2016年1月18日 ウェア
モンベル・ジオライン L.W. ハイネックシャツ
サイクリングをするようになって、どんなに暑い日もアンダーシャツを着るようになりました。猛烈に汗をかくので、その方がベタベタにならないからです。
夏用のアンダーシャツはユニクロのものでもイオンでも、とにかく「吸汗速乾」を称えているものなら性能の差はあるだろうが何でも良い。たくさん出回っているから値段も安く手に入ります。
けれど、冬用となるといずれも「ヒート〜」というような、「吸汗速乾」よりも体を温める「発熱」がメインの商品ばかりになってしまいます。
自分も「ヒート〜」を愛用しています。しかし、普段使いやちょっとそこまでの目的で自転車に乗るときは良いですが、長距離のサイクリングには着ていきません。
「吸汗速乾」が間に合わず、かいた汗が冷えて、逆に寒くなってしまうからです。
で、冬になると登場してくるのが「モンベル・ジオライン L.W. ハイネックシャツ」。
最初は保温性と速乾性をうたい文句にしていたことと、山屋さんに信頼のあるモンベル製品であることで使い始めました。今年でもう何シーズン使っているだろうか?
このシリーズは生地の厚さにより3段階で展開されています。薄手の「L.W.」、中厚手の「M.W.」、厚手の「EXP.」であります。サイクリング用途であれば「L.W.」が推奨されています。
カラーはブラック、シャドウ×ネイビー、シルバーの3種類。サイズはS・M・L・XL。
生地に使われているポリエステル100%のマイクロファイバーに保温性と速乾性があるようです。
静岡や名古屋のような気候なら、この上にサイクルジャージを着込み、スタート時はウインドブレーカーを重ね、暑くなったらそれを脱ぐといった運用で冬を乗り切っています。
袖の長さや首回りの形状のバリエーションがあり、自分的には長袖のハイネックがおすすめ。
腕が結構冷えるので長袖なのですが、首回りもハイネックのおかげで暖かい。ファスナーがついているお陰で、汗のかき具合に応じてベンチレーションの具合を調節できます。
ハイネックのため上に重ねるウェアを選びますが、普通のサイクルジャージなら問題ありません。
唯一の欠点は、アンダーウェアとしてはそれなりにお値段が高めで、ホイホイ買い足せないこと。
土・日にサイクリングに行く程度でも、最低2着は持っていたい。
先日、正月休みに帰ってきていた娘たちを車で名古屋まで送ったときモンベルに寄りました。
他の買い物が真の目的だったのですが、その時に娘から誕生日プレゼントに買って貰いました。サンキュー。
ついでにシャツと一緒にモンベルのマスコットもプレゼントしてくれた。
年末に購入した「ドイター・コンパクト EXP12」にぶら下げています。サイクリングのお供になって、寂しい一人旅ではなくなりました。
今日(1月16日)は富士山静岡空港までサイクリングしてきました。
ルートは八坂から山の中を抜けて国道473号に合流し、富士山静岡空港へ行きます。
帰りは空港の前の道路を東側へ突っ切り、牧之原台地を横断して菊川駅経由、つま恋の北ゲート付近を通って戻ってきます。
ルートを作っていたら出発が11時半頃になってしまいました。
昨日より風が弱いと予報されていましたが、出発した頃にはあまり変わらず、結構吹いています。
遠州に住んでいたら、風が弱い日を待っていたら、ちっともサイクリングに出掛けられなくなってしまいます。
ルートを設定していた時点で、今日は上り坂との対決になる覚悟をしていましたが、西方の分岐点で最初のハードな上り坂に遭遇。
何となく見覚えのある景色に思い出しました。2013年10月に菊川倉沢の棚田に行ったとき通った道です。
しばらく走ると、永寶寺へ向かう道の入口あたりにトトロがいました。
板沢にもトトロがいますが、これで二度目の目撃です。
県道79号に入り、河城小学校近くの太陽光発電所で、山羊が除草に励んでいました。
富士山静岡空港へ行く道路の法面でも、山羊を使った除草が行われていました。
国道473号バイパス(金谷相良道路)六本松ICに並行する道は長い上り坂。
下の町並みあたりからグルッと回って上ってくるのです。
頭上に国道473号バイパス六本松IC。
真ん中辺りの地肌が見える山は粟ケ岳。「茶」の文字の上半分が覗いています。
国道473号の道沿いからは「茶」文字がよく見えます。
13時10分頃に空港手前にある空港西側展望広場に到着。
ちょうど到着した頃にANAの垂直尾翼を目撃しましたが、結局、空港滞在中に飛行機を1機も見ることができませんでした。
富士山静岡空港ターミナルビル。
ターミナルビル東側にある管制塔。
自転車を駐めるところをターミナル入り口付近で警備をしていた警官に尋ねたら、親切に教えていただけました。
駐輪できる台数は少ないが、スタンドのないロードバイクなども駐められるよう、バイクラックも設置されていました。
駐輪場がある位置はターミナルの東の外れ。
2階に上がるエスカレーターから1階を見たところ。
2階のお土産売り場。
その横に3階の展望デッキに上がるエスカレーターがあります。
展望デッキ入口。
展望デッキ。写真左手に入口。手前にはベンチが設置されていました。
1階のコンビニでパンと牛乳を買って、ここのベンチで遅い昼飯。屋外なので寒かったです。
帰りは空港の東側の道に向かいましたが、この道は何と12%の下り坂。とても上ってこれません。というより、下るのも恐怖です。
帰りのルートはタフな上り坂が多く、勝田の上り坂ではついに歩いてしまいました。
気温も下がってきて、ウインドブレーカーを着なくちゃならないくらい寒くなってきました。顔にも冷蔵庫に突っ込んでいるような冷気が押し寄せます。
国道473号バイパスを跨いだ先の峠道の入口には「凍結注意」の看板あり。日陰が多く、陽が差した場所では西日で先がよく見えない。1台だけ対向車に出会いました。
いくつの坂を上り、いくつの坂を下ったかわかりませんが、走行距離の割に疲労困憊。家に着く頃には影もこんなに長くなっていました。
迷走距離:47.99km Av:15.36km/h
毎年初詣には、近所にある龍尾神社へ行きます。しかし、遠州で初詣のメッカと言えば「法多山尊永寺」、通称「法多山」だろう。
正月3が日は超混雑するだろうと、自転車を駐める場所もないだろうと予想し、今日、そろそろほとぼりが冷めた頃だろうと行ってきました。
ルートは上の地図の通り。
今日も晴れてはいますが、気温が低く風が強い。
参道の入口には12時前に到着。参道の人出もまばらです。
仁王門手前の参道には屋台が並んでいましたが、どこもやっていません。土日に店を開けているのかも。
仁王門の付近に自転車のエアーポンプまで常備している竹でできたバイクラックがあると聞いていましたが、それらしいものがありません。
仁王門の先にも行ってみましたが、見つからない。ひょっとしたら屋台で隠れているのだろうか?
仕方がないので、参道の食堂「よし春」で聞いてみました。
バイクラックは、いつもは屋台の辺りにあるのですが、屋台がある間は撤去されているらしい。「屋台がなくなれば、また設置されるんじゃないか」とのこと。
親切な女将さんが「店の横に駐輪しておいて良いよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えることにして、邪魔にならない場所を探して置いておくことにしました。
江戸時代初期に建立された仁王門。国指定重要文化財に指定されています。
仁王門裏にある境内案内図。
本堂までだいぶ歩かなければなりません。
その先には長い階段が。
かなり足のトレーニングになります。
やっと登った頂上にある本堂。
手水舎には作法が記されていました。
お賽銭を入れ、いろいろ願ってきました。
本堂内の天井。
札・守授与所。
本堂の向かって右にある「諸尊堂 北谷寺」。遠江三十三観音第五番札所。
旧本堂だったようですが、天井には三つ葉葵の紋所。
その対面にある「大師堂」。
鐘楼堂。
二葉神社。
お土産に厄除団子を買って帰ります。
団子は、まずいわゆる「食券」を自販機で購入。
ボタンがいっぱいありますが、上段は店内飲食用で、下段が土産用。一番左が1つだけ購入するボタンで、他は2個セットとか複数購入する場合のもの。
次にこちらの引換所で「だんご券」と「だんご」を交換します。
左奥の建物がだんご券売り場で、右の建物が引換所。お正月はこの場所がかなり混雑するのでしょう。
お土産を買って、とっとと帰ります。
帰りに「よし春」で駐輪のお礼を言い、ついでに「みそおでん(300円)」を食べていきます。お味噌がおいしかった。
お土産の厄除団子。消費期限は当日中。
だんごは、串5本で1セット。月一で「茶だんご」や、桜の季節に「さくらだんご」という限定販売があるようです。こんどはそれらも食べてみたい。
迷走距離:25.26km Av:14.43km/h
年間走行距離がそんなに多いわけでもないですが、2012年の10月に買った「saitoimport(サイトウインポート)冬用サイクルグローブ」もだいぶくたびれてきました。
手のひら側の生地が傷んできて、DECOMA号のハンドルグリップがやすり状なもんだから、削れた繊維がくぼみに絡んで、グリップが汚れるのが気になっていました。
ところが、気がつくと左手の中指の先はすでに穴が開いていて、人差し指も生地が薄くなって、貫通するのも時間の問題という状態でした。
そしたら、カミさんが大事になる前に補修をしてくれました。
これが補修後の状態。
手のひら側はこんな風。
過去の補修では、指先の裏から靴下用の補修布をアイロンで貼り付けたことがありました。その方法だとあまり長持ちせず、補修布がすぐに剥がれてきてしまっていました。
今回は、破れてきた指先に他のグローブの指先を使ってカバーをする、という手法。
100均という安価なパーツが存在していること、補修の難易度が低いことがメリットの補修法です。
補修後写真の右手人差し指と中指のグレーのカバーは、「YUBISAKI」というグローブをしたままスマホがいじれるグッズ。他のブラックのカバーが今回補修した指。
ついでに怪しくなっている指を補強的に補修したので、当初の予定より補修箇所が増えています。
すでに2本カバーされていたから、カバーされている指が増えてもノープロブレム。
お洒落さんには気になるかも知れませんが、自分的には大丈夫。
補修に使ったグローブは、ダイソーの「タッチ手袋 裏起毛 ブラック」。
ほんとは「YUBISAKI」と同色で揃えたかったのですが、あいにく希望にかなうものがありませんでした。
「タッチ手袋 裏起毛 ブラック」は親指と人差し指がスマホ対応になっていて、この指を補修用に使いましたが、スマホは反応しませんでした。
「YUBISAKI」はグローブ越しに反応してくれますが、ダイソーのものはグローブの内側が生身に接触していないとダメなようです。
「YUBISAKI」を固定するときは両面テープを使って自分でやりましたけど、カミさんは上手に糸で縫い付けてくれました。
この補修法の欠点と言えるものは、グローブを脱ぐときに、補修した指先を掴むとカバーだけが伸びて脱ぎにくいこと。補修していない指を引っ張るか、カバーしていない部分、またはカバーと中の指先も一緒に引っ張ると良いです。
このグローブも買ったときに比べ、手首の部分がかなりダルダルになってきました。手のひらの状態も含め、どちらにしても今シーズンでお役御免になりそうな気配はしています。
2016年1月4日 静岡
2016年の走り初めに娘と可睡斎へ
袋井の可睡斎では、正月3が日だけ屋台店が出ているらしいので、正月2日目に走り初めに出掛けることにしました。
名古屋から帰省している娘が着いてくるというので、走り慣れない娘に安全なルートを選びました。
可睡斎へ初詣するのは初めてです。参拝客の車の渋滞具合とかわからないから、可睡斎近くへは歩道のあるルートで回り込みます。
大晦日頃の天気予報では、正月3が日の間は風の弱い晴れときどき曇り、といった天候のはずでした。
実際はボウボウと風が強く、往路はずっと向かい風。
娘はルイガノLGS-5、自分はDECOMA号で出発したのですが、向かい風で娘が遅れるので、途中で自転車をチェンジ。軽い自転車の方が負担が少ないと思ったからです。
途中で袋井のコープによってエネルギー補給。
ここから川に沿って北上。進行方向が変わって、風の影響も少なくなりました。
予想したような車の渋滞もなく、スムーズに到着。ボタンの季節の方が車が多いかも。
それなりに人は多かったですが、門前に駐輪し、さっそく境内へ。
屋台店が並ぶ境内を抜け、まずは本堂へ。
さすが正月。山門に三つ葉葵の幕が掛けられていました。
奮発してお線香を立ててきました。
隣の秋葉総本殿三尺坊大権現御真殿にも参拝。
その後、屋台店でスパイシーフランクをゲット。
さらにたい焼きを買って、池の畔でいただきます。
この場所は鯉の餌を販売している場所のためか、人影を察知して鯉がいっぱい詰めかけてきました。
あいにく売り場にあるはずの餌は空っぽ。この子たちは余程腹を空かしているようです。
3時近くなると、日もだいぶ傾いて気温も下がります。
帰りは追い風のお陰で、労力半分速度は2倍。いつもと違う道を走って帰ってきました。
迷走距離:32.01km Av:14.70km/h