コンポ換装したBANANA号で潮騒橋へ

やっとコンポの換装が完了したBANANA号で、5月14日(日)に潮騒橋まで行ってきました。

行きは坂のない平坦路ですが、帰りは短い距離ですが茶畑の間をアップダウンする坂道を含む、走り慣れたコースで走りを確かめてきました。

この日は天気予報は「晴れ」のはずが、現実はたまーに太陽が顔を出す程度の曇り空。半袖・レーパンで出掛けましたが、走り始めはちょっと肌寒い気温でした。

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大東温泉シートピアの駐車場にあるトイレで用足し。

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駐車場にはそこそこクルマが駐まっていました。

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潮騒橋の反対側袂では、異国の集団がBBQを楽しんでいました。

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太平洋の波は高し。

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釣り人も多し。

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自転車道はあいかわらず砂で埋没。まともに走行できるのは、たぶん1年のうち何日もないだろう。

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昼飯は、「ザ・ビッグ」でまたまたお好み焼き(マヨなし)。

BANANA号のコンポ換装前は、フロントトリプル、スプロケットは14T〜25Tの9速でした。換装後はフロントはコンパクトドライブでアウターを46Tに変更。スプロケットは12T〜30Tの10速。
単純な段数では27段から20段に減るのですが、計画ではカバーするギア比がトップ側とロー側に1個ずつ増える計算でした。

実際に走ってみて、走行感的にはあまり変化はなく予定通り。フロントが2枚だけになったお陰で、それぞれのギアのカバー領域が増えた感じで選択に気を遣わなくても良くなりました。

フロントアウターギアを46Tにしてギアの直径が小さくなると、フロントディレーラーの取り付け位置を下げなければなりません。
BANANA号はフロントディレーラー直付けタイプなので自由に下げることができません。変速がまともにできるかすごく気になっていましたが、全然問題なく変速できて安心しました。

フロントディレーラー調整の難易度が下がり、コンポの軽量化ができ、結果的にコンポ換装大成功。

あと、補助ブレーキを追加しましたが、今回はあまり活躍する機会がありませんでした。ほぼ99%STIのブレーキで済んでしまいました。まあ、保険ということで良しとしよう。

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今日のサイクリングのご褒美は、「明治エッセルスーパーカップ・フルーツヨーグルト味」。
だんだん暑くなってくると、ご褒美が楽しみになってきます。

迷走距離:47.69km Av:17.40km/h

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自作サイクルスタンド

BANANA号が復活し、自転車2台をスタンバイ状態で置くには部屋がかなり手狭になってきました。
スペース効率をアップさせるため、縦型のサイクルスタンドをDIYすることにしました。

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写真は塗装が完了したばかりの、ほぼできあがった状態。

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サイクルスタンドのデザインは、「開発備忘録」さんの「自転車の縦置きスタンド自作」をほぼ踏襲する形で参考にさせていただきました。

「開発備忘録」さんでは、木材はパイン材を採用されていますが、自分は材料費を安く済ませるため、1×4や垂木用の30×40mmのSPF材を使っています。
650CのDECOMA号をメインに収納する予定ですが、700CのBANANA号のどちらでも使えるように設計してあります。あと、設置する場所の都合で、転倒防止の横板の中心をずらしてあります。

材料費は、木材がカット代込みで1,320円。これにビスとカンヌキ部材、接着剤、塗料代をプラス。ちなみに塗料代が一番コストがかかっています。

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いつもなら白木のままで済ましてしまうのですが、今回はちゃんとした家具っぽいものを作ろうと思いたち、初ステイン塗装に挑戦してみました。
使った塗料はアサヒペンの「水性ステイン」。カラーはオーク。300mlのものを買いましたが、使ったのは1/3くらい。

ステインを塗る前に、先日買ったばかりのマキタの仕上げサンダで初サンディング。
内側に仕上げサンダを使えなかったので、ビスで組む前にサンディングしておくべきでした。

初物ずくしで、どれぐらい研磨して良いかわからない。事前にネットでいろいろ読みあさりましたが、程度についてはあまり具体的な情報がなくて、これは経験で習得していくしかないんだろうな。
唯一「頬ずりできる程度」と書いてあるところがあったので、自分なりにスリスリできるまで磨くことにしました。

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この日は風が強く、屋内には塗装できる場所がなかったのでガレージ内で作業することにしました。

ステインも塗り重ねるほど色が濃くなると書いてあったけど、これが難しい。一度目を塗っている間に塗り重ねた状態になってしまい、しかも照明がないせいもあり、いつの間にやらこんな色。
自分が望んだ色かどうかもわからないですが、まあ適当に良い感じ。いろんなところのアラは見ないふりしてステイン完了。

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ステインが乾いたら、次はニス塗り。
ニスは和信ペイントの「水性ウレタンニス」。最初に「透明クリヤー」を塗って、乾いたら軽くペーパーがけ。そのあと今度は「つや消しクリヤー」でフィニッシュ。

ニスは薄く広げるという感じだそうだが、これも程度がよく分からない。乾いたら底の部分にニスが垂れて固まった塊がついていた。仕方ないのでサンドペーパーで削っておきました。

気温の高い日だったから、お昼頃から塗装を始めて4時頃にはニスが乾くまではかどりました。

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床の上で滑らす可能性があるので、底面にはダイソーの「すべるシール」を貼り付けます。

2セット買ってきたけど、適当なサイズで切って貼り付けたら、1セットでも余るくらいでした。適度なクッション性もあって良いかも。

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立てた自転車を固定するのには、フロントホイールをカンヌキで留める方法を採用。
最初はクランクを回らないようにロックさせる方法を計画していましたが、ストッパーが前面にかなり飛び出すし、作るのが面倒くさくなったので取りやめました。

カンヌキは、手摺り用の丸棒の端材を利用。丸棒は直径24mmあり、それを留めるカンヌキ金具を探しましたがちょうどよいものがない。結局、電気工事用の「VE両サドル」がサイズ的にバッチリ。

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ただし、カラーがホームセンターにはベージュしかありません。製品としてはグレーもあるようですが、どちらにしても色が合わないとカミさんからクレームが付いたのでブラックにペイント。

使用量が少ないので、ブラック塗料はダイソーの「補修用アクリルスプレー」。

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実際に自転車を置いてみて、現物合わせでカンヌキをネジ止め。

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ステインのカラーをオークにしたのは、横のチェストの色に合わせるため。
細部の造りはダメダメですが、ぱっと見高級感漂うサイクルスタンドができあがりました。

部屋も幾分広く使えるようになって、うん満足。

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馬あるいはソーホース

昨年の暮れに作った作業台の使い勝手が悪いので、分解して新しい作業台に作り直しました。

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あんまりしっかり作ったものだったから、重くて移動するのが大変。
物入れ兼用にしたので、作業のたびに中身を出さないといけない。
意外とクランプしにくい。
などなど・・・デメリットが多かったのです。

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で、作り直したものはこんな形。ソーホースというとよく見るのは4本脚ですが、これは2本脚。
同じ形のもの2台セットなので、間隔を広く置いて長尺ものに対応できたりと応用力が高い。

カミヤ木工さんが公開しているムービーとブログを参考に、というかまんま真似して、面倒くさいところは省いて劣化バージョンみたいなものを作ってみました。

本家では天板の長さが1mありますが、うちのは分解した作業台のものをそのまま流用したから550mmしかない。
その分補強の筋交いの間隔が狭くなったから、クランプをする場所があまりないかも。

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筋交いの端を45度に切るのが大変でした。45度に切るのにソーガイドを使いましたが、45度に合わせるのに3カ所のネジを外したり締めたり。
向かい合わせの角を切るには、ガイドの向きも付け替えなくてなならない。とても面倒くさい。

ノコギリを45度に傾けて切るやりかたも試してみたが、上から挽くやりかたに比べノコギリに力が入らないし、挽きにくて時間が3倍かかります。
ソーガイドも万能ではなく、長手方向へ挽いたりとか、使えないケースが多くあるのがわかりました。

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ベッセル スレンダービット

ゴールデンウィーク中に大物(当社比)のDIYをしようと思っていたのですが、材料をホームセンターへ買いに行って、荷物を持ち上げるときにぎっくり腰を発症してしまいました。
何故か毎年春先になるとぎっくり腰をやらかしているような気がします。

お陰でDIYはおろか、サイクリングも何もできないまま無為に過ごしています。
仕方がないので、ネット通販で足りない道具とかを買い揃えて、来たる日に備えています。

先日マキタのインパクトドライバを購入しましたが、ビットが1本しか付属していなかったので、少し充実させることにしました。

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手に入れたのは長さ65mmと110mmのNo.2プラスと長さ65mmのNo.1プラスの「ベッセル スレンダービット」。

いろいろ調べたら、ドライバービットは「ベッセル」と「Anex 兼古製作所」のものが良いらしい。

自分が使っている手持ちのドライバー類はほとんど「ベッセル」で揃えています。使いやすいからです。だから、ここはやっぱり「ベッセル」で揃えることにしました。

「Anex」の「龍靭ビット」にもちょっと興味があったのですが、いずれまたの機会ということで。

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「スレンダービット」というのは、先端が細くて、ネジの頭が見やすいとか、ネジ頭をつぶしにくいとか、食いつきが良いとかメリットがあるようです。

今まで普通のビットしか知らなくて、「スレンダービット」の存在自体を知らなかったのですが、調べるといろいろな種類があって面白い。
「スリムネジ」にも良いらしいので、自分の用途的に良さそうと思いこれにしました。

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写真は上から、No.2-110mm、No.2-65mm、No.1-65mm。
同じシリーズだと思われますが、セット品とばら売り品のせいかNo.2とNo.1で刻印が違う。

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写真は左から、No.2-110mm、No.2-65mm、No.1-65mm。
先端の径は4.5mmで一緒ですが、最先端の形状に違いがあります。

ネジサイズによって使用するドライバの最適サイズが異なることは、基本として知っていました。
あらためて調べたら、木ねじではNo.1が2.7mm以下、No.2が3.1〜4.8mm、No.3が5.1〜6.8mmだそうな。

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先端はマグネット入り。

「ドリルビット」も揃えようかと思っていたのですが、レビューを読んでいるとセット品の評価がまちまちで、どうも買う気になりませんでした。それに、メーカーもどこが良いのかわかりません。

そもそも「ドリルビット」というものを調べてから、鉄工用と木工用で先端形状が違うこともよくわかっていなかった。
先端形状が三角のとか中央だけ突き出ているのがあることはなんとなく認識していたが、セット品で「鉄工・木工用」と書いてあれば、どっちにも使えるんだぐらいにしか思っていませんでした。

そんな中で、メーカーは「スターエム」ってところが良さそうな気がします。あらためてバラで買ってきた手持ちの工具を調べたら、下穴錐や皿取錐が「スターエム」のものでした。

「スターエム」にはセット品はなさそうで、単品それぞれも高価だから、必要になったものからちょっとずつ揃えようと思います。

ぎっくり腰はしばらくブラブラしていたので、日々良くなっています。今回は軽く済んでよかった。

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TWINBIRD パワーハンディークリーナー HC-EB51

3年近く前に買ったスティック型のクリーナー「TWINBIRD サイクロン・スティック型クリーナー TC-E123」が、手軽に使えるもんだから家族にも好評で、今ではすっかりメインクリーナーの座について活躍しています。

3,000円もしない値段で買ったから十分元は取れているはずです。家族から愛用されるのは良いが、使いたいときに手元にないと不便なときもあります。
最近日曜大工をやるようになったので、切り屑やおが屑をささっと片付けるために自分専用を新調することにしました。

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で、見つけたのがやはりツインバードの製品で「パワーハンディークリーナー HC-EB51」という、自動車内の掃除をすることを重点に企画されたもの。
ちょっと無骨なデザインですが、このメカメカしさが男心をそそります。

Amazonのレビューを読むと、デカい、うるさい、重い、吸わない、吸込み口からゴミがこぼれる、排気が臭い、貯まったゴミの処理が不衛生と散々な言われようだが、何故かヒット商品のようです。

レビューによっては意外とコンパクトとか、軽いとかいう人もいたりして、そもそも4,000円前後で買える商品と考えれば、ある程度使い方や妥協が必要な商品かも知れません。

元々ツインバードクリーナーのユーザーでもあるし、そんな評価を承知で、ヨドバシで3,900円に値下がったところで取り寄せてみました。

HC-EB51は流行のコードレスではなく、AC100V電源。電源コードが6mもあり、屋外に駐めたクルマの中で使うには十分な長さ。
しかし、屋内だとコードの収納機構もないから、狭い部屋ではとにかく長過ぎて持て余す。

電源スイッチは取っ手上部にあり、ON/OFFだけのスライドスイッチですが、TC-E123よりずいぶん使いやすくなりました。吸い込み強度などの調節はなく、吸うか吸わないかの二者択一。

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パッケージの中は本体と保証書付きの取扱説明書の他に、写真上からソフトブラシ、延長パイプ、柔らか伸縮すき間ノズル、アタッチメント収納袋、フロアブラシが入っています。

延長パイプは、ブラシやノズルを延長します。パイプもブラシ、ノズルはすべて差し込むだけで、抜け防止の仕組みなどはありまえん。

柔らか伸縮すき間ノズルは、メーカーホームページの写真でグニャッと曲がっていたから、どれだけ柔らかいかと思ったらそれほどでもない。

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アタッチメント収納袋には、本体以外の付属品をすべて入れることができます。

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フロアブラシ。ただのブラシが付いた大きめの吸込み口。
回転したり、叩いたりといった高級なクリーナーなどにあるギミックは一切ない。そんな仕組みを付けたら、それだけで本体価格を超えそうです。

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ソフトブラシ。これもブラシが付いた小さめの吸込み口。

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TC-E123用にダイソーで買ってきたすき間ブラシを付けられました。
このくらいのサイズのブラシの方が、DIYの作業台の上や床掃除にちょうど良い。

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ただし、TC-E123では買ったままだと細い部分が長くて径が合わず付けられません。1cmくらいカットして短くすると付けられるようになりました。
HC-EB51では買った状態で付くかどうか未確認ですが、カッターナイフで簡単にカットできるので、そんなにハードルは高くありません。

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取っ手前方の青いボタンを押し込むと、ダストケースを前方へ引き抜くことができます。

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ダストケースを戻すときは、ダストケースの2カ所の突起を本体の溝に合わせ、カチッと音がするまで押し込みます。

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フィルター部のお尻の突起を持って左へ回転すると、ダストケースと分離でき、ゴミの破棄処理ができます。

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フィルター部の青いアウターフィルターは、反時計回りに回すと、プリーツフィルターと分離できます。プリーツフィルターは消耗品として税抜き400円で購入できるようです。

プリーツフィルターは水洗いをしたり手入れが必要です。目詰まりすると吸引力の低減に繋がります。
取扱説明書では掃除のしにくいプリーツフィルターに、ティッシュペーパーを被せて手入れの軽減対策を紹介していますが、先人たちはさらにいろいろなアイディアを試しています。

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自分はその中から、「マキタ充電式クリーナー用フィルタ A-50728」を使うアイディアを使わせて貰うことにしました。

他の型番のマキタ製フィルタを使う案もありましたが、これは10枚入りでコストが低い。

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マキタフィルタはこんな形状。

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結構厚みがあります。

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マキタフィルタをプリーツフィルターに被せるとサイズピッタリ。マキタフィルタの口を下に合わせ、余った上部は畳んでおきます。

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アウターフィルターもちゃんとその上から被せることができます。

マキタフィルタ装着前後で吸い込み具合をチェックしましたが、あまり変化は感じません。調子よさそうです。

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使ってみて、確かに動作音はうるさい。まるでジェット機の離陸直前のような騒音です。Amazonレビューにあるように、夜使うには躊躇します。
吸込仕事率は、TC-E123が70Wで、HC-EB51は180W。吸引力が約2.5倍もあるから音がでかいのは仕方ないのかな?

吸入口からのゴミの逆流は経験しなかったが、「スイッチ切ったらゴミが戻ってきた」という報告もあったので、吸うゴミによるのかも。
写真のように立てて置けるように脚が付いているのも逆流対策の一環?

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本体のカタログ重量は1.9kgで、自分的にはあまり重いとは感じません。
しかし、重いと感じる人には、取っ手に4カ所穴が貫通しているので、これを使ってショルダーベルトを付けたら良い。

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ちょうど手元に、何の付属品だったかわかりませんが、ナスカン付きのショルダーベルトがあったので付けてみました。

そのままではベルトが付けられないので、手持ちの結束バンドを取っ手の穴に通して、これでベルトを連結。ぶら下げた感じも具合も上々。
ナスカンだから邪魔なときは簡単に外せるのもなかなか便利。

なお、HC-EB51にはモーターの加熱を防ぐため保護装置が働くようになっています。保護機能が解除されるまでに約1時間かかるようです。
取説にも記載されていますが、いろいろなケースで保護装置が機能するようです。動かなくなってしまったら、1時間以上待ってから様子をみてみよう。

<2017年9月13日追記>
止まるとは聴いていましたが、本当によく止まります。
日曜大工の切り屑の掃除とかに使ったりして、普通の部屋の掃除と違うことが原因かも知れませんが、ちょっと連続して吸い続けると止まります。

止まると1時間動かない。後片づけなのに使えなくなると痛い。仕事がはかどらない。

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