2016年7月10日 ガジェット
ROCK 3.5mmステレオミニ2分配ケーブル
iMacで作業をしているときによく音楽を聴いています。ももクロちゃんとか高中正義さんとかアイドルから洋楽までいろいろ。
音源はCDからリッピングしたiTunes。
iMacからの出力は、USBオーディオ・インターフェース US-100のヘッドホン端子に繋いだイヤホンやオーディオコンポのLINEに繋いでスピーカーから音を出しています。
イヤホンに繋いだり、オーディオコンポに繋いだり、結構頻繁に抜き差ししているから接触不良を起こさないか心配になってきました。
出力先を切り替えるセレクターみたいなものがないか探してみたが、もっと低コストで簡単にやる方法に気がつきました。2分配ケーブルです。
2分配ケーブルだと、オーディオコンポのスピーカーで音を出しているときでも、イヤホンからも音が出ているとか、分岐したために音量が下がるといった問題もあるけど、シンプルかつ安くできることが魅力です。
でも、なるべく良い2分配ケーブルをと、「ROCK 3.5mm Audio cable Y splitter」というものを手に入れました。
「ROCK」は中華メーカー「深セン市仁清科技有限公司」のブランド。Made in Chinaです。
パッケージの中は本体と中国語と英語で書かれた保証書の2点。ただ日本国内で保証が有効か?
製品のバリエーションは、端子部とケーブルがグレーのものと、端子部がゴールドでケーブルがホワイトになっているものの2種類があります。
ケーブルは、一端がL型3.5mmステレオミニプラグ(オス)×1で、反対側は3.5mmステレオミニジャック(メス)×2。端子部を含めた長さは実測約270mm。
端子は金色に輝いているが、金メッキと表記がないのでどうなんだろう?
ケーブルは無酸素銅という、酸化物を含まない99.95%以上の高純度銅が使用されていて、抵抗や歪みが少なく工業的に優れている素材だそうです。
ケーブルの引き出し部がスプリングや樹脂でカバーされていて、曲げには強そうです。
端子部はアルミ合金カバーで、L型のプラグ部は樹脂。
分岐部の両端も樹脂でカバーされています。
ケーブル全体がナイロン繊維で包まれています。
実際の接続状態。
ケーブルが太い割にしなやかに曲がり、取り回しは良い。肝心のサウンドもノイズはなく良い感じ。
ただし、メス側のジャックはプラグの抜き差しにちょっと力が要る。入れるときはパチンとはまる。簡単に抜けないので良いかも知れません。
購入はAmazonよりROCK楽天市場店の方が、送料込みではるかにお安い。ネコポスで注文してから中1日で届きました。
ただし出荷連絡が遅く、ヤマトのお届け連絡→ネコポス配達→ROCKの出荷連絡の順でした。
2016年7月9日 ウェア
自転車用ヘルメット OGK KABUTO TRANFI
5月の頭にサイクリングから帰ってきてヘルメットを脱いだら、後頭部のアジャスターベルトが破断しているのがみつかった。
補修部品があれば直してやろうと思ったが、代理店に問い合わせメールを入れてもなしのつぶて。
ヘルメットを2個持っていたからソロライドでのサイクリングに支障はなかったけど、先日カミさんと一緒に出かけたときに、あらためてもうひとつないとダメだなと。
自分の原点に戻って、今度は補修パーツも用意されているOGK KABUTOのTRANFIを購入しました。
パッケージはGAIAの頃から全然変わっていない。自分はGAIAからしか知らないが、ひょっとしてもっと前から同じなのかも。
TRANFIは今年の4月に発売されたばかりの製品で、ネットの情報は新入荷のお知らせばかりで、ユーザーレビューがほとんどありません。
“「MOSTRO」(モストロ)のDNAを受け継ぐスポーツヘルメット”という宣伝文句にノセられて、実物も見ないままポッチと押していました。
パッケージの中は、本体以外は取扱説明書だけ。サンバイザーは付属しないし、そもそも取り付けできるようになっていません。
中をゴソゴソしてたら、アジャスターベルトを取り付けるロックピンが1個だけ、コロッと出てきました。思わずヘルメットから外れてきたのかと確認しましたが、そうでもなかった。
他にもSWENに行ったときに試着したMETのCROSSOVERも良いかなと考えていたのですけど、アジアンフィットだし、補修パーツもあるし、日本製だし(MADE IN CHINAでした)、といろいろな条件が背中をぐいっと押しました。
それに、TRANFIは税込み11,880円の定価ですが、ワールドサイクルでは25%引きで販売されていて、CROSSOVERと大差ない価格で買えたのも大きい。
カラーバリエーションは8月上旬に2種類増えて、全部で6種類。そのうち4種類がベース色がマットブラック。2種類がホワイト。
黒は夏場に暑いらしいし、目立ってなんぼのサイクルウェアなので、迷わずちょっと渋めな方のホワイトであるホワイトシルバーにしました。
ホワイトといっても、O-cleのホワイトに比べシルバーっぽい感じですけど。
正面からの開口部もたくさん開いていて、前からの風が涼しそう。
ロゴタイプが入っているストライプ部は全部シール。後頭部のシールはなぜか片側だけで、左右対称になっていない。これは仕様どおり?
後頭部は発泡スチロールむき出し。
下側の穴の中央部表面はフラットで、テールライトが傾かずに付けられます。
新開発のダイヤル式アジャスター「クラニウムロック-10」。
METのCROSSOVERは、ダイヤル部がテールライトになっていて便利。
「クラニウムロック-10」もLEDを仕込むくらいの厚みがありそうなので、そういったギミックが欲しかったなぁ。
ほぼ頭全体を覆うインナーパッド。
同じように全体をカバーする虫除けのA.I.(Anti-Insect)ネット。
OGK製品の良いところは、ヘルメットの端もポリカーボネートでカバーで覆われているところ。O-cleもMETも端は発泡スチロールむき出しでした。
もちろん「JCF公認マーク」付き。
「JCF公認マーク」の後ろにある矩形のグレー部分は反射シール。クルマのライトを受けて、このシールと「クラニウムロック-10」のアジャスターダイヤルがキラキラと光り輝くはず。
昔のGAIAから改善されていると思ったところは、あごひもベルトに付いているOリング。
以前は普通のOリング1個だけで、すぐに切れてしまいました。TRANFIは、ロゴマーク付きの太いゴムリングと、バックルの根元に普通のOリングの2本体制で、簡単に緩みにくそうです。
TRANFIは、S/M(55〜58cm) L/XL(59〜61cm)の2サイズ。
自分の頭は約56cm。いつもバンダナキャップをして被るので、S/Mでジャストフィット。
写真上がO-cle CS-4600で、下がTRANFI。ヘルメット下部の横幅がTRANFIの方が小さくて、よりキノコっぽさが軽減しました。
実測してみたらO-cle CS-4600は約210mmで、TRANFIは約190mm。下の方がブラックに色分けされているために、ヘルメットがより小さくなったように見えます。
実測重量は249g。S/Mのカタログ値250gなので、O-cle CS-4600から少し重くなりました。ちなみに、L/XLのカタログ重量は270g。
222g→238g→249gと、首の負担が段々大きくなっていくのがちょっと気になります。
新しいメアドを作り、Apple IDを変更したり、データのバックアップをして、すべての問題をクリアしたところでIIJmioへの移行作業に着手しました。
SoftBankにMNP番号予約をもらう
カミさんのiPhoneは10日締めですが、自分のは20日締め。20日を過ぎるとまた1月分SoftBankに貢ぐことになるので、あんまり時間がないのです。
というか、ヤボ用があったりして、タイムリミットは残り6日と迫っていました。
まず、SoftBankにMNP予約番号の申請。
申請は電話でするのが手っ取り早い。ただし、いろいろ言われて引き留められます。それさえ苦にならなければ、電話を切るとすぐにSMSで予約番号を送ってきます。
SoftBankの携帯電話で「*5533」で窓口に繋がります。自動応答で「〜ならイチを」とか言われますが、どれが目的の番号かわかりにくい。
違う番号だとMNPの制度の説明だったりします。しかも途中で止める手段がないので、終わるまで付き合わないと元に戻れません。
最初は「2」、次は「1」、最後に「#」で、やっとオペレーターと話すことができました。
まず、ポータビリティする電話番号、名前、生年月日を尋ねられます。次に何で解約するのか、次はどこへ行くのか、なぜそこを選んだか、てなことをアンケートされます。
その後、MNPすることで発生する解約金(10,260円)や手数料(3,240円)の金額が告げられ、最後に「あなただけの特典が用意されている」と思いとどまるように説得されます。
自分が聞いた特典は、残ってくれたら月々1,000円・1年間料金を値引くという話。
もう1つは、YmobileへのMNPだったら、解約金やMNP手数料を免除、さらに月々1,000円・2年間料金を値引くという話。
だんだん面倒くさくなってくるので、最後はちょっと切れ気味で「もう決めてるから」って言うと、SMSで予約番号を送ると告げられます。
IIJmioホームページで申し込み
MNP予約番号が来たら、すぐにIIJmioのホームページで申し込み開始。
MNP予約番号は発行日から15日間の期限があります。その間にMNPを行使しなければキャンセルされますが、料金は発生しません。
SIMカードが手元に届くのに日にちが掛かる恐れもありますが、意外と早く来たという報告もありました。また1月分SoftBankから請求されるのも癪なので、6日で切り替えできるか賭けてみることにしました。
IIJmioへの申し込みは、音声通話パックとクレジットカード、運転免許証などの本人確認書類を用意しておきます。
まず、IIJmioホームページ「ご利用開始までの流れ」にアクセスし、ページ中程の「サービス開始のお申し込み」をクリック。
「初めてIIJmioをお申し込みになるお客様」の「mio会員登録・お申し込み」をクリック。
「パッケージをご購入済みの方」をクリックすると、次の設問が下に表示されます。
エントリーコード欄は、音声通話パックを開封し、印字されているエントリーコードを入力します。
個人情報やクレジットカード情報、プランの選定、追加SIMなどの必要事項を登録。ちなみにiPhone SEのSIMカードサイズはnanoサイズです。
登録が完了すると「IIJmioサービス お申し込み承りのお知らせ」というメールが登録メアドに届けられます。
その後「本人確認書類画像のご提出について」というメールが来たら、記載されたアドレスにログインし、運転免許証などを撮影したファイルをアップロードします。
自分が申し込んだときのタイムスケジュールです。
6月14日 15時15分頃 申し込み
6月14日 15時30分頃 本人確認書類をアップロード
6月14日 19時頃 確認完了連絡メール着
6月15日 18時頃 発送を連絡メール着
6月16日 7時頃 追加SIM分「利用開始日確定のお知らせ」メール着
6月16日 昼過ぎ 自分用SIMカード 宅配便着
6月17日 昼過ぎ 追加分SIMカード 宅配便着
申し込みから中1〜2日の爆速で、SIMカードが手に入り、何とか締め日に間に合いました。
いよいよIIJmioへ切り替え
MNP転入のSIMカードは、開通手続き完了日が利用開始日となります。
MNP予約番号の有効期間は15日ですが、開通手続きをしなければ、強制的にMNP予約番号有効期限日が利用開始日となります。
ちなみに新規の電話番号を発行されたSIMカードは、「利用開始日確定のお知らせ」メールが来た翌日が利用開始日。
iPhone SEを使えるようにするには、まず、SIMカードと一緒に送られてきた印刷物に記載されている「IIJmioオンデマンド開通センター」に電話を掛けます。
作業中のiPhone SEでは電話を掛けられないので、他の携帯電話か家の電話から掛けます。
音声ガイダンスに従い「2」を選択後、開通するiPhone SEの電話番号と、SIMカード台紙裏面に印字されている識別番号の下4桁を入力。おわり。
手続きが完了してから数時間で回線が利用できるそうですが、開通するまでの間にSIMカードをiPhoneに入れておきます。
自分の場合は、約2時間くらいでディスプレイの左肩に「docomo」と表示され、開通しました。
本体横のSIMトレイにiPhone SE付属のピンを垂直に差し込むと、トレイが浮きます。
トレイを引き抜き、プラスチックの台紙から切り離したSIMカードをトレイの切り欠き角と合わせて嵌め込み、トレイを本体に戻します。
SIMカードは端子面を直接触るなと注意書きがあります。自転車メンテ用のニトリル手袋をつけて万全を期しました。
構成プロファイルをインストールする
最後に、構成プロファイルをiPhone SEにインストールして完了です。
初めてiPhone SEを起動した場合は、Wi-Fiの設定やApple IDの登録を行い、iOSのデスクトップ画面を表示できるようにします。
アプリ「App Store」を起動し、「みおぽん」または「iijmio」で検索し、ダウンロードします。
Wi-Fi環境がないと「みおぽん」をダウンロードできません。自宅や会社にWi-Fi環境がない人は、フリーWi-Fiを利用できるお店などで作業を行っているようです。
アプリ「みおぽん」を起動し、一番下にある「ヘルプ」をタップ。
さらに「ヘルプ」画面を下へスクロールし、やはり一番下の「構成プロファイルをインストール」をタップします。
正常に繋がれば「(Cellular) IIJmio高速モバ…」という画面が表示される。
正常と言ったのは、自分の場合は当初何度もエラーになりました。何度か繰り返しているうちに表示しました。何でだろう?
表示できたら画面右上の「インストール」をタップします。
次の「承諾」画面で「次へ」をタップ。
さらに「警告」画面で「インストール」をタップし、画面下に出てくる「インストール」をタップします。
完了画面が表示されたら、iPhone SEが利用できるようになります。
いらなくなったiPhoneを下取り
古いiPhone 5sは開通すると通話できなくなります。そのままミュージックプレーヤなどとして使っても良いですが、Appleで下取りに取ってくれるので、カミさん用iPhone SEの購入資金の足しにすることにしました。
その顛末は、こちらの記事にエントリーしました。
IIJmioの使い勝手は
ハードユーザーでもないのに高過ぎるランニングコストに閉口してキャリアを替えました。
そもそもがライトユーザーだし、家の中はWi-Fi環境。実感として使い勝手に何ら変化を感じません。
これからサイクリングに持って出て、地図の表示などで変化を感じるかも知れないが、その時は改めて追記します。
とりあえず現状では、ディスプレイの左肩が「SoftBank」から「docomo」と変わった以外、何も変った気がしない。
下の「IIJmioお友達紹介キャンペーン」リンクからアクセスし、30分以内に申し込むと、あなたに2ヶ月間データ量10%増量の特典が貰えるよ。
ぶっちゃけると、自分には月額料金500円割引の特典がつくので、もしIIJmioに申し込みするならよろしく。
注文したiPhone SEが手元に届くまでに、できることを進めることにしました。
IIJmioのファミリーシェアプラン
契約したプランは「ファミリーシェアプラン」。
このプランは、SIMカードを最大10枚、音声通話機能付きSIMは5枚まで契約でき、10GBのデータ量をみんなで共有するプランです。
月額料金は2,560円と回線ごとの音声通話機能付帯料金700円。SIMカード4枚目から1枚につき400円が必要になります。
データ量3GBの「ミニマムスタートプラン」だと月額料金が900円+音声通話機能付帯料金700円なので、ひとりひとりが単独で契約するよりも安くできます。
我が家では問題なさそうですが、データ量を多く使う人がいても対応できるのもメリットです。
通話料金は30秒ごとに20円かかりますが、アプリ「みおふぉんダイヤル」からダイヤルすると、通話料金を半額にすることができます。
ファミリーシェアのSIM同士の通話だとさらに2割引。つまり30秒ごと8円になります。
我が家のようにあんまり電話をかけなくても、安くなる手段があるのはうれしいポイントです。
「みおふぉんダイヤル」でダイヤルすると、発信番号の先頭にプレフィックス番号(0037-691)を自動的に付加してくれます。長い電話番号を打ち込む手間を省いてくれるアプリです。
他社ではオプションで5分間までかけ放題とか、IP電話でサービスしている業者もあります。
我が家の場合、オプション料金以上の電話をしそうにないのと、IP電話は通話品質が落ち、しかも「みおふぉんダイヤル」と料金に大差がないので却下しました。
あとMVNOでの注意事項は、音声通話機能付きプランだと解約に一定期間の縛りがあること。
データ通信専用プランだと1月単位で解約でき、違約金のようなものも必要ありません。しかし、音声通話機能付きプランだと、縛りの期間や違約金相当のものがあり、内容は各社により異なります。
例えば、OCNモバイルONEは6ヵ月で8,000円。mineoは1年で9,500円。そしてIIJmioの場合は1年で、最大12,000円から利用月数×1,000円減額された金額。最初の1月で解約したら11,000円。
キャリアのように2年ごと更新ではなく、一定期間で縛りはなくなります。
初期費用を節約できる音声通話パック
どこのMVNOも初めて契約すると初期費用3,000円を徴収されます。しかし、それをもっと少なくする方法があります。それが音声通話パックです。
これらのパックの名前は各社ちょっとずつ違いますが、IIJmioの場合は、音声通話機能付きプランを「音声通話パック」、データ専用プランを「ウェルカムパック」と言っています。
この「音声通話パック」はAmazonなどで販売されていて、その販売価格が初期費用の代わりになります。
2016年7月1日現在AmazonではIIJmioの「音声通話パック」が税込み324円。初期費用が税込み3,240円なので、なんと1/10で済むのです。かなりお得です。
パックが用意されていないMVNOもありますが、もしあるのなら利用しない手はありません。
「音声通話パック」は、中のカードにエントリーコードが印字されていて、MVNOのホームページで申し込み手続きをするとき、このコードを入力します。
データ専用プランの「ウェルカムパック」には、SIMカードが付属しています。「音声通話パック」の場合は申し込み手続きが完了すると、後日宅配便でSIMカードが送られてきます。
スマホによって対応するSIMカードのサイズが違うので、データ専用パックの場合は対応するサイズのパックを選びます。
注意しなければならないのは、「音声通話パック」は一度開封すると返品できない。万が一契約できない場合パック代金は無駄になってしまいます。
契約不成立や未使用の「音声通話パック」は、オークションなどで転売することは可能のようです。
実はIIJmioに決める前は、mineoを第1候補に考えていました。
mineoは関西電力関連会社の運営で、データ量が1GBのプランもあり、家族割りもあるので月々のランニングコストが最も抑えられると思ったからです。
しかし、Amazonのmineoエントリーパッケージのレビューで、「申し込みの審査で落ちて無駄になった」というのを読んでしまいました。
しかもレアケースでもなさそうです。審査基準がわからないとも書いてあります。
mineoの場合は申し込む回線分のエントリーパッケージが必要なので、審査で落ちたときの心配が頭をよぎりました。余計な出費と手間と審査に落ちたダメージに、辞めた方が無難に思えたのです。
てな訳で、まず「音声通話パック」を確保。Amazonは2,000円以下だと送料が別に必要だから、他のものを買うときについでに注文しました。
SoftBankで契約変更の手続きをする
第1候補にmineoを考えていた理由は、データ量が少ないが料金も安いプランがあったことのほかにもうひとつ理由がありました。
それは、回線毎に契約者が異なっていても家族割りが適用されることです。
mineoの家族割りは、キャリアと同じように家族であることが証明できれば家族割りが適用されます。しかも、同居していなくても3親等以内の家族ならOKなのです。
他のMVNOで同じような家族割りを行っているところはなく、IIJmioの場合は1つの契約で複数回線契約するときの割引だけ。それが意味することは、契約者が1人ということです。
IIJmioのファミリーシェアを家族で使うために3回線分契約するとします。
その3回線すべてMNPで電話番号をポータビリティしようとすると、持ってくる番号すべてがファミリーシェアの契約者名義になっていないと受け付けて貰えないのです。
我が家の場合、自分と息子のiPhoneは自分名義ですが、カミさんのiPhoneはカミさん名義。息子は電話番号を変えたいと言っていたのでMNPする必要はありませんが、自分とカミさんはMNPします。
前もってSoftBankで、カミさんのiPhoneを名義変更しておかなければならなくなったのです。
mineoだったら名義変更とか面倒を省けたのですが、審査落ちの可能性あるかもというつまらない理由でIIJmioに変更し、SoftBankで名義変更することになったのでした。
通常の名義変更だと手数料3,000円が必要になります。しかし、家族割りが適用されている家族間の名義変更は無料でできます。
しかし、ここでも問題が。カミさんと息子は家族割りをやっていましたが、自分とはしていなかったのです。
まず家族割りの申請をし、日を改めて名義変更に行きます。ショップに2回も足を運ぶのでした。
名義変更は、やるのに最善な日が月に1回しかありません。それは料金の請求締め日その日だけです。
それ以外の日に名義変更すると、料金の日割り計算がされないため、カミさんにも自分にも、1月分の料金を二重請求されてしまいます。
名義変更手続きをすると、実際に名義が変わるのはその翌日。料金締め日に手続きすると、締め日までの1ヵ月分はカミさんに請求され、次の日から自分への請求になり、重複なしで移行できるのです。
しかし、ここで誤算がまたひとつ発生しました。名義変更できたか確認するためにMy SoftBankを確認したら、なぜかカミさんの契約更新月が1月先に延びていました。
締め日の制約など、段取りよく計画していないと、無駄な日数と費用を費やすことになります。
自分が先にSoftBankを抜けると名義変更も有料になります。時間がかかると古いiPhoneも下取りに出せず、下取り価格が下がってしまったりと、計画が微妙に狂ってくるのです。
後手を踏んだので、iPhone SEはすでに届いていましたが、しばらく寝かすことになってしまいました。
乗換計画を進める前に、毎月のデータ通信料や料金の他に、契約内容をチェックし、契約更新年月日と請求締め日を確認しました。
調べたら自分は来年の1月、カミさんは今年の7月、息子は更新月の定めのないプランでした。
SoftBankは更新年月日以外に解約すると契約解除料を請求されます。
つまり、息子はいつ乗り換えてもOK。カミさんは7月まで待ち、自分は来年の1月を待つより、とっとと乗り換えた方がコストを抑えられるということです。
スマホを調達する
docomo回線をレンタルしているMVNOが多いですが、現在docomoを使っているのなら、使用中のスマホをそのまま使える可能性が高い。
他キャリアでも2015年5月以降に購入したスマホなら、購入してから一定期間を過ぎるとSIMロックを解除してSIMフリー化できます。
もちろんSIMフリースマホと言っても、契約するMVNOで使えないスマホもあるようなので、対応しているか確認が必須です。
我が家はSoftBankで、使用中のスマホは2年半以上使ったiPhone 5sと何年も使った4s。どこのMVNOに乗り換えても継続して使うことができません。
そこで、自分と息子用のiPhone SEをオンラインApple Storeに発注しました。詳しくはこちらのエントリー参照。
ちなみにSIMフリーiPhoneは、docomo、au、SoftBankの回線で使えるようです。
MVNO業者を選ぶ
iPhone SEを注文した当時は品薄で、手元に届くまで1ヵ月の時間ができました。その間にどこのMVNOと契約するか情報を集めました。
我が家の要求ポイントは、iPhone SEに対応し、音声通話ができ、データ量は1回線1GB程度でOK、家族割引か複数回線割引があり、通話料金が安くできる方法があること。
MVNO業者は2016年6月現在、有名処から名前も聞いたこともない業者までたくさんあります。
多少の料金差はあるが、ほぼ横並び。業者毎に独自のプランがあり、その中から自分に最適なプランを選ぶのはなかなか難しく、かつ面倒くさい。
IIJmio、mineo、OCNモバイルONE、BIGLOBE、Nifmo、楽天モバイル、DMM mobile、イオンモバイル、DTI SIMなどを比較・検討し、最終的にIIJmioに決定しました。
IIJmioはIIJという会社のブランドで、IIJはインターネットの黎明期から続いている企業。企業的な安心感とプランが我が家にマッチすると思ったのです。
2年間で出て行くお金のシミュレーション
MVNOに乗り換えた方が毎月の携帯料金を抑えられることは漠然と分かっていましたが、一応確信を得るために計算してみました。
まず、乗り換えに必要な初期費用(税込み)は、
iPhone SE 代金 | 3台分 | 167,492円 |
SoftBank契約解除料 | 1台分 | 10,260円 |
MNP手数料 | 2台分 | 6,480円 |
IIJmio加入料 | 1契約分(音声通話パック) | 420円 |
IIJmio追加手数料 | 後から追加するカミさんの分 | 2,160円 |
合計 | 186,812円 |
IIJmioの月額料金は、
ファミリーシェア基本料金 | 2,560円 | |
音声付帯料金 | 3回線分 | 2,100円 |
通話料金 | 3回線分 | 1,300円 |
SMS通信料 | 3回線分 | 300円 |
ユニバーサル料金 | 3回線分 | 6円 |
消費税 | 502円 | |
合計 | 6,768円 |
下の図は、初期費用186,812円、IIJmioの月額料金を6,770円、SoftBankの月額料金を23,000円とした場合のシミュレーショングラフです。
初期費用に大金が必要ですが、1年目で元が取れ、それ以降にコストダウンの成果が出てくる。24ヵ月目で20万円の節約となる狸の皮算用です。