サイクルコンピュータ パドローネ プラス CATEYE CC-PA110W

Garmin Edge 830を買って喜んでいたら、不幸が訪れました。

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DECOMA号に付けていたサイクルコンピュータ「ストラーダスリム CC-RD310W」が再起不能に壊れてしまいました。
駐輪場に駐めていたDECOMA号に戻ったら、写真のような状態になっていました。

もう数字も読み取れないし、スリープもしなくなって、表示されたまんまです。でも計測は可能で、モードの切り替えもできます。

サイコン本体には折れ曲がったような亀裂が入っていたり、最近取り替えたばかりのバーテープグリップに爪を立てたような跡が残っていたり。
自転車は倒れていませんでしたが、どうやったらこんな風になるのでしょうか?

サイコンがないと自転車に乗る楽しみも半減するし、チョイノリ自転車にGPSサイコンを使えるようにするのも敷居が高くなりので、新しいサイコンを手に入れることにしました。

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新しいサイコンはキャットアイの「パドローネ プラス CATEYE CC-PA110W」です。
パドローネ プラスにしたのは、機能がストラーダスリムとほぼ変わらなかった上に安かったから。

購入したのはパドローネ プラスでも限定色のバージョンです。ビックカメラのサイトで税込み3,758円で、しかも送料無料。ストラーダスリムはAmazonでも4,200円になっていました。

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パッケージの中身は、取扱説明書にサイコン本体、スピードセンサーとマグネットにマウントやブラケットなど一式です。

サイコンをハンドルやステムに付けるマウントはストラーダスリムのものとタイプが異なりますが、互換性があって流用可能です。
スピードセンサーやマグネットもストラーダスリムのものが使え、オプションパーツとしても販売されています。

なので、付属パーツは入れ替えずにそのまま使うことにしました。

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ストラーダスリムに比べパドローネ プラスはでかい。Edge 830にも負けないくらいのサイズです。
表示される項目はほとんど同じなので、表示もデカくて老眼にも優しいです。

ストラーダスリムは走行距離を2つ記録できますが、パドローネ プラスは1つです。元々そういう使い方をしていないので無問題。

べパドローネ プラスの特徴としてはバックライト機能があり、設定した時刻に5秒間点灯か常時点灯させるか選べるナイトモードがあること。
夜間にサイコンを復帰させるのを忘れて記録漏れが起こることがたまにあるので、走行距離の複数記録より嬉しい機能です。

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初期設定を済ませ、動作確認してきました。

スピードセンサーとはペアリングされている訳ではないので、本体をマウントして走り出せば他に何もしなくても計測してくれます。
デメリットがあるとすれば、少しばかり重量が増すのと、ハンドル上の占有面積が増えることくらいでしょうか。

もうひとつデメリットがありました。ストラーダスリム用にストックしているCR1616の使い途がなくなってしまいました。

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Garmin Edge 830 を買いました

あいかわらずPolar V650が不調で、メーカーからの改善の兆しもないまま、今年に入って新しいGPSサイコンが続々と登場し、ついに物欲の堰が切れてしまいました。

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はい、「Garmin Edge 830 セット」を買ってしまいました。

一時はWahoo ELEMNT ROAMに気持ちが傾いていたのですが、最終的にEdge 830のナビゲーション機能に魅力を感じてしまいました。

価格の安いEdge 530も候補だったのですが、Edge 830ではカーナビのように周辺施設を検索したり、ナビ機能の充実ぶりに負けてしまいました。

Edge 830は国内では単体売りがなく、ハートレートセンサーやスピード、ケイデンスセンサー付きのセット売りしかないのが腹立たしい。単体売りがあれば1万円は安く済むはず。

巷ではものがないらしく、ネットでも8月下旬や9月に入ってからの出荷と書かれています。僕は在庫のあった楽天のガーミン公式ショップから購入しました(8月22日現在は売り切れ中)。

楽天公式ショップでは定価売りなのですが、タイミングによってはポイント10倍の日があります。楽天カードマンだとさらにポイント12倍になって、実質7,488円の値引きです。
そういうタイミングを狙って、どこよりもお値打ちに購入することができました。

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パッケージの中身は、写真左上からクイックスタートマニュアルや保証書、Edge 830本体、スピードセンサー、ケイデンスセンサー、ハートレートセンサー、アウトフロントマウント。

中段左からストラップとハンドルorステムマウント用のラバースペーサーセット、ハンドルorステムマウント用固定ラバーバンドセット。

下段左からハートレートセンサー用ベルト、マイクロUSBケーブル、ケイデンスセンサー用固定ラバーバンドセット。

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ハンドルorステムマウント用固定バンドセットの内訳は、マウント、マウントスペース低、マウントスペース高、固定バンド小、固定バンド大が2セット分入っています。
ちなみに固定バンドは2本ずつ使用します。

アウトフロントマウントと合わせて3台の自転車にマウントを付けっぱなしにすることもできます。

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ケイデンスセンサー用固定バンドセットの内訳は、固定バンド小・中・大各1本。

ストラップとハンドルorステムマウント用のラバースペーサーセットの内訳は、ラバースペーサー大、小とストラップ、2mmと2.5mmアーレンキー各1本。

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Edge 830はサイズが縦82mm×横50mm×高さ20mm。V650よりかなり小さいです。左はCAT EYE CC-RD310W。

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画面はV650が2.8インチ(320×240 pixel)で、Edge 830は2.6インチ(322×246 pixel)。

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画面の傷付きが心配なので液晶保護ガラスを用意しました。

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ミラーレスカメラのDMC-GM1用に購入した液晶保護ガラスと同じ「Maxku」のものです。

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内容も同じで、ガラスとクリーナーなどが2セット分入っています。

他メーカー品では厚さが0.3mmのものが多いのですが、この製品は0.25mmです。

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保護ガラスを貼るとこんな感じ。

側面の赤色マークのボタンは長押しで電源オンします。使用中に短く押すとスリープモードにしたり解除したりできます。また、使用中に長押しするとメニューが表示され、電源を切ったり、タッチスクリーンのロックができます。

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本体手前側左右にボタンが付いています。左側はラップ計測。右側はタイマー(計測)の開始と停止。中央のカバーをずらすと中に充電用のマイクロUSB端子あります。

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裏面手前側にストラップホールが付いています。マウントにはオプションの拡張バッテリーパック用の充電端子が付いています。

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早速、初期設定などを行おうとしたら起動しません。充電してみると、なんとバッテリーは完全に空でした。

バッテリーの充電を始めると、最初は上の写真のアイコンが表示され点滅します。5%くらい充電されると勝手に電源が入り起動します。
起動すると言語選択画面が表示されます。多分設定を始めても良いのだと思いますが、僕は満充電させてから設定を行うことにしました。

充電されるのを待っている間にスマホアプリ「Garmin Connect」やPDFファイルの取扱説明書をダウンロードしておきます。

結局満充電に5時間くらいかかりました。充電中はときどき点滅しながら%を表示します。
充電中は電源を切っても良いのですが、電源オフ時の進行具合は目にも止まらぬ速さで明滅するので%表示が読み取れません。

取扱説明書をざっと見渡しましたが、V650と勝手が違うため、使いこなすまでには時間がかかりそうです。不幸中の幸いというか、まだ目がサイクリングに行ける状態に戻っていないので、その間に使えるようにしたいと思っています。

<2019年9月17日追記>
ここに記載した「Maxku」の液晶保護ガラスはあまり良くないので他のものを買い直しました。こいつは付着した指紋がなかなかキレイに拭き取れません。

液晶保護ガラスを購入するときは「指紋防止」という効能が書かれているものを選びましょう。

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USEN マルチエコーマイクミキサー UM-1000

突然ご近所の方々とカラオケ同好会みたいなものを始めることになりました。

普段利用している施設にNTTの光BOX+が置いてあり、「光カラオケBOX+@DAM」が利用できるようになっていたので、勢いでクラブ活動をすることになったというのが経緯です。

ただ「光カラオケBOX+@DAM」はキーチェンジができないので、自分のキーに合わない曲は歌えないという欠点があります。

音源にキーコントローラーをかませば良いんじゃないかと思ったのですが、もうそういう時代じゃなくなったのか、そういう機械が販売されていないのです。
パイオニアがキーコントロール可能なミキシングアンプとか、そういう機械を販売していたみたいですが、ググると新品はなく中古ばかりがヒットします。しかも意外に高価です。

JOYSOUNDの家庭用カラオケ機能比較というページをたまたま眺めていました。
PlayStationやNintendo Switchを使うプランだとキーチェンジが可能ですが、テレビやパソコンを使うプランだとキーチェンジができません。

でも注釈に「マイクミキサーをご用意頂くことで、エコーやキー変更などができます。(対応機種 クラシックプロ KOK 500BK/UM-1000など。・・・」とヒントが書かれていました。

KOK 500BKをググると4万円近い機器でした。UM-1000はもう販売されていないようですが、たまたまヤフオクに新品が出品されていました。しかも超安価。

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何年か前までJOYSOUNDを契約すると貰えるというキャンペーンをやっていたみたいで、そういった商品が流れてきたのでしょうか?でも新品が手に入ったのはラッキーでした。

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パッケージの中はミキサー本体とマイクロフォン、ACアダプター、AVケーブル1本。

本来は取扱説明書があるはずですが、付属していませんでした。構造も仕様も単純なので、取説がなくてもあまり困りませんが。

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本体前面には電源ボタンとインジケーターランプにマイクコントロール用のエコーとトーン、入力レベルのボリューム。

ボリュームの上にある小さな3つのボタンでキーチェンジします。左右の矢印ボタンがキーのアップダウン。真ん中のボタンを押すと原曲キーに復帰します。

音源の音量ボリュームはないのでアンプ側で調節します。

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裏面はアンプに接続するオーディオ出力と音源に接続するオーディオ入力用ピンジャックだけ。電源はDC9VのACアダプターに接続します。

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早速接続して動作確認。問題なくキーチェンジできました。キーチェンジすると、原音の♮は赤色、♭と♯は緑色に点灯します。

「光カラオケBOX+@DAM」を使うことが前提だったのでキーコントローラーを探すことになってしまいましたが、今、家庭でカラオケするならPlayStationやNintendo Switchを使った方が手間がかかりません。
ただ、PlayStationもNintendo Switchも高価なので、これらの機器を持っていたらの話ですけど。

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Antique Cafe Road

名古屋から帰って来ていた娘が行ってみたいと言っていた、掛川市大野にある「Antique Cafe Road」というお店へ家族4人で行ってきました。

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行く道中の途中まではよいのですが、最後の詰めの部分で少し迷いました。だって「こんな所にカフェなんてあるの?」というような道に入っていくから。

道も狭く対向車が来たら、どちらかがバックするしか逃げ場のないような道路です。

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半信半疑になりながら進んでいくと駐車場の看板が現れました。

右の道路の先にお店があるのですが、お店の近くにも別の駐車場がありました。

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娘の話では元牛舎であった建物を改装したお店だそうです。

元牛舎と聞いて、「臭いは残っていないのかな?」とちょっと不安になったのですが、そんな心配は杞憂でした。

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店の前にはかなり昔のバイクが置いてありました。

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店の周辺には古いクルマも置いてあり、なんとナンバープレート付き。右奥のクルマはマツダキャロルですね。

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店の前の建物の壁には昔懐かしいホロー看板。

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松山容子のボンカレーに大村崑のオロナミンC。

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店内は照明が少なく薄暗い雰囲気。天井にはファンが勢いよく回り、窓は開け放たれ冷房がなくても暑くありません。

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入口から入って右手側は、外の森を臨めるカンター席。窓の外には小川が流れていました。

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部屋の中央辺りは応接セットのような座席。奥の方にも席があります。

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所狭しと物が雑然と置いてあり、アンティークと言うよりも古道具屋のようです。

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日本ビクターのニッパーがいました。自分の在所にも小振りのニッパーが1匹いました。できれば古い蓄音機と一緒に展示して欲しいです。

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キス人形とペコちゃんのホーロー看板。

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ブリキのミニカーもあちこちに置いてありました。

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カフェなので冷たい物をいただいてきました。写真はきな粉のかき氷(税別800円)です。

同じものを2個注文してしまったのですが、思いのほかデカくて他にマンゴーのかき氷もあったので、1個ずつにしてシェアすればよかったと反省。

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こちらはドロッとしたアサイーの中にシリアルとフルーツ、アイスクリームが入ったアサイーボウル(税別700円)。

入口に「店内を見ていくだけのお客はお断り」というような看板が出ていました。お店に入ったら何か注文しましょう。

あと、入口付近に練炭コンロがたくさん並べられていて、多分冬場には客席の近くに並べられるのだと思います。確かに冬場は思いっ切り冷えそうな気がします。

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マグネット式のペダル Magped(マグペド)

Cycle Sportsの8月12日の記事に『マグネットを使用したクリップレスペダル「マグペド」登場』というものがありました。

「マグペド」は、オーストリアのMagped社が開発したペダルで、日本国内はゼータトレーディング(有)が代理店になっています。

製品の特徴を簡単に説明すると、普通のビンディングペダルは物理的にかみ合って結合しますが、「マグペド」はその名の通りマグネットでくっつき合います。
記事には「”固定されている”という不安を感じることなく、”固定されている”メリットを享受することができる。」と書かれていました。

僕も昔SPDペダルを試したことがあるのですが、外れないという恐怖感に打ち勝つことができず、結局フラットペダルで通しています。で、このペダルを見てとても興味を持ちました。

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今回発売されるペダルは2種類あり、上の写真は片面マグネットタイプの「SPORT」。

ライダーの体重や使用目的でマグネット強度を選べ、65kg未満で100N、65kg〜90gで150N、75kg以上や競技使用で200Nの3タイプが用意されています。
価格は税別100N:10,600円、150N:11,200円、200N:12,200円。

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もうひとつは両面マグネットタイプの「ENDURO」。

こちらは体重80kg未満の150N(税別16,800円)、体重75kg以上の200N(税別17,800円)の2タイプがあります。

「SPORT」は一般ライダー向けで、「ENDURO」は競技者向けでしょうか。

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2穴のSPDシューズに対応し、SPDクリートの代わりに防錆処理されたスチールプレートを取り付けます。またシューズのソールの厚さが薄手〜中厚程度に対応となっています。

今回発表されたペダルはMTB用なので、ロード用の発売予定をゼータトレーディングに問い合わせたところ、9月後半入荷予定をしているそうです。

それで、気になったのでメーカーのホームページを探したら、そちらには既に掲載されていました。

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ロード用の「ROAD」。本国では8月26日から発売のようです。
詳細は不明ですが、重量は258gでシャフトはチタンと書かれています。上記の2製品はシャフトがクロモリのようなので、値段は高めかも知れません。

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もうひとつ「ULTRA」というペダルも掲載されていました。こちらはクロスバイク用でしょうか。
本国の発売は9月19日以降のようです。重量が300〜320g、このペダルもチタンシャフトです。

日本での価格など詳細は9月末を待ちたいと思います。

<2019年8月20日追記>
メーカー直販ページにユーロでの価格が表示されていました。
SPORT 94〜109€(日本価格10,600〜12,200円)
ENDURO 149〜159€(日本価格16,800〜17,800円)
ROAD 189€

ULTRAは未掲載でした。ROADの日本価格は21,200円くらいですかね。ROADには選択オプションがないので、磁力は1種類だけのようです。
また、他のパーツを見ると、ROAD用にSPD-SLシューズ向けのプレートが用意されていますし、ROADにはロードシューズ用3穴プレートが付属しています。構造的に見れば、シューズはSPD-SLでもSPDでも対応しそうな気がしますが。

<2019年9月28日追記>
今日ゼータトレーディング(有)のサイトを覗いたら、ロード用が掲載されていました。
予想していた価格21,200円がズバリ的中。ピッタリ賞でした。

掲載されている写真を見ると、マグネットはペダル踏面より出っ張っており、シューズプレートの窪みにすっぽり嵌まるような形状で位置決めもバッチリなようです。

SPD-SLのように自転車を降りて歩き回るようなサイクリストには向いてないように思います。そういう人は「ULTRA」ですかね。
「ULTRA」の本国での発売日が11月19日に変更になっていました。

<2019年11月25日追記>
本国では「ULTRA」の販売が開始されたようで、ホームページに情報が掲載されていました。

150Nと200Nの2種類がラインナップされており、スペックは150Nが358gで179€。日本では20,200円くらい?200Nは372gで189€。日本では21,200円くらいでしょうか?

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