2017年6月30日 サイコン&ライト
Te-Rich 1200ルーメン自転車ライト
BANANA号が復活し新しいライトが必要になりました。
もともとBANANA号には「CATEYE HL-EL625RC Nano Shot+」を付けていたのですが、DECOMA号に取られてしまいました。
BANANA号にもCATEYEのブラケットを付けて「Nano Shot+」を兼用すれば済む話しです。しかし、V650やら何やらハンドル回りにいろいろ装着するのでスペースの取り合いなのです。
とくにV650など90度ひねって装着するタイプのGPSサイコンは、横にスペースを確保しないと装着ができません。だからますます横幅のある「Nano Shot+」を付けるスペースがない。
そんなこんなで新しいライトを物色していました。
最近「CATEYE VOLT800」の値段が1万円を切ってきました。「ひょっとしてモデル末期?」という噂もあるようなないような。しかし、それでも十分お高い。
そんな時、「Te-Rich 1200ルーメン自転車ライト」の話題が2チャンネルであがっていました。Amazonのレビューでもホントかウソか、何だか良さそうです。
しばらくウォッチしていたら、タイムセールで2,560円で出ていたので他の買い物のついでにポチッとしてしまいました。
届いたライトはちょっと立派そうな紙箱に入っていました。
値段の割に箱の中はいろいろなものでギッシリ。
パッケージの中身は、写真左上から取扱説明書、ライトブラケット、充電用USBケーブル、ライト本体、バッテリー、バッテリー取付け用ベルト、ヘッドバンド、そしてオマケのテールライト。
「Te-Rich 1200ルーメン自転車ライト」は、いわゆる中華製の爆光ライトと呼ばれているもので、ライト本体とバッテリーが別々になっているタイプです。
ライト本体。外装は放熱のためかアルミ合金製で、ちゃちな感じがなくて良い。
雨の日に走ることはないけど、一応IPX6防水仕様。
標準的なUSBタイプA端子のカールコードが本体後方側面から生えていて、バッテリーと接続します。
例によって森永キャラメルの箱との大きさ比較。右はダイソーの「2LED自転車ライト 前用」。
バッテリーが別体になっているので、ライトだけならすごく小さい。
ライト本体の実測サイズは、幅35mm×高さ37.5mm×奥行き48mm。カールコードは伸ばしぎみで約400mmくらい届く。重量は実測104g。
スイッチはライト本体後部に1つ。押す度に電源ON→ハイ→ミドル→ロー→消灯と繰り返す。
点灯時にスイッチを押し続けるとストロボ点滅に切り替わります。再度スイッチを押すと点灯時のモードに戻ります。つまり、ローでストロボに切り替えるとローに戻るということです。
スペックでは、ハイで1200ルーメン100%、ミドルは60%、ローは25%、ストロボ100%の光量。
点灯時間の記載が取説にはありませんが、Amazonの商品ページに4~12時間と記載があります。
点灯するとスイッチの周囲がグリーンに光ります。点灯している間ずっと光っているので、煩わしいというレビューもあります。
メーカーの回答では開発にフィードバック済みで、モデルチェンジなどで対応するようです。
光源が丸見えで、正面から見るとかなり眩しい。5mくらい前の地面に向けて、やっと許せるかな。
迷惑を掛けそうなので、何らかの対策が必要です。
カタログスペックでは、LEDは米国CREE社のXM-L2。色温度は7,000K。
本体の裏側には、一般的なカメラと同じ三脚ネジ(UNC1/4)が付いています。
メネジは金属製(たぶんアルミ)。
ライトブラケットはUNC1/4のオスネジ。
ハンドルなどへの取り付けはCATEYEのフレックスタイトと同様の仕様。
しかし、何故か非情に回しにくい。それにピッチが細かいのか、回しても回してもなかなか締まっていかない。
ブラケットのオスネジは回転しないので、ライト本体側をクルクル回して取り付けます。
ネジ部のダイヤルは、ライトをネジ一杯まで締めて横を向いてしまった場合、少し戻すことになりますがその際の隙間調整用。
しかし、ライトをクルクル回して取り付けるのはすごく煩わしいし、使い勝手が悪い。クルクル回しているとケーブルがブラケットに絡まったりします。
ブラケットはカメラマウントブラケットと同じなので、いっそのこともっと扱いやすい、ミノウラとか他社製カメラマウントブラケットを使った方が絶対良い。
当然、ブラケットはアクションカメラ用としても使えます。
実はブラケットの出来はともかく、ハンドル周りのスペースを奪い合っているケースでは、カメラ用とライト用が兼用できるのはメリットだと思ったのです。
バッテリーと森永キャラメルとの大きさ比較。
バッテリーの実測サイズは、幅42mm(+ベルト部54.5mm)×高さ23.5mm(+ゴムクッション24.4mm)×長さ80mm。コードは約80mm。重量は実測123g(ベルト含まず)。
バッテリーはリチウム充電池。容量は4,400mAh
ちなみにこのバッテリーでスマホへの充電はできません。しかし、このバッテリーの代わりにモバイルバッテリーでも点灯できます。
大容量バッテリーで長時間使えるようにしたり、運用の仕方によってはモバイルバッテリーの利用もあります。
底にはオレンジ色の緩衝用ゴムクッションが貼られています。
バッテリーをトップチューブなどに巻き付けるためのベルト。
ベルトはマジックテープ仕様で、こんな感じでトップチューブに巻きます。
自分的にはベルトは使わないで、トップチューブバッグを復活させて、それに入れようかなぁ。
取扱説明書はシンプルなカード。Google翻訳のような日本語で、内容もシンプルすぎて言葉足らずな感じもします。
「製品の特性」に充電方法やライトの操作方法が記載されています。
取扱説明書裏面は、バッテリーベルトやブラケット、ヘッドライトの取り付け方が記載されています。
付属のUSBケーブルをバッテリーに接続すると両端のプラグが青色に光ります。
USBケーブルをスマホなどの充電器に繋ぎ充電を始めると、充電器側プラグだけサインが赤色に点灯します。充電が完了するとサインが赤色から青色に変化します。
実はバッテリーにはインジケーターになるようなものは一切なく、このケーブルがインジケーターになっている。従って、他のケーブルを代用すると充電の終了がわからない。
とても大事なケーブルなので紛失しないように注意したい。
バッテリーは製品が届いた時点で既にいくらか充電されているようで、ライトは点灯します。その状態で2Aの充電器で充電したら、約2時間で満充電しました。
頭にライトを装着する場合のヘッドバンド。
災害の時や夜間屋外で、両手をフリーに作業するときに使えるかも知れません。
ただし、ライトはそのままでは付けられず、ブラケットを付ける必要があります。
製品セットに含まれる、オマケのテールライト。オマケのギフトなので、届いたときに故障していても交換や保証はないそうです。
本体はアルミ製かと思ったらプラスチック製でした。
赤いライト部がスイッチになっていて、押す度に点灯→速い点滅→遅い点滅→消灯を繰り返します。スイッチはクリック感があって、ブラインドでもわかりやすい。
電池はCR2032リチウムバッテリーを2個使用。+側が外を向くように重ねて入れます。
ゴムベルトを止めてあるネジが皿ネジで安っぽい。取り付ける相手を傷つけそうで嫌だな。
ダイソーの「自転車ライト 後用」と比べると、意外と明るい。
オマケのライトですが、現在ヘルメットに付けている100均のものより良いかも知れない。
Te-Richのハイモード。
配光は中央にスポットがある懐中電灯配光。実際の見た目は周辺部がもう少し明るい。
懐中電灯配光なので、ライトをハンドル下にぶら下げるといった使い方も可能ではありますが。
明るさはNano Shot+の600ルーメンと比べ、若干明るいけども倍の1200ルーメンあるとはとうてい思えません。
値段が値段なのでマシだとは思うが、より明るく、より自転車向きの配光のものを手に入れるまでの繋ぎと考えれば悪くない。
Te-Richのミドルモード。
Te-Richのローモード。
参考に、HL-EL625RC Nano Shot+の高輝度(600ルーメン)モード。
HL-EL625RC Nano Shot+の低輝度モード。
Amazonレビューの中で気になる情報は、ハイモードは5〜10分くらいでミドルモード程度に光量が自動的に落ちるらしい。LEDの寿命を考慮した仕様だとか。通常はミドルモードでの使用を推奨しているようです。
また、バッテリー残量が少なくなるとローモードでしか点灯しないというレビューもありました。
もうひとつ、AmazonのカスタマーQ&Aで「ライト本体とバッテリーを繋ぐと、スイッチまわりの緑ランプが点灯しっ放しになりバッテリーが消耗する」という回答が寄せられていました。
自分の個体ではライトを点灯したときだけ緑ランプが点く。バッテリーの消耗については未確認。
6月24日(土)は磐田市の福田漁港にある「渚の交流館」へ行き、「漁師のどんぶり屋」で海鮮丼を食べてきました。
脚はもちろん自転車。この日のお供はBANANA号です。走行ルートは上の地図の通り。
前回のサイクリングでは県道403号の中村交差点まで行って左折しましたが、今回は手前の浅岡交差点で左折。ここから少し行った先で右折して県道255号に入りました。
道を変えたのは、中村交差点の手前の道が交通量の割に細いこと。そしてその先も片側が暗渠になった細い住宅街であること。どちらも走りにくいポイントだったのです。
帰りは掛川の弁天大橋まで太平洋岸自転車道を走ります。ここは浜岡〜弁天大橋間と違って砂で埋まって走れなかったという経験がありません。
このルートはタイムラプス撮影をしていないので、HDR-AS100Vも持って出掛けました。
渚の交流館のサイクルスタンドは、下側にも補強バーが入っていて自転車を引っ掛けづらい。
ハンドルバーにカメラ用の雲台を付けているせいもあって、バーの間をそのまま真っ直ぐ入れようとすると引っ掛かります。
前輪をちょっと斜めにすれば入れることは可能ですが、隣に他の自転車がぶら下がっていたら出し入れできないかも知れません。
時々晴れ間がのぞく薄曇りの天気だったせいか、館内は比較的すいていて、座る場所に困るということもありませんでした。
食券券売機の前も長い行列もなく、すぐに海鮮丼にありつくことができました。
渚の交流館の北側あたりの自転車道は松並木で、とても雰囲気が良く、自分の好きな道です。
しかし、松葉の枯葉が道一杯に敷き詰められていて、自転車で走るにはスリップしないか、ちょっと不安になります。
その先の道が以前とすっかり様変わり。以前はくねくね曲がった道だったところは盛土工事でダンプカーや重機が入っていて立ち入り禁止。
海岸側の直線路がキレイに整備されていて、そこを通れるようになっていました。
しかし、ところどころトラ柵でバリケードが作られていて、間隔が中途半端なもんだから、とても走りにくくなっていました。
最後は無事に帰還したご褒美に「明治チョコバナナアイスパフェ」をベイシアの店先で食べました。
迷走距離:59.84km Av:17.17km
2017年6月23日 DIY
日東・超高分子量ポリエチレンNo.4430
丸ノコスライド台が製作途中ですが、レール上を丸ノコを滑らせると、とても滑りが悪い。
摺動面に貼る「すべり助長テープ」というものが入荷したので、レールに貼ってみました。
取り寄せたテープは「日東・超高分子量ポリエチレンNo.4430」。
耐衝撃強度、耐摩耗性、自己潤滑性にすぐれたフィルムで、工場内などの製作工程で摺動面に貼って滑りをよくするのに使われるようです。特殊なテープのせいか、ちょっとお高い。
耐摩耗性にも優れているということなので、丸ノコスライド台という用途にピッタリです。
「No.4430」は、カラーが白と黒の2種類、厚さが0.13mm・0.20mm・0.25mmの3種類、幅も13mm・19mm・25mm・50mm・75mm・100mm・300mm・350mmの8種類のバリエーションがあります。
はくり紙付きの粘着テープになっているので、ハサミやカッターナイフでカットして、そのまま貼ることができます。
テープは芯に巻かれていますが、端を持ち上げると写真のようにグスグス。滑りが期待できます。
購入したものは厚さ0.13mm、幅19mmのもの。貼る相手が15×15×500mmのレールで、丸ノコが接するL字の面に貼ります。
幅が12mmのものがあれば余計な加工が必要ありませんが、何故かAmazonやヨドバシ.comでは13mm幅の扱いがない。
19mm幅だと中途半端でカットが必要になりますが、長さが10mあるから余るほどあります。25mm幅だとコストアップの上に余りが多すぎます。
まず、セオリー通りにレールをパーツクリーナーで拭き掃除。
最初は水平面から貼って余分をカット。次に垂直面を貼り、余った部分は裏側まで回します。よく見ると一部気泡が入ってしまったが気にしない。
厚さ0.13mmで薄くはないか、も少し厚い方が良いかな?と迷ったけど、実際は結構腰があって貼りにくさはありませんでした。接着性も良いように思います。
どちらにしても使ううちに剥がれてきても、予備はたっぷりあります。
早速丸ノコを滑らせてみたら、期待以上によく滑ります。指一本で押すことができるほど。
ちなみに、丸ノコの方にもテープを貼ったらもっとよく滑るかなとやってみたら、逆に全然滑らなくなってしまいました。テープ同士が接触する場合は滑り効果はないようです。
ひょっとしたらテープを貼るのはレールじゃなくて、丸ノコ側で良かったのかも知れない。
先日の父の日に、名古屋に住む娘たちからブルーベリーの鉢植えをもらいました。
いつも気に掛けてくれていて有難い。
厳重梱包されてクロネコヤマトが届けてくれました。
鉢植えだと世話が面倒になるので、家の年寄りに頼んで庭の一角に地植えしてもらいました。
鉢が届いた頃はまだ青い実だったものが、4日ほどで熟していました。
早速もいで食べてみたら酸っぱかった。
2017年6月23日 お気に入り
ダスキン・台所用スポンジ
食べ終わった食器洗いを担当するようになって久しい。
カミさんに強制されてやっているわけでなく、一日中パソコンの前に座っているため、腰痛防止の一環として始めたことです。
で、毎日食器を洗っていると、スポンジが結構早く消耗することがわかりました。100均のものでも、メーカーものでもすぐに形が崩れてきます。
最近ダスキンのスポンジの保ちが良いという噂を聞いて調べたら、ダスキンのお店でなくても普通にネットで買えるみたいなので、早速取り寄せてみました。
購入したものはモノトーン3色セットが2組のもの。
イエローとかグリーンのヴィヴィッドカラーのものもラインナップされていますが、Amazon以外では何故かモノトーンの方がお安かったです。
スポンジは3層構造になっていて、一番上が大きめの網状気泡スポンジ。中間が細かな気泡スポンジで、3層目はナイロン不織布。
網状気泡スポンジ面は通常の食器洗い用で、ナイロン不織布面は鍋などの焦げ付き洗い用。
中間層は、適度に水分を保持し、洗剤の保ちを良くしているらしい。確かに洗剤をほんの少し垂らすだけで、泡立ちよく、長持ちするような気がします。
大きめの網状気泡スポンジ面。
サイズがちょっと大きめで背の高いコップの底にまで届くようになりました。
ナイロン不織布面。1回使った直後なので、少し毛羽だった感じになっています。
最初は少し堅めの感じでしたが、使い始めてすぐに2つ折りできるくらいに柔らかくなります。
実際に1ヵ月以上使ってみて、確かに型崩れしない。使い始めの頃より若干柔らかくなったかなと感じるくらい。
モノトーンだとあまり汚れが目立たないもんだから、辞め時の判断が難しい。
あまり長く使っていると衛生的にまずいようなので、1ヵ月くらい使ったら、浴室掃除用とか問題ない部署へ配置転換することにしました。
あと、Amazonの商品ページ説明に、「未使用状態でも長期保管すると、経年劣化でボロボロになってしまう」と書かれていました。
数年スパンなので、直ちに劣化するわけではないようですが、買いだめは得策ではないようです。
評判通り調子よかったから、先日遊びに来た娘にも持って帰らせました。
<2018年2月7日追記>
このスポンジは本当にへたりません。へたらなさすぎていつまでも使えてしまいます。衛生的にとても問題です。
貧乏性で交換どきが決断できないので、我が家では100均商品に換えてしまいました。
ただ安物のスポンジも使い始めてすぐにへたるものもあるので、適度にへたる製品を探索中です。