OGK KABUTO VITT/AERO-R1用シールド ARS-3 調光クリア

OGK KABUTOのヘルメット「VITT」や「AERO-R1」には標準で「ライトスモーク」のAR-3シールドが同梱されています。
ライトスモークは可視光線透過率65%、紫外線カット率99%以上の性能があります。

AR-3シールドはインジェクション製法のため、ちょっと厚みがあります。僕には視界が若干歪んだり、ピンボケするような違和感を感じました。

ARS-3シリーズは特殊曲げ製法で作られており、「AERO-R1」に「ARS-3 スモーク」シールドを付けたら、視界がとてもクリアになって、もうAR-3には戻れなくなるほどお気に入りになりました。

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「VITT」には奮発して「ARS-3 調光クリア」を付けることにしました。

「ARS-3 調光クリア」は可視光線透過率28〜88%、紫外線カット率99%以上のシールドです。

調光とは、上の写真のように透明に見えるものが、紫外線を当てると濃いグレーに変色するタイプのレンズやシールドです。
明るい昼間から夜間、明るい場所から暗いトンネルに入ったり、その逆だったり、自動的に色の濃さが変化するので、シールドを入れ替えることなく、1枚のシールドでまかなうことができます。

ARS-3シリーズの他のものが税別6,000〜7,000円であるのに、こういった特殊機能付きであるため税別10,000円とお高くなっています。

パッケージには「ARS-3 スモーク」と同様、専用のクロスバッグが入っています。

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写真は左から「ARS-3 調光クリア」、「ARS-3 スモーク」、「AR-3 ライトスモーク」。
「ARS-3 調光クリア」は日の当たらない室内では、ほぼクリアに見えます。

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写真は左から「ARS-3 調光クリア」、「ARS-3 スモーク」、「AR-3 ライトスモーク」。
「ARS-3 調光クリア」は「ARS-3 スモーク」よりも若干厚みがあります。

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重量を計ると27gありました。「ARS-3 スモーク」は実測22gだったので、厚みがある分重量増。ちなみに「AR-3 ライトスモーク」は実測39gでした。

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晴天の屋外に持ち出したら、みるみる色が濃くなりました。
写真左が「ARS-3 スモーク」で、右が「ARS-3 調光クリア」。室内のときと濃さが逆転しました。

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上の写真の状態から日陰に移動しました。たちまち色が薄くなりました。
写真左が「ARS-3 スモーク」で、右が「ARS-3 調光クリア」。

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半分だけ遮光して、外で十分に日を当ててから室内に戻りました。
半分だけ色が濃い。写真を撮るまでに色が薄くなってしまうため、撮影はなかなか難しいです。

「名古屋サイクルスポーツデイズ」でOGKの係員から「クリアに戻る時の方が時間が掛かる」と聞いていましたが、新品であるせいか、濃くなるのも薄くなるのも結構速いです。

調光レンズは当たる紫外線の有無で濃くなったり薄くなったりを繰り返します。何度も変化を起こしていると、だんだん性能が劣化するそうです。
そのため、保管方法にも気に掛けないと、変化するのが遅くなったり、変化しなくなったり、寿命が短くなってしまったりします。

OGKのこちらのブログに保管方法の注意点が書いてありました。

  1. 濃淡を繰り返すことで徐々に劣化するので、使用しないときは遮光して保管する。
  2. 直射日光が当たる場所、炎天下の車内、乾燥室のような温度・湿度の高い場所で保管しない。

気をつけたいと思います。

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自転車用ヘルメット OGK KABUTO VITT

昨年の6月頃に「OGK KABUTO AERO-R1」という自転車用ヘルメットを新調しました。

「AERO-R1」はシールド付きで、サイクリング用のアイウェアを用意しなくてもいつも使っている眼鏡でOKな、トータルコスト的に優れたヘルメットです。

唯一の欠点、というか元々スピードを追求するエアロ仕様なので仕方ないのですが、空気抵抗を減らすために通風が犠牲になっていました。
ヘルメット内に熱がこもりやすく、夏場のサイクリングには「ちょっと」という感じでした。

でも、僕と同じような需要を喚起されたのか人気が出て、やはり同じように多くの不満が寄せられたのか、欠点を克服した「VITT(ヴィット)」が昨年のサイクルモードで発表されました。

そして、やっと今年の4月1日に、GW前に発売されると正式なアナウンス。僕も4月20日に予約したのですがGW前には届かず、1ヶ月待ってやっと手に入れることができました。

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サイクルモードで発表されてから前人気も盛り上がっていたので、発売後すぐは品薄になるだろうと予想はしていました。ですから少々の入荷遅れは覚悟していました。

届いたものは、「AERO-R1」は従来からのおなじみのパッケージでしたが、「VITT」はパッケージもリニューアルされていました。

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「AERO-R1」を買って1年も経たないのに「VITT」を購入したのは、やっぱり夏場に暑かったから。昨年6月の晴天のとき80kmを走ったあたりで軽い熱中症のような状態になってしまいました。

冬場には全然問題ないのですが、暑い時期も安心して走れ、通年で使用できるヘルメットが欲しかったから、期待の新製品な訳です。

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「VITT」には「AERO-R1」と同じAR-3シールド(ライトスモーク)が付属します。シールドは「AERO-R1」と共通なので、オプションのARS-3シールドも装着できます。

OGK KABUTO ARS-3 スモーク AERO-R1用シールド」のエントリーでレポートしましたが、付属のAR-3シールドは視界に若干の歪みや違和感があります。

シールドは別売のARS-3シールドの方が見え方はクリアです。なので、今回もARS-3シールド(クリア調光)も一緒に購入しました。こちらも別エントリーでレポートします。

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シールドは中央と左右の、合わせて3カ所でマグネットがくっつきます。「AERO-R1」は左右のマグネット位置にも窪みがありましたが、「VITT」は平坦になりました。

ぱっと見、取り付け位置がわかりにくくなったような気がしますが、実際の使用状況では頭の上での出来事、ブラインド状態で脱着するので窪みがなくても問題はありません。
シールドを顔の前に持ってきたら、勝手にくっついてくれます。結構強力な磁力があります。

付属品はその他に、「AERO-R1」には虫除けのA.I.ネットとノーマルインナーパッド、フロントスペーサーが付属していましたが、「VITT」にはA.I.ネットだけです。

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「VITT」は、マットブラック・パールホワイト・マットホワイトレッド・マットネイビーブルー・ブラックイエローの5種類のカラーがラインナップされています。つや消し3種に光沢が2種です。

黒っぽいのは夜間の視認性が悪そうですし、夏に暑そうです。マットホワイトレッドは安っぽそうなデザインです。OGKのホームページには横向きの写真しかないのであまり参考になりません。

どのカラーにするかずっと迷っていましたが、4月7日の「名古屋サイクルスポーツデイズ」で現物を確認し、BESV JR1に一番合いそうで、無難な「パールホワイト」に落ち着きました。

「AERO-R1」も次々に新色が出てラインナップが入れ替わっているので、「VITT」もいずれ新色が登場する可能性があります。

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「VITT」にする最大の理由である通風性。開口部が大きく、しかも多い。「AERO-R1」と真上から見比べただけでも風通しが良さそうなのがうかがえます。

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後頭部は平らな部分がないのでテールランプは付けにくそうです。

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「VITT」は「AERO-R1」に比べ高さがあります。

被る量も深く、耳とヘルメット下端の間隔が、「AERO-R1」は指2本分くらいに対し、「VITT」は指1本分。より側頭部を保護してくれそうです。

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「AERO-R1」はXS/S、S/M、L/XLの3サイズでしたが、「VITT」はS/M(55〜58cm)、L(59〜60cm)、XL/XXL(60〜63cm)の3サイズ展開。

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後頭部のアジャスターは、上下に4段階で調節できるXF-8アジャスター。

「AERO-R1」は3段調節だったのですが、「VITT」は被り量が深くなっているため段数を多くしているのかも知れません。

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あごひもベルトのロックが「AERO-R1」より大きくなって、脱着がずっとしやすくなりました。

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もちろん「JCF公認マーク」付きです。

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シールド未装着時のカタログ重量は、S/M:245g、L:255g、XL/XXL:270g。購入したS/Mの実測重量は248gでした。「AERO-R1」より53g重くなりました。

付属のAR-3シールドは40gくらいなので、ヘルメットと合計で288gくらいになります。

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A.I.ネットは装着済みでした。

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「AERO-R1」ではXS/Sだったせいかおでこの部分が窮屈な感じがしたため、フロントスペーサーを付けました。
「VITT」はワンサイズ大きいからか、フロントスペーサーなしでも問題ありませんでした。

この間までまだ涼しさを感じていたのに、この2、3日で急に「夏が来た」という感じです。
きょう地元の小学校で運動会が行われていましたが、今年から児童の観覧席にも暑さ対策用のテントが張られました。

年々夏の暑さが厳しくなっているようで、とりあえずこのヘルメットで頭の暑さ対策はバッチリです(だといいな)。

<2019年11月22日追記>
フロントスペーサーはなしで問題ないと書きましたが、なじんでくるうちにやっぱりおでこ周りが窮屈に感じるようになってきました。
今はAERO-R1に付けていたフロントスペーサーを移植して使用中。おでこの当たりがソフトになります。

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ももクロ5thアルバム「MOMOIRO CLOVER Z」

明日、5月17日はももいろクローバーZの結成記念日です。今年で結成11周年を迎えます。
そのももクロが、グループ名をタイトルにしたニューアルバム「MOMOIRO CLOVER Z」を明日リリースします。

セブンネットでセブンイレブンの店舗受け取りで予約していました。昨日受け取り通知メールが届いていたので貰ってきました。

このムービーは2曲名に収録されている「The Diamond Four」。

このアルバムには昨年5ヶ月連続新曲配信した5曲を含む14曲が収録されており、しかも全曲MVを制作するという力の入ったアルバムです。
フル尺やダイジェスト版とさまざまですが、全曲のMVが特設サイトで見ることができます。

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初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤の3形態があり、僕が購入したのは初回限定盤B。写真は特装紙パッケージのものです。
かみ合わせがピッタリしたパッケージで、開けにくいのが難点。開きやすくする工夫が欲しいです。

初回限定盤Aは、アルバムCDとライブ『ももいろクローバーZ ジャパンツアー「青春」』とMVが収録されたBlu-rayのセット。
初回限定盤Bは、アルバムCDと過去にリリースした人気楽曲10曲を、現在のメンバーでセルフリメイクしたCDの2枚組です。

そう何枚も買えませんから、Ble-rayはたまにしか観ないけど、曲だけなら四六時中聞いているので、コストパフォーマンスの高い初回限定盤Bにしました。

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こちらがアルバム表ジャケット。

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アルバム裏ジャケットです。

パッケージの中には、今日明日東京キネマ倶楽部で開催されるライブの模様を、限定配信で視聴できるアドレスとパスワードが書かれたシートが封入されています。

情報では明日のライブのものが視聴できるようですが、配信の日程はまだ公表されていません。本日現在視聴アドレスにアクセスすると「NOT FOUND」が表示されます。

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セブンネットで予約すると、店舗特典の「オリジナルネックストラップ」と追加特典の「トレカA ver.」が付いてきます。
「オリジナルネックストラップ」は4色ランダムで送られてくるのですが、僕のところには黄色のしおりんがやって来ました。

特設サイトで公開されたMVは、アルバム発売前に毎日1曲ずつ公開されていていました。
CDを手にする前から曲を聴いていて、バリエーションに富み、ももクロらしいとかないとか、聴く人の好みにかなり評価が別れそうです。

聞き込むほどに味わいの出てくるスルメ曲や、生のライブで振りが付くと印象が変わる場合もあります。僕も何度も聞き込んでから感想を書けたらと思います。

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久し振りの御前崎

5月11日(土)にBESV JR1を駆って久し振りに御前崎まで行ってきました。

GWはじめに大井川をサイクリングした時は地頭方を通過しましたが、御前崎はパス。ですから訪れたのは昨年の6月2日以来、11ヶ月ぶりです。

走ったコースは上の地図の通り。何度も通ったルートなのでV650でのガイドはなし。

この日は抜けるような青空で、風も強くなく、絶好のサイクリング日和。この日からサイクリングウェアも半袖を解禁しました。一応、日焼け止めにアームカバー装着ですが。

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いつものエコパークでトイレ休憩。ここは人もあまり居らず、トイレもキレイ。用を足している間、自転車に鍵をかける必要がないので便利です。

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何度もここに来ているのですが、初めてトイレ前の小屋の中に足を踏みれてみました。
四方の壁や天井、長椅子の上まで花の写真で空間が埋め尽くされていました。

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小屋の前にあるビオトープの池にはハスの花が咲いていました。

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連休後のせいか、御前崎港には釣り人も少なく、漁船がゆらりと停泊しているだけで、のんびりした雰囲気です。

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そういえばGW中に、いつもは海上保安庁の巡視船が停泊している岸壁に自衛隊の掃海艇が来ていたようです。この日はタグボートが2隻停泊しているだけでした。

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マリンパークに行ってみましたが、やっぱり10連休疲れなのでしょうか、人影がまばらですね。

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東側の海岸は工事中で立ち入り禁止になっていました。

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なぶら市場の駐車場や駐輪場の車両も少なめ。建物東側の駐輪場に、今まではなかったサイクルスタンドが設置されていました。

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ただ、設置位置があまりよくなくて、サドルを掛けると前輪が窓際の車止めに載ってしまいます。
先に駐めていた方も車止めを避ける位置にぶら下げていました。

強い風が吹いても前輪がフラフラしないというメリットもありますが、できればもう少し窓から離れた位置に設置していただけたらと思いました。

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ここに来るといつも海鮮ものを食べていて、ちょっとマンネリ化してきたので、目先を変えてエビフライカレー(1,000円)にしました。

エビフライは頭の先から尻尾まで付いてよく揚げられており、サクサクと丸かじりできました。

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BANANA号で来たときもこの静岡県最南端モニュメントの前で写真を撮りました。
JR1で初めて訪れた記念に、同じように写真に収めました。

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モニュメント前の無料駐車場の公園から見た御前埼灯台。

このエントリーを書いていて初めて気がついたのだけど、地名は御前「崎」だけど灯台の名前は御前「埼」灯台なんだ。

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坂を上って御前埼灯台の前までやって来ました。

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いつもは航空自衛隊基地の北側を通るのだけど、初めて南側を通ってみた。

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道を挟んで南側の風景。なんだか造りが弾薬庫っぽい。

この日のJR1は出発時バッテリー満タンで、帰宅時バッテリー残量3。ちなみに帰宅時のRANGEはエコモード66kmでした。

迷走距離:81.5km Av:18.8km/h

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浜松まつり2019

5月3日(金)・4日(土)・5日(日)に、浜松市の中心市街地と海辺の中田島砂丘で浜松まつりが開催されています。

今まで一度も現地に見に行ったことがなく、10連休に子どもたちがせっかく揃ったので全員を引き連れて、今日浜松まつりを見に行ってきました。

中心市街地のメインイベント屋台の引き回しは夜間なので、明るいうちに行われている中田島砂丘の凧揚げ合戦を見に行きます。

会場へは浜松駅と、無料駐車場になっている飯田公園臨時駐車場から、片道280円の有料シャトルバスが運行されています。
僕たちは浜松駅までJRで行って、そこからシャトルバスで会場入りすることにしました。

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シャトルバスは遠州鉄道のバスで運行されており、ほぼ待ち時間なしで次から次へとやってくるので、とてもスムーズに中田島砂丘へ着くことができました。

会場についたのは正午頃で、すでに大勢の観客で溢れていました。

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気温が結構高く、暑さを感じながら人混みの流れに乗って凧揚げ会場に向かうと、木々の向こう側にたくさんの凧が揚がっています。

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凧揚げ会場は広い芝生の広場で、芝生の上に立つと、さっきまでの暑さを忘れるような涼しい風が抜けていきます。

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ポッカリと大きく開けた空間には無数の凧。

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芝生の広場の中は揃いの法被を着た群れが一心不乱に凧を操っていました。

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法被や凧にはそれぞれの町の印が描かれており、参加しているのはなんと174か町もあるそうです。

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高度の低いあたりは風の流れが乱れているようで、凧は上下左右にフラフラ。ずっと高く揚がると風も穏やかなのか安定していました。

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凧には初子(はつご)の誕生をお祝いし、名前が入れられています。

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人と比べると凧の大きさがよくわかります。

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印象的だったのは、凧が挙がると(実際には凧を持って引き上げるときなどにも)ラッパを吹き鳴らして、まるで甲子園での応援合戦のようだったこと。

広場の海側には各町のテントがずらりと並び、さながらカーレースのピットの様相。その後ろにはいろいろな飲食物を売る屋台が軒を連ねています。さらに後ろの高台は防潮堤の盛り土です。

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防潮堤に登り、芝生広場の東側を見たところ。

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こちらは西側。

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パノラマで撮影するとこんな様子です。

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防潮堤の反対側には太平洋が広がっています。

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広場をぐるっと一周し、2時間ほど滞在して帰ることにしました。

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会場に入る手前ではJTがゴミ袋とプラ製のトングを配布していました。

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会場内でゴミを見つけたらゴミ袋に入れ、帰りにゴミを回収し、トングを返却するとタオルを貰えました。
緑色のゴミ袋を持っている人は結構いました。そのせいか会場内にあまりゴミは落ちておらず、結局大物は自分の出したゴミだったりしますが、良い試みだと思いました。

浜松駅に帰るシャトルバスも間断なくやって来て、待ち時間なし、しかも座れる人数しか乗せないので、とてもゆったりとストレスなく移動できたのは特筆に値します。

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