2020年1月4日 パーツ
GORIX GX-C19 サドル
カミさんが乗っているKoga-Miyata Lakesideのサドルが痛んできたのでサドルを新しいものに取り替えました。
今までのサドルは「ベロ・レーサーサドル」のレッド/ブラック。穴が明いてそこから雨水が染み込むようになってしまいました。
同時に装着した僕が使っているブラックは全然痛んでいないのですが、カミさんはほぼ毎日使用しているので早く劣化するのですね。
とりあえず手元で余っていたBESV JR1に新車で装着されていた「SELLE ITALIA X3」を代わりに取り付けました。
カミさんはこれで不満がないようでしたが、僕的にはあまり気に入っていなかったので、他のものを新たに購入することにしました。
手に入れたサドルは「GORIX GX-C19」。昨年「CBN Blog」で紹介されていて、いいかもと思っていたものです。
「GORIX」は自転車通販サイト「ごっつプライス」を運営する「ごっつ株式会社」のオリジナルブランド。ユニークな商品や低価格商品をプロデュースしています。
このGX-C19も自社サイトでは税込み・送料込みで1,999円で販売されています。Amazonでも「ごっつプライス」から販売されていますが、少し値段がアップします。
GX-C19はカラーバリエーションが豊富で、その数なんと24種類。これだけあると車体カラーに合うものがきっと見つかる気がします。
僕が購入したものは白ベースのブラックです。Lakesideのオリジナルサドルはセラロイヤルのホワイトでしたから、コーディネート的には間違いありません。
座面は指で押すとへこむくらいふかふかで、座り心地も柔らか。
うちのカミさんのようにドカッとサドルに座って、あまり腰を上げ下げしないタイプの人のお尻に優しいかも知れません。
中央は尿道への圧迫を和らげる穴あきです。
お尻が乗っかる部分は梨地で、滑る止めのディンプルが付いています。
中央の黒い部分は光沢のあるビニールっぽい質感です。
サイズは長さ275mm×幅150mm×高さ75mm。レールはスチール。
座面の革を止めるステップルがてんこ盛り。低価格商品にありがちで、末端処理はちからいっぱい手を抜いてあります。
チェーンリング側のレールには位置合わせ用のスケールがプリントされています。
重量は実測333g。カタログ重量は330g。
昨年末に入手していたのですが、今日やっと換装できました。
白いサドルは自転車が上品になったような気がします。
キャットアイのライトブラケットとトピークのWedge Pack IIの同時装着は干渉するため取り付けが面倒です。
写真を撮って気がつきましたが、タイヤもそろそろ替え時ですね。普段自分が乗らないので気がつきませんでした。
2019年12月30日 静岡
2019年走り納めは後味悪し
12月29日(日)は今年最後の走り納めと、少し長い距離のサイクリングに出掛けました。
最初の計画では上の地図のルートを走る予定でした。
しかし、実際に走ったのは上の地図の通り。
最初に西山口小学校の南を流れる逆川で、橋の新設工事の通行止めでコースを外れました。
次に富士山静岡空港に寄るのを止め、さらに吉田町で東名高速を越えた辺りでナビルートを見失い少し大回り。
最後に御前崎のなぶら市場で予期せぬアクシデントで、予定コースを走るのを止め、少しショートカットして帰ってきました。
そもそも前々日の金曜日に確認した天気予報では、土・日とも晴れで、しかも日曜の方が風が弱いはずでした。
土曜にカミさんに年末の支度にかり出されたのもあって、日曜に決行日を決めたのですが、朝からあまり優れない天候に変わっていました。
実際一日中曇り基調で、ときどきお日様がのぞくといった塩梅でした。
写真は静岡空港の北側の長い下り坂の途中にある太陽光発電所。草刈り用の山羊が2匹いました。
静岡カントリー島田ゴルフコースの敷地に沿って南下する道路を初めて走りましたが、この道は一応舗装されてはいましたが路面状態は凹凸が激しく、枯葉も積もりロードバイクでは厳しい道路でした。
ゴルフコースを外れると茶畑の中を進みます。茶畑から下の道へ降りる道は勾配も急なUターンカーブでスリル満点。
しばらくはナビに従って順調に走っていたのですが、東名高速道を越えた辺りでナビが示す道路がわからず、仕方なしにルートを変更。
この辺りはあまり土地勘がなく、適当に走っていたら見覚えのあるトンネルに出くわしました。以前吉田公園へ行ったときに出会ったトンネルです。
トンネルの手前で左折すれば太平洋岸自転車道に出るはず。少し大回りになりますが、自転車道に出ればナビなしで走れます。
その後は道に迷うこともなく、いつも写真を撮る定点スポットに到着。
さらにもう一つの定点スポットで写真撮影。ここで自転車道を離れ、自転車道と並行して走る一般道へ移り地頭方の交差点を抜けます。
御前崎のエコパークのビオトープでトイレ休憩。自転車のすぐそばで用を足せるので、ここのトイレは重宝しています。
前回マリンパークに来たときは溜まった土砂の撤去工事で砂の山ができあがっていましたが、この日は砂山はなく、立ち入り禁止区域も縮小されていました。
雲がかかった天候でしたが、海の先にはうっすらと富士山の頂が見えました。
なぶら市場で食事をする予定でしたが、駐輪場の空きがなく断念。仕方なくなぶら市場を出るところでアクシデントが発生。
右から来るクルマを見落とし、すんでの所で回避できましたが初落車。写真は車載カメラが捉えた転倒する直前の一瞬です。
至近距離に来ているクルマに気がついて左に避けようとして転倒したのか、急ブレーキを掛けて転倒したのか、一瞬のことであまり覚えていません。
このブログを読む自転車乗りの皆さんも油断しないで気をつけてくださいね。
一番最初に気に掛かったのは自転車のこと。自転車乗りの悲しい性なのでしょうか。
幸いSTIレバーとカバーがちょっと擦れたのと、首から掛けていたカメラのレンズボディの端に傷が付いたくらいで済みました。
人体の方は転倒で左足膝の下を擦りむきました。夜になってから肩に痛みが出て、やっぱり膝だけでなく肩も当てていたようです。ヘルメットはノーダメージで一安心。
とりあえず傷が少し痛みましたがペダリングはできたので、予定のコースを走るのは断念して、なるべく短距離で帰ることを優先しました。
しかし、昼飯を食べ損なって途中でハンガーノック。スピードが出ません。コンビニで食料を調達し、菊川の堤防で腹ごしらえ。
写真は菊川堤防から臨む西の空。相変わらずお日様は雲に隠れ、後味の悪い一日になりました。
来年は良い年でありますように。
迷走距離:92.50km Av:17.78km/h
2019年12月24日 iPhone・iPad/ガジェット
ACTIVEGEAR LIFE LOGGER AG-LLHR01C
ドン・キホーテから「ACTIVEGEAR」というスポーツ系ブランドで「LIFE LOGGER」というスマートウォッチが販売されています。
昨年の9月に最初の「LIFE LOGGER」が発売されているようですが、12月20日にリニューアル版が新たに投入されました。
クリスマスプレゼントにはちょっと早いけど、値段も税別3,980円とお安いし、面白そうなので早速発売日に袋井まで車を飛ばし、手に入れてきました。
お店の家電売り場のスマホ関連グッズコーナーに、こんなパッケージでぶら下がっていました。
この「「LIFE LOGGER」は、カラー液晶ディスプレイと心拍センサーを搭載しています。
本体では時刻、気温、天候、歩数、心拍数、消費カロリー、歩いた距離を表示。Bluetoothでスマホアプリとリンクして活動量計(歩数/距離/消費カロリー)、心拍、睡眠をモニター記録できます。
スマホにメッセージや電話が着信すると本体裏側が振動して知らせてくれます。メッセージは内容を本体ディスプレイに表示します。また、特定の時刻にアラームを振動させることもできます。
防塵/防水性能はIP67。かなり高いレベルです。
カタログ重量17.8g。重量はたいしたことはありませんが、腕に時計を着けるのは何十年ぶりというくらい久し振りなので違和感はありまくりです。
今回発売されたのはブラックとブラック×レッド、ブラック×ブルーの3種類。パッケージの裏から製品のカラーを確認できます。
店頭には3種類ともあり、その中から無難なブラック×ブルーを選びました。
パッケージの中はスマートウォッチ本体と折りたたまれたA3の取扱説明書(兼保証書)だけ。
スマートウォッチを購入するのは初めてなので他社製品の品質や質感とかわかりません。
でも値段相応というか、ラフに使う玩具としては充分なクオリティに思います。ベルトのデザインも色の具合も結構好きです。
取説には最初に「充電せよ」と書いてあります。ベルト裏面の「OPEN」と刻印されている側を引っ張り、ベルトから本体を分離します。
本体の片側がUSBタイプA端子になっています。USB端子はベルトの「OPEN」刻印と反対側の空洞に差し込まれています。
ベルトから本体を外すときUSB端子に無理な力が掛かりそうで緊張します。本体はベルト裏の側に外すのが良さそうです。
USB端子は4つの接点がスマホなどの充電器の接点と向き合う状態で挿入します。
正しい向きで挿入できると1回振動し、ディスプレイに充電アイコンを表示します。充電中は充電量に応じた数のアイコンが点滅し、満充電になると点滅が終わります。
充電時間は約45分。取説には満充電で2〜6日間稼働と幅があるように記載されています。
時計表示の画面デザインは2種類から選べます。時計画面は本体側で設定しますが、時刻合わせやその他の設定はスマホアプリで行います。
ディスプレイの表示は短時間で消えてしまうので、サイクリング中でも瞬時に読み取れるよう、時刻表示のフォントが大きい方にしています。
左肩のチェーンアイコンはスマホと接続できていることを示しています。
もう一つのデザインは格好よく見えますが、「分」の赤色が意外と見にくく視認性が悪いです。
本体の画面操作はタップと長押し、それに下から上へスワイプの3種類の動作だけです。スワイプのつもりがタップと判断されたり、想定した画面に切り替わらないことが頻発します。
元画面に戻る方法などに戸惑ったりしますが、動作は3つしかないのでこれで駄目ならこっちでと、何とかなっています。
スマホアプリはiOS8.0以上とAndroid4.4以上に対応しています。Bluetoothは4.0以上。
取説に記載されているQRコードを読み取り、「AG Life Logger」をダウンロード。アプリを起動し、メールアドレス・パスワード・電話番号を入力してアカウントを登録します。
Bluetoothの設定を確認し、デバイス検索画面で「I6Dc-xxxx」が表示されているのを確認します。
「ペアリングはアプリで行うため、ここではペアリングしてはいけない」と取説に書かれています。
ペアリングができると写真左のデバイス画面が表示されます。「デバイスID」と「接続済み」と表示されています。本体バッテリー残量の確認もできます。
横の「>」アイコンをタップすると、写真右の設定画面を表示します。
ちなみに時刻や日付合わせはペアリングが完了した段階で自動的に設定されています。
写真左は「スポーツを追加」画面です。4項目まで設定できるようです。アイコンをタップし、上の「保存」をタップして設定します。
僕の場合「サイクリング」を設定したのですが、スマートウォッチ本体になかなか反映されなくて、翌々日くらいに確認したときに、やっと現れるようになっていました。
写真右は「アラーム/スケジュール」画面で、「時計アラーム」を選択している状態です。
1日に何回も目薬を差さなければならないので、その時刻をアラーム設定しています。でも4項目しか設定できません。
写真左は「時計アラームを追加」画面です。タイトルと時刻、「繰り返し」は曜日を設定できます。すべての曜日を選択すると「毎日」になります。時刻は「時刻」の数字をタップすると設定できるようになります。
入力が完了したら上の「保存」をタップして、「<」をタップして前画面に戻ります。
写真右は「スケジュール」画面です。
写真は「データ」画面。「活動」「心拍数」「睡眠」のデータをグラフ表示します。
スマートウォッチ本体に記録されたデータは毎日0時にリセットされます。
「活動」「心拍数」「睡眠」の枠内をタップすると、写真左の詳細画面を表示します。
日付の右横の「V」をタップすると写真右のカレンダーを表示し、タップした日付のデータを見ることができます。
Garmin Edge 830で心拍センサーをペアリングできないか試してみましたが、認識してくれませんでした。そういう使い方はできないようです。残念。
先人のレポートで前機種が3ヶ月で壊れたという報告をされている方がいました。耐久性は不明ですが、長く遊べることを期待しています。
2019年12月23日 サイコン&ライト
XOSS G+ のiOSアプリとファームウェアがバージョンアップ
いつの間にかXOSS G+ のiOSアプリがバージョンアップしていました。「App Store」を確認すると12月18日に勝手に更新されていました。
アプリを確認すると、英語版だったのが日本語版に変わっています。写真左がバージョンアップ後で、右がバージョンアップ前です。
設定画面も日本語化されています。
走行ログを2度取り込まなければいけないバグはどうなっているか見てみました。
以前は2個のうち1個のデータは中身が空で、詳細を見ると日本地図が表示され、データも「0」で埋められていました。
新バージョンでは、取り込んだデータは1個ずつ。ちゃんと修正されているようです。
「使用説明」も前バージョンではパッケージの裏面をスキャンした画像だけでしたが、新バージョンでは英語版ですが複数ページにわたり、詳細になっていました。
設定画面を見たときに、ファームウェアのアップデートが表示されているのに気がつきました。
実行するとダウンロード確認画面が表示され、しばらく待つと完了画面が表示されます。アップデートをしている間、XOSS G+の画面には「dFu」と表示されています。
アップデートが終わるとXOSS G+の電源がシャットオフされます。アップデート後のバージョンは0.12です。
<2020年1月14日追記>
アプリでアクティビティデータを取り込む際に、取り込みボタンを押してもプログレスバーが伸びていかず、データを取り込んでくれないことがありました。
そんなときは、中止ボタンを押してからもう一度取り込みボタンを押すと上手くいきました。
12月21日(土)は潮騒橋から丹野池公園を巡ってサイクリングに行ってきました。
行き先や走る道が定番化してきて、今日はどこへ行こうかと悩みます。いつも同じ道、同じ行き先ではマンネリになって面白みがありません。
そこで地元の自転車クラブなどがルートラボにアップしたルートを参考に、というか丸パクリして、行ったことはあるけど走ったことがないルートでのサイクリングに行くことにしました。
走ったルートは上の地図の通り。参考にしたルートとほぼ同じですが、現在橋の老朽化や工事中で通行止めになっている所や、元は菊川運動公園発着だったので、そういうところを変えました。
菊川運動公園から内田の地層が見える崖へのルートは、内田側から来たことはありましたが逆向きには走ったことがありません。
反対向きに走るだけでも道が違って見え、新鮮です。
東名高速道路のガードをくぐり、坂を上るとそこはお茶畑が広がります。
内田側から来ると茶畑を突っ切るように長い上り坂があります。掛川に引っ越してきた頃、この坂が登り切れず途中で足を着いてしまったことがありました。
地層が見える崖から潮騒橋までは菊川堤防を走るいつものルート。潮騒橋を西側から渡るために国安橋を対岸へ渡ります。
菊川右岸堤防道路は工事中のため途中までしか行けません。工事をしていなければ国道150号線をくぐって抜けることができのですが、トラ柵手前で右折し信号交差点に向かいます。
潮騒橋に着きました。いつものように途中で手に入れてきた缶コーヒーで一服します。
この日は風も強くなく、波もキラキラ穏やかです。波打ち際にはサーフィンをする人影がチラホラ。
振り返ると透かしのような富士山がいつもより大きく見えました。
潮騒橋から丹野池公園までは未知のルートを走ります。知らない道を走るとワクワクします。
普段この周辺を走っているのに、町並みの角を曲がるといきなり山道のような風景に出くわして、こんな場所があるのだと驚きます。
丹野池近くの急峻な山肌に設置されていたソーラーパネル。土砂崩れがないか心配です。
丹野池公園に到着。
丹野池をグルッとひとまわり。写真は一番奥の駐車場にある看板。
帰り道も以前一度、丹野池公園に来るときに通ったルートですが、逆向きは初めて。
途中で菊川堤防に出て菊川駅前を目指します。
菊川駅前から西方方面へ出るルートも初めての道。写真上にまたぐ道は県道37号掛川浜岡線。新しい道を開拓できてうれしいです。
ルートラボは来年3月末でサービスを終了してしまいます。蓄積されたルートが見られなくなるのは残念です。大げさに言えば人類の損失かも知れません。
ルートを登録できなくなるのは仕方がないけど、ルートはずっと閲覧できるように残しておいてくれると、新しい道の開拓に役立ち、僕はうれしい。
迷走距離:57.96km Av:18.47km/h