2021年9月23日 DIY
YOMO 3in1ダボ穴ガイドを組み立てた
先日「YOMO 3in1ダボ穴ガイド」が届けられ、とりあえず中身の確認だけした。
製品はバラバラの状態でパッキングされていて、簡体中文と英文の「使用説明書」はアバウトなパッキングリストと使用方法しか書かれてなくて、組み立て方法の説明はない。
Amazonの商品ページに掲載されている写真を見ながら、「この部品はここだろう」と想像しながら組み立ててみた。
これが組み立て完成状態。
これで多分間違いない。
パッキングされたパーツはこれがすべて。
まず、①メインボディと②クランププレートを③のネジで組み立てる。
次に④締め付けネジを②クランププレートにねじ込み、⑤・⑥を⑦のネジで取り付ける。ここだけプラスドライバーの用意が必要だ。
⑧スライドブロックを①メインボディに⑨平座金と⑩のネジで取り付ける。
前回⑪イモネジを何かのスペアパーツと書いたが、これは延長ロッドを固定するためのネジだった。
イモネジは6個付属していたが、スライドブロックには既にねじ込まれており、残りの2個は本当にスペアのようだ。
細かな部品なので「紛失に注意」と書いたが、マジで1個どっかに行ってしまった。
なくしやすいため何かのついでにスペアを余分に手に入れておいた方が良いかも知れない。ちなみにネジサイズはM5×5mm。
組み立てられたダボ穴治具の重量は実測1,026g。約1kgあった。
ズシリと重いが、この重さが安定感に貢献するようだ。
延長ロッドとスライドブロックを加えると1,193gになった。
メインボディとスライドブロックの裏側にはギザギザが付いていて、これらが噛み合って正確な直角と位置が保持される。
スライドブロックを一番右側に寄せるとサイドに刻まれた矢印が、メインボディの目盛りの5mmの位置を差す。これはスライドブロックの基準面からダボ穴の中心まで5mmという意味。
ギザギザは2mmピッチで刻まれており、2mm単位でスライドブロックを移動させることができる。
スライドブロックを一番左側に寄せられる上限は81mm。
スライドブロック基準面にある目盛りの横のネジにマグネットが取り付けられている。
このに付属の0.5mmと1mmスペーサーを吸着させ、材とスライドブロックの間に挟むことで2mm以下の寸法をコントロールする。
ただし、マグネットにはスペーサーを2枚同時に吸着させるだの磁力がないので2枚目は落ちやすい。マグネットを磁力の高いものに代えれば吸着できるかも知れない。
写真は11mmのところにスライドブロックを設定し、1mmのスペーサーを入れているところ。つまりスライドブロック基準面からダボ穴中心までは10mmになる。
0.5mmのスペースを足せば9.5mmとなり、1バイ材の中心にダボ穴を開けることができる。
逆に材の厚みの中心にこだわらなければスペーサーは不要だ。
スライドブロックには組み立て家具などに使用する「カムロック」のネジを開ける治具が付いている。
付属のレンチで治具を上下に移動させ、付属の15mmフォスナービットで穴あけする。
カムロック治具の中心はメインボディの基準面から22.5mmから43mmまで移動できる。
クランププレートはスライドブロックに取り付けることも可能で、材の小口側だけでなく表面にもダボ穴を開けることができる。
本日現在20%OFFクーポンは残念ながら終わってしまったようだ。それでもAmazon内では最安値だと思う。
2021年9月22日 パソコン
ノンブランド・充電式 Bluetooth ワイヤレスマウス
ロジクールの「マルチタスクマウス M585」の調子が悪くなってきた。
ドラッグして移動させている途中に選択が解除されてしまう。文字列を選択しているときにトラブルが発生すると地味にイライラする。
ちょうど購入してから2年が過ぎて、保証が切れたところでのトラブル発生だ。
新しいマウスに切り替えようとAmazonで物色していたら、こんなマウスに行き当たった。
ノンブランド商品だが、USB充電式で電池交換がいらない。Bluetoothと2.4GHz両対応のワイヤレスマウス。しかも値段が1,580円。
Amazonのユーザーレビューの評価も良さそうだ。おもわずポッチとしてしまった。
パッケージの中は、日本語版の取扱説明書にマウス本体と充電用のUSBケーブル。
保証カードには「商品到着後5日以内にLINE登録しなければ保証サービスを廃棄することになる。」と脅し文句が書いてある。保証サービスを受けるのにもLINEでしかできないようだ。
僕はLINEをやらない主義なので、何のサービスも受けられません。
一緒にレビュー投稿すると「Amazonギフト券1,000円プレゼント」というカードが入っていた。
しかし、その内容は「★5の投稿に限定、投稿したらLINEで友達に追加」という条件付き。なるほど★5のレビューが多いわけだ。
Amazonではこのような対価を貰ってのレビューは禁止されている。
レビューするかしないかは個人の自由だが、最近はAmazonギフト券詐欺もあるようなので注意が必要だ。その結果アカウントが停止されることもあるようだ。
マウス本体の印象はただのプラスチックの塊といった感じで、プラスチッキーな安っぽい質感で、所有欲は満たさない。
しばらく使っていると指の脂が付いて、表面がテラテラと光ってくる。
最近はダイソーでもワイヤレスマウスを300円で売っている。もしダイソーで売るなら500円でどうだろうか。
クリック感は「カチカチ」ではなく、「ポコポコ」といった感じ。
最悪なのはスクロールホイールで、キュッキュッとプラスチックが擦れ合う大きな音がする。
底面の受信機収納ホールの下のラベルを剥がすとネジが現れる。これを外すと分解できる。
シリコンスプレーを吹いたら静まるかなと考えたが、スプレーが他に掛かって悪影響が出る可能性があったので諦めた。
前面下部にあるマイクロUSB端子が充電ポートで、2〜3時間でフル充電されるようだ。
取説には「充電時、スクロールホイールの横に赤いランプが点灯」と記載されており、確かにスクロールホイールの横をのぞき込むと赤いランプが光っている。とても視認性が悪い。
底面は写真左に2.4GHzUSB受信機が収納されている。中央上はBluetoothと2.4GHzの通信方式の切り替え。中央位置は電源OFF。その下はセンサー。
底面の左右に大きな接地面があり、滑らすと接地面がデカすぎるせいかとても重い。
センサーは稼働時は赤く点灯する。
2.4GHzUSB受信機はパソコンのUSBポートに挿入する。
ちなみにBluetoothでしか使用していないが、ペアリングは何の問題もなくスムーズに認証できた。
一応「技適マーク」も取得しているようだ。
スクロールホイールの後ろのスイッチはセンサーの解像度を800・1200・1600dpiの3段階で切り替えるスイッチ。
スイッチを押してもランプが点灯するなどどこかに反応があることもなく、今どのような状態になっているか判別できない。マウスを動かしても違いが分からない。
サイズは、高さ35mm×幅60mm×奥行き110mm。
写真左から本品、ロジクールM585、ロジクールM325t。
ロジクールのマウスに比べ奥行きは長いが幅は狭く、高さも低い。
重量も実測75g。
ちなみにM585は電池込みで99gあった。
しばらく使ってみて、自分的にはどうもしっくりこない。持ちにくいのである。
ロジクールのマウスはこんもり山型になっていて、これが手のひら全体が接しているが、本品は常に浮かせた状態になる。その状態が疲れるのだ。
また、M585は幅64mmで寸法的には大きいが、サイド面が大きくえぐれていて、実際に握る部分のサイズは小さい。手の小さい自分にはこの方がもちやすいようだ。
スクロールホイールがキューキュー、キューキューうるさいのもあるが、結局M585の色違いを新たに購入しなおした。
いろいろ不満のあるマウスだが、マウスの動作自体は問題なく普通に使用できる。しかし僕には合わなかったということで、今回は失敗の巻きだった。最初からM585にしておけば良かった。
2021年9月21日 DIY
YOMO 3in1ダボ穴ガイド 開梱の義
YouTubeで「DIYの電動工具はこれ!」さんが3回に渡って中国製のダボ穴治具の紹介をされていた。
その動画が以下の3本。
最初の動画が公開されたのが2019年11月で、その当時は7,350円くらいで販売されていたようだ。
現在はマーケットプレイスの取扱店舗によって価格が異なるが、8千円台後半から高いのは13,389円というのもある。中心価格は1万円弱くらい。
そんな中、販売価格が7,321円で、しかも20%OFFのクーポン付きというものがあった。つまり5,857円で購入できるということだ。
これは安過ぎる。何か裏があるんじゃないか?
今までの経験では、安過ぎるものはたいてい中国発送の商品で、酷いものは何も送られてこないものもあるとか。
しかし、これは確かに販売店は中国の業者のようだが、発送はAmazon扱い。
いやいや、上の動画の中でも言っているが、クランプがないものとか、クランプの位置決めに使うギザギザがないものとかあるようだ。ひょっとしたらそんな商品かも知れない。
だが、掲載されている写真は他の業者のものとほぼ同じだし、クランプもギザギザもあるみたいだ。
もし注文して届けられたものが商品ページに掲載されているものと違っていたら、Amazon発送商品であればAmazonに対して返品を要求できる。
ちゃんとしたものが届けられたらラッキーだ。ここはダメ元でチャレンジすることにした。
届けられた商品はこんなパッケージ。パッケージにはシールなどで封印されていなくて、そのまま開けることができる。
蓋を開けると、他の業者の商品ページに掲載されている写真と同じような感じ。クランプ部分も入っているようだ。
取扱説明書も入っていて、これは簡体中国語と英語で書かれている。
内容は「DIYの電動工具はこれ!」さんの動画を見れば理解できるので、読めなくてもほぼ問題ない。
中身をこちらの商品写真と同じように並べてみた。
ほとんどのパーツがバラバラで、自分で組み立てなければならないが部品構成は同じみたいで、漏れもないようだ。チャレンジは成功だったかも知れない。
写真左から延長ロッドと位置決めブロック、スライドブロック、クランププレート、メインボディ、締め付けネジとその部品2セット、レンチ、六角レンチ2種、10mm・8mm・6mmドリルビット、15mmフォスナービット、位置決めブロック用ピン、10mm・6mmダボ穴ガイド各3個、イモネジ6個、クランププレート取り付けネジ2セット、スライドブロック取り付けネジ2本、6mm・8mmドリルストッパー各1点、10mmドリルストッパー2点、0.5mm・1mmスペーサー。
細かいパーツはビニール袋に収まっているはずだが、パーツをパッケージから出すときにイモネジが3つほどパラパラと落ちてきた。袋に入っているものとあわせて6個あった。
今のところどこに使うネジがわからないが、スペアパーツのような気がする。どちらにしてもパッケージから取り出すときはなくさないように注意。
とりあえず今回は部品の確認まで。ダボ穴加工は苦手なので、これで上手にできるようになったらうれしい。
2021年9月20日 園芸
芝刈機 ゴールデンスター・ナイスバーディーモアーDX GSB-2000NDX
我が家の庭には3m四方くらいの、ほんとにネコの額ほどの広さの芝生がある。
今までは家の親父さんが刈り込みばさみで時間を掛けてせっせと世話をしていた。しかし、このところ寄る年波で今までのようには行かなくなってきたようだ。
最近ほったらかしなのでどんどん伸び放題。親父さんが世話をしなければ、そのお鉢は自分の所に回ってくるだろう。
いくらネコの額ほどの広さと言え、日がな一日しゃがみ込んでチョキチョキ、チョキチョキやれるような器量は俺にはない。第一、腰が保たない。三日は寝込むこと間違いない。
そこで、文明の利器である「芝刈機」を買うことにした。
購入したのは明治3年から鎌や鍬など農機具を作っていた「キンボシ」というメーカーの「ゴールデンスター・ナイスバーディーモアーDX GSB-2000NDX」。
「芝刈機」と一口に言ってもピンからキリまで存在するが、「キンボシ」は手動式芝刈機業界の「トヨタ」か「レクサス」といったところだろうか?
「GSB-2000NDX」はキンボシのラインナップの中でも一番安いやつなので、「ヤリス」くらいのグレードではあるのだが。
ネットで探すとこの機種よりほんの少し安い「GSB-2000N」という品番のものがある。
違いは、「GSB-2000NDX」はパッケージの前面に書いてある「キャッチャー脱落防止機構付」「刈高さワンタッチ方式」が追加された改良版のようだ。
「キャッチャー」というのは刈った芝を受け止める前面にあるカゴのことだが、使用中に結構外れるらしい。地味にストレスになるようだ。ほんの少しの価格差なので、ここはDXを奮発した。
実際のところ、「GSB-2000NDX」の価格は17,000円弱くらいで販売されており、最も安い芝刈機は5,000円くらいで手に入る。機種によっては電動タイプのものも買える金額だ。
で、結局は買ったは良いがよく切れなかったり、使い勝手が悪かったり、押すのが重かったり、電動タイプはコードの取り回しの悪さや騒音の問題など、電動ならではのデメリットもある。
電動タイプはバッテリータイプもあるが、値段が高すぎてもう選択肢の範囲外。
機種選択に悩んでいる間にも芝は伸び、キレイにカットできる時機を逸してしまう。ネコの額にはオーバースペックな気もしたが、安物買いの銭失い、後々の後悔、やっぱり定評のある「ナイスバーディーモアー」が無難でしょう。
ネットで買うと、どこも取り寄せみたいで、注文してから7日目に発送連絡がきて、その翌日には手元に届いた。
パッケージの中は、取扱説明書と製品チラシ、グラスキャッチャー、芝刈り機本体、分解されたハンドル3点と取り付けネジ類。
「GSB-2000NDX」の刈り幅は200mm。一度に刈れる幅が大きいほど手間は省けるだろうが、その分本体サイズもデカくなる。使わないときのスペースの問題もあるので200mmは手頃なのかも。
取り付けネジはボルトとノブナットが4点ずつ。組み立てに道具は不要。
まずハンドル(下)を本体の「ハンドル取付位置」とラベルの付いていた突起にはめ込む。
最初に片側の突起にはめ込んでから、もう一方を力任せにグイッとはめ込む。
思ったほど力は要らず、難なく嵌めることができた。
ハンドル(中)とハンドル(上)を順にボルトとノブナットで取り付ける。
本体正面向かって左側にグラスキャッチャーのストッパーがある。
ストッパーを軽く押し、グラスキャッチャーのフックを差し込んで取り付ける。
グラスキャッチャーを取り付けた状態。
完成形。
本体ハンドル側の向かって右側に刈り込み高さ調節ノッチがある。
手前のバネが掛かった丸棒を手前に引き、希望の高さのノッチにはめ込んで調節する。
刈り込み高さは、10mm、15mm、20mm、25mmの4段階。上の写真は15mmに設定された状態。
うちの芝生はかなり伸びた状態なので、一番高い25mmに設定した。
「GSB-2000NDX」はリール式と呼ばれる刈り取り方式。切れ味が良く、芝のダメージが少なくキレイに仕上がるのが特徴のようだ。
長く伸びた草を刈るのは不得手なようで、こまめに芝を手入れする必要がある。
リール式はハサミと同じように2つの刃で芝をカットするので刃の擦り合わせ調整が必要なのだが、その調整がとても面倒らしい。
「GSB-2000NDX」は自動調整機能があり、その点もこの機種を選んだ理由。とにかく使いたいときにパッと出してパッと作業できるものの方がモチベーションが下がらなくて良い。
リール式の構造上、カットした芝は左方向へ飛ばされる。片側の刃が切れていない訳ではない。
ひととおり刈り終わった状態。場所によっては芝を伸ばしすぎたため葉が残っておらず茶色くなってしまった。再生してくれると良いのだが。
正確な時間は計っていないが、芝刈り初心者にしてはおよそ30分くらいで刈れた。腰の負担もないし、とてもラクチン。
場所によって押しただけでは上へ滑ってカットできなかったりしたが、何度も押したり引いたりしているうちに段々とカットできた。
始めの頃は押しも重かったりしたが、徐々に軽くなり、シャキシャキ切れていくのは小気味良い。
刈った芝の接写写真。
刈った芝は、30リットルのゴミ袋の七分くらいになった。
刈った芝はグラスキャッチャーに溜まるので、後から回収する手間がないのも良い。
壁際などはこの芝刈機では刈れないため、ハサミでカットするか専用のトリマーが必要だ。これも一手間だが、これくらいは仕方がないか。
親父さんが1日掛けてやっていた仕事が30分程度で済ますことができた。これなら毎週芝刈りしてもあんまり負担になることはなさそうだ。良かった良かった。
デカい道具を買うと次に困るのが使っていないときの置き場所だ。そのために別売の「フック・ストッパーセット」を別に取り寄せた。
これはぶらぶら動くハンドルを固定するストッパーと、そのハンドルにグラスキャッチャーを引っ掛けるためのフックがセットになった商品だ。
左がキャッチャーフックで、右がハンドルストッパー。
使い方は商品のラベルに記載されている。動画で見ることもできる。
ストッパーはハンドルに取り付け、本体のリールカバーに引っ掛ける。
キャッチャーフックはハンドルに取り付け、グラスキャッチャーのフック部を挟む。
芝刈機を立てて、少ないスペースで保管できるようになる。ガレージのちょとした隙間に立てて収納できるのは便利だ。
いっそのこと別売ではなくて、本体に付属してくれたらなお良い。
2021年9月13日 DIY/メンテナンス/自作・改造・小技
工具の壁面収納用有孔パネルをDIY
ダイソーから「デザインボード」という商品名でMDF製の有孔パネルが販売されている。
地元のダイソーがリニューアルして品揃えが大幅にアップした。3月からラインナップされていた300×600mmのデザインボードも店頭に置かれるようになったので、早速3枚買ってきた。
有孔パネルは穴のピッチが25mmと35mmが一般的なようで、ダイソーのデザインボードは25mmピッチ。穴径は約5mm。板厚約5mm。
穴ピッチや穴径が一般的なものだと市販のオプション用品が流用できて都合が良い。
デザインボードは他に300mm×400mm、300mm×200mmのサイズがあり、それぞれ200円と100円(税別)。300×600mmは300円(税別)だ。
買ってきたデザインボードの柄はナチュラルなウッド調。
反対面はホワイトな合板調。
店頭には他に片面がブラック、反対面がヘリンボン柄の木目調のものが置いてあった。
MDF材に紙にプリントされた柄が貼られているのだが、穴は片側から打ち抜いている。上の写真のようにキレイに打ち抜けずにバリが残っているものもあるので注意。
購入した2枚はバリが少なかったが、1枚はめちゃくちゃバリが多くて、写真のような有様。
裏表をよく吟味して購入するべし。
工具の壁面収納用のパネルにするため、3枚のデザインボードを横に連結して、900×600mmのパネルにすることにした。
現物のパネルは仕様寸法より若干大きい。※印の寸法は、現物を実測して算出する。
枠は24×12mmのパイン材と9mm角の桧材をボンドで貼り合わせて組んでいる。額縁を9mmにしたのは、横方向を1820mm長の材からちょうど2本取れて、材の無駄が少ないから。
連結するためにまず枠組みを作る。
外枠が組み上がったら、パネルを貼る前にざっとサンドペーパーを掛けて水性ニスで着色。
水性ニスはダイソーの「水性ニス・チーク」。2度塗りしているが3分の1くらいしか使っていない。
ほんの少ししか使わないのならダイソーのニスで充分だ。
ニスが乾いたらもう一度サンドペーパーを掛けて完了。ちゃんとしたものならウレタンニスでフィニッシュするが、今回は手間を惜しんだ。
パネルをボンドで貼り付け。これだけだと工具をぶら下げたときにパネルが外れる可能性もあるため、補強にT型ネイルをタッカーで打ち込んだ。
パネルの継ぎ目のところにも補強材が入れてある。
タッカーの性能が悪いのか、材が堅いのか、腕前が悪いのか、T型ネイルの頭まで打ち込むことが難しかった。
頭の飛び出たネイルはボルトの頭をあてがってハンマーで打ち込んだ。
パネルは2×4材にネジ止めする予定なので、ネジ位置に敷くスペーサーを6個作った。
使用したデザインボードと角材の値段は約2,500円。実はこのコストでシナ合板の900×600mm有孔パネルが買えそうだ。
額縁がいらなければ手間も他のコストも掛からないので検討の価値がある。それと、デザインボードは連結した場所の穴ピッチが約50mm離れるが、1枚ものならそんなことはない。