1のコクピットレイアウトで、6月25日にサイクリングしてきました。
カメラやライトの角度の微調整はありましたが、他の部分に思わぬリコールレベルの欠陥が露呈しました。
モバイルバッテリーがディスクブレーキのパイプやシフトケーブルに干渉し、ハンドルが左に深く切れません。
走行中はカーブが曲がれないとか、操作に影響するほど深く切り込まないので気づきませんでした。自転車を降りてから向きを変えようとしたときに発覚しました。
とりあえず、ケーブル類が干渉しない位置まで向きを変えましたが、今度は膝に干渉するか、バッテリーが抜け落ちる可能性があります。
多分問題ないと思いますが、ひょっとして「続々々・BESV JR1のコクピットレイアウトを変更」というエントリーがあるかも。
2019年6月26日 静岡
太田川ダムとかわせみ湖
森町市街を流れ、福田漁港の辺りで太平洋にそそぐ太田川。6月25日(火)にその川の上流にある太田川ダムに自転車で行ってきました。
太田川ダムはアクティ森から約8km先、約230mほど登った山奥にあるダムです。そのダム湖のことをかわせみ湖と呼ばれています。
走行ルートは上の地図の通り。今まではアクティ森までしか行っておらず、その先に進むのは何となく敬遠していました。
それは何故か?高い所が苦手だからです。嫌いと言っても良いくらいです。
年齢を重ねるほどに、ますます高い所が怖くなりました。映像でも見たくありません。
高い所に登れば下って来なければなりません。最近は下り坂を走るのも苦手になってきました。
じゃあ、行かなければ良いのですが、それも負けたというか損している気分な複雑なおじさん心。
上り坂がラクになるBESV JR1を購入した理由でもあるので、ひとつ征服してきたのです。
ここ最近ずっと天気が悪く、曇り空でも雨が降る可能性が高く、出るに出られないような天候が続いていました。
25日の0時頃には大雨警報が出るほどの土砂降り。4時33分には大雨警報も洪水警報も解除され、朝から久しぶりの晴れ間。
こんなに大降りになるとは思ってもいませんでしたが、25日は1日中晴れの予報が出ていたので最初から行く気満々で予定していました。
大雨の影響で通行規制が出ている可能性もありましたが、とりあえず出発。途中通過した原野谷川もいつもより水量が増していました。
こちらは森町市街の太田川。
アクティ森を過ぎ、通行止めの規制看板が立っていました。太田川ダムまでは問題ないようです。
道路は太田川ダムまでキレイで道幅も広い。平日なのに交通量も少なく走りやすい。
集落も途中に2、3ヵ所しかないので、ソロライドだとひとりぼっち感がひしひしとマシマシで、逆に寂しいくらいです。
アクティ森から約5kmの場所にある「吉川キャンプ場カワセミの里」の入口。
300mほど先の分岐路。周りを山で囲まれると不安な気分に襲われます。
この辺りからだんだん勾配がきつくなり、アシストモードをスマートモードにチェンジ。
太田川ダムのすぐ手前にはトンネルが3つあります。写真は1つ目のトンネル「奥の谷トンネル」。
中はそれなりに暗く、フロントライト必須です。
2つ目のトンネルとの間に現れた格子状の法面。山側の路面に枯葉や小枝が散らばり、深夜の雨の影響を思わせます。
2つ目のトンネル「西亀久保トンネル」。
中はS字にカーブしていて出口が見えません。しかも距離が長く、鼻をつままれてもわからないくらいの暗さです。フロントライト必須どころか、ライトなしでは走れません。
2つ目のトンネルを抜けるとすぐに3つ目のトンネルが現れます。3つ目のトンネルは距離も短く、中は比較的明るい。
トンネルの出口に右へ行く側道があり、側道の先が太田川ダムです。
分岐点近くから観たかわせみ湖。満々としたエメラルドブールの湖面に吸い込まれそうです。
こちらはダム側を臨んだ景色。
コンクリート壁がダムです。
側道を進むと左手にダム管理所の建屋。
計画を立てたときに展望台があると聞いていたが、目の前の山肌にある階段がきっとそれだ。
管理所を素通りし、先にすすむと公園のような広場があり、石碑があったのでとりあえず到着した証拠写真をパチリ。
東屋もあり、その先の柵からダムの全貌が臨めます。
ダムの全景。高所恐怖所にはすげー気持ち悪い景色です。
太田川ダムは重力式コンクリートダムで、2002年に着工し、2009年に完成しました。堤高70m、堤頂長290m。総貯水量は1.160万m3の規模を誇ります。
記念写真を撮って、ダムを観たら管理所へ向かいます。
なんと管理所の前にもサイクルスタンドが設置されていました。
管理所のおじさんに「サイクルスタンドがあって助かってます」とお話ししたところ、サイクルスタンドは管理所で設置したのではなく、そういった団体が設置していったそうです。
サイクルスタンドを見たら、「静岡遠州観光ネットワーク」の銘板が。サイクリストをサポートする活動をしているようです。
管理所の1階にはトイレと展示室があり、自由に観覧ができます。
僕が行ったときには来訪者は僕一人だったので、管理のおじさんに見張られているような格好になって、ちょっと居づらかったです。
太田川ダムでは「ダムカード」を無料で配布しています。おじさんに申し込むと奥から持ってきてくれました。
10年前のサイクルイベントで京都の天瀬ダムへ行ったときに初めてダムカードの存在を知りました。
高い所は嫌いです。しかし、ここまで来た使命感に展望台にも上ってきました。
階段は全部で203段あるのですが、踊り場ごとに残りの段数が表示されています。
途中から管理所とダムを撮影。
頂上からの景色。足がすくみます。
ダムはわずかな曲線を描いており、重力ダムでは珍しいようです。
展望台の上は木のベンチがあるだけで、草も伸び放題でちょっと殺風景でした。
展望台の奥から今登ってきた階段方向の景色です。
写真を撮ったらやることないので、とっとと展望台から降り、下山します。
ダムの上やかわせみ湖を歩行者や自転車だけ周遊する道もありましたが、次の機会に譲り、今日はダムだけで引き上げました。
下りの途中で太田川の渓谷の写真も抑えててきました。ところどころで渓流釣りを楽しむ人も見かけましたし、おとり鮎の看板も見かけました。
帰り道ではアクティ森にも寄りましたが、アクティ森の定休日は水曜日ですが、八角庵は閉まっていて十兵衛餅は食べられませんでした。
走行後のBESV JR1はバッテリー残量3、RANGEは、エコモード30km、スマートモード22km、パワーモード15kmでした。
RANGEはライダーの癖で変化するのであまり参考にはなりません。
今日のハイライトはV650がエラーでまくりっていうことでした。
スピード表示が固定されるという現象が発生し、記録を見るとスイードやケイデンスが方形波のようなグラフになっていました。
新しいGPSサイコンを検討中という記事をエントリーしたせいでしょうか?
迷走距離:61.8km Av:18.8km/h
2019年6月20日 ガジェット
Vorally ソーラーライト
庭の一部に家庭菜園を造っています。そこの一角に穴を掘って、毎日出る野菜くずを入れて肥料に活用しています。
動物性のものは猫などがほじくり返す可能性があるため、植物性に限定しています。
野菜くずがある程度溜まると土をかけて穴を埋め、別の場所に穴を開け直します。
そうやって穴の位置を移動していると、今の時期は午後7時近くでも薄明るいので良いのですが、冬場だと真っ暗になって皆目わかりません。
適当に穴の位置を見定めて投げ入れていると、朝起きて確認したら、穴から少しこぼれていた、なんてことも。
100均のソーラーライトを穴の目印に設置していました。目印になっても照らすほどの光量がないこともありますが、そのうち点灯しなくなり、あまりよろしくありません。
懐中電灯を毎回持って出るのも面倒くさいので、バッテリーの心配がいらないソーラーライトを置くことにしました。
手に入れたのは屋外用でIP65の防水性能を謳う「Vorally ソーラーライト」。以前は1本でも販売されていましたが、現在は2本セットしかありません。
このライトは辺りが暗くなると自動点灯する、100均ライトと同様のセンサーライトなのですが、人が近づくと光量がアップする人感センサーも搭載されたレアなタイプです。
地中に埋め込む支柱は2分割になっており、支柱なしで壁面に取り付けることも可能です。壁面取り付け用のタッピンねじとコンクリートプラグが3個ずつ2セット分付属しています。
ゴムシールドされた押しボタンスイッチがソーラパネルの裏側に付いています。復帰型の押しボタンで、パチパチやっているとON/OFFの状態がわからなくなります。
このボタン以外何もなく、光量の調整や点灯時間の設定などといった、気の利いた調整は皆無です。
>ソーラパネルの中には18650リチウム充電池が入っており、バッテリーがへたってきたら、4ヵ所でネジ止めされた裏蓋を外して交換可能です。
取扱説明書には「スイッチをONにしてから日当たりの良い場所で充電」と書いてあります。
スイッチがONなのかOFFなのかわからないので、とりあえず地面に差して充電させました。結果はスイッチはOFFだったようで、スイッチを押し直したら点灯したので、スイッチがOFFでも充電だけはしてくれるみたいです。
硬い地面に無理矢理差し込むと、本体がプラスチック製なので支柱を根元から折ってしまう可能性があります。先に鉄棒などで穴を開けておいた方が心配ないです。
ライトはLEDが6灯付いています。カタログスペックでは明るさは10〜300ルーメンと記載されています。
ライトとソーラーパネルは上下方向にだけ向きを変えることができます。
ライトは下方向には支柱と90度までしか向かないので、地面に向かって設置したい場合には、支柱を斜めに差し込むしかありません。
角度が決まったらサイドのノブを締めて固定します。
1灯は当初の目的通り畑の穴の周りに設置し、もう1灯は玄関前の築山のふもとに設置しました。
写真は設置後3日目、人感センサーOFF時の点灯状態(低輝度モード)です。
この状態でも目印以上に照らしてくれています。
周囲に他の灯りがあると、照度センサーが反応せず点灯しないようです。その場合人感センサーも反応しないこともあるため、設置場所を考慮する必要があります。
人感センサーON状態(高輝度モード)です。かなり明るく照らしてくれます。
カタログスペックでは地面差し込み時のセンサー感度は、距離5〜7m、120度。人が離れると60秒で低輝度モードに切り替わるとあります。
個体差があるかもですが、体感では結構正面から1〜2mくらいに近づかないと反応しないような気がします。我が家的にはその程度で問題ありませんが。
高輝度モード。製品には白色と暖色の2種類があり、写真は白色のものです。
高輝度モードに切り替わる頻度によってもバッテリーの消費は変わります。1日の充電でどのくらいの時間点灯しているかは未確認です。また、製品寿命も確かめようがないので、日が短くなった頃にレポートを追記したいと思います。
とりあえず我が家の庭に3ヵ所センサーライトが設置され、全部点灯すると結構明るいので防犯効果に期待できそうです。
<2021年10月8日追記>
1灯はひと月ほど前から、もう1灯もついに点灯しなくなった。多分、バッテリーがへたってしまったのだろう。
ソーラーパネルを開けて確認すると、18650電池は全長約65mmの保護回路のないタイプだった。しかもプラス極はフラットトップ。
保護回路付きの18650電池は全長が長く、電池ケースに入るスペースはない。
保護回路は電池が過充電や過放電にならないようにコントロールする。保護回路がないと、最悪燃えたり爆発したりする。とても危険だ。
今まで使ってきているのだから問題なさそうにも思えるが、万一の際、今まではメーカー責任だが、電池を換えたら自己責任だ。
考慮の結果、電池の入れ替えは辞めにして、300円で売っているダイソーのガーデンライトに切り替えようかと思っている。
2019年6月18日 アクセサリー/サイコン&ライト/自転車車載動画
続・BESV JR1のコクピットレイアウトを変更
前回のエントリーでBESV JR1のハンドル周りのレイアウトを変更しました。
HMIディスプレイをハンドル前方に移動し、V650をステムの上に持ってきたため、アクションカメラやモバイルバッテリーの取り付け場所に困ることになりました。
考えた結果、アクセサリーパーツを3点新たに導入し、上の写真のようになりました。
アクションカメラとライトの設置場所として導入したアクセサリーは、REC-MOUNTSの「ダブルバーマウント for GoPro HEROシリーズ REC-B31」。
ハンドルから突き出したマウントバーの上下に、GoPro規格の標準マウントが付いたものです。
手元に届いたパッケージには、キャンペーン期間中のみに付属する、1/4-1/4カメラネジが同梱されていました。
GP規格標準マウントを外すと、1/4の雌ネジが切られていて、そこに1/4-1/4カメラネジが取り付けられます。
直接カメラを取り付けるには少し抵抗のある形状ですが、何かの役に立つかも知れません。
実際このタイプのネジでは締め付けたときにカメラが正面を向くとは限りません。ですから今回は手持ちのGP規格対応1/4ネジ変換アダプターを取り付けます。
マウントバーの下部には「Gaciron V9C-800」を取り付けるため、専用のGP規格「ライトベース B01JP」をGaciron Japanから取り寄せました。
GPマウントへの装着は余裕がなく、ネジも回しながらでないと挿入できないほどキツキツでした。
このライトベースには、ハンドル用のブラケットにあった首振りの機能はありません。
モバイルバッテリーの取り付けには、4年程前にRAVPOWER RP-PB17をトピークの携帯ポンプ用ブラケットTMP-2C-1をホルダー代わりにした手法で行うことにしました。
TMP-2C-1の取り付けには、以前は「ユニフィックス BHB-90」を使っていましたが、これはハンドル径25.4mmまでしか対応していないため、その代わりにAmazonからボトルケージアダプターを用意しました。
Amazonで「ボトルケージアダプター」で検索すると同じものが数多くヒットします。そのほとんどが中国からの発送で、その中からAmazon発送のものを選びました。
パッケージの中身は、クランプ部とボトルケージアダプター部、シム、3mmと4mmの六角レンチが付属します。
商品ページには「32mm〜35mmのハンドルに対応」と記載されており、31.8mmのハンドルにはシムを挟むことで取り付けできました。
シムは両面テープが貼られており、ハンドル装着前にクランプに貼り付けておきます。
クランプ部とボトルケージアダプター部の接合部は十字の突起と窪みがあり、回り止めと同時に、取り付け角度に制限があります。
BESV JR1はハンドルのクランプする場所に油圧ディスクブレーキのパイプやHMIディスプレイのケーブルが沿って張られています。
クランプを差し込むスペースにあまり余裕がないため、クランプがなるべく薄い物にしました。
カタログ重量は37g、オールアルミ製です。
なお、ボトルケージなどの取り付け用ネジは付属していないので、別に用意する必要があります。
ハンドル右側にカメラ、ライト、モバイルバッテリーをまとめました。ハンドル左側はベルだけが付いています。
機器を装着したときに機器同士が干渉しないよう、脱着を妨げないように傾きやポジションを調整。
ライトのスイッチもハンドルに腕を掛けながら押せる位置にあります。
前方から見るとこぢんまりとまとまり、ハンドル周りがスッキリしました。