ボッシュのマルチツール用ブレード

「ブレード」と聞くと、ハリソン・フォード主演、リドリー・スコット監督の映画「ブレードランナー」が頭に浮かぶ。
何故「ブレードランナー」という題名になったかというこちらの記事が面白い。

昨日エントリーしたマルチツールと一緒に木材専用のブレードを2種類購入した。

ボッシュの「AIZ 32 BSPC」と「AII 65 BSPC」だ。

Amazonで見ていると2,500円くらいで20点セットみたいな激安商品が売られている。しかし、ブレードの品質でかなり作業性が変わるようだ。
なので、今回は腕が確かでないので、とりあえずちゃんとしたものを揃えることにした。

マキタのブレードよりボッシュの方が値段が安いそうなので、同じようなラインナップの中から2点を選んだ。

どちらのブレードも「STARLOCK」対応で、「プラス」や「マックス」、「OIS」のマルチツールにも使える。
先端形状が直線ではなく、「C-Tec」と名付けられたアール形状が特徴のようだ。

ブレードの材質はバイメタルと炭素工具鋼のものが多い。炭素工具鋼は硬く、バイメタルよりも効率よく木材の切断ができるそうだ。
バイメタルは炭素工具鋼のような硬い材質を柔らかい金属でサンドイッチしたような構造で、木材や金属の切断ができる。

「AIZ 32 BSPC」の材質は炭素工具鋼。2×4材などの木材に適していることでチョイス。

先端幅は32mmで、ブレードの長さは50mm。

「AII 65 BSPC」の材質も同様に炭素工具鋼。合板などに適しているということで選んだ。

先端幅は65mmで、ブレードの長さは40mm。

ボッシュはドイツの会社だが、ブレードはスイスで作られているようだ。

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マキタ・マルチツール MTM001

マルチツールという2014年に登場したばかりの電動工具がある。切る、磨く、剥がす、3役を1台でこなすことができる、文字通りマルチなツールだ。
1台3役といっても電動丸ノコやサンダーには適わないが、ちょっとした作業なら1台でまかなうことができる。

電動丸ノコのようにのこぎりの刃を回転させて切断するのではなく、ブレードという刃を振動させて切断する。なので丸ノコより安全で、DIY初心者こそ使うべき工具だそうな。

「いろんな所で活躍してくれそうだ」と、マキタの「マルチツール MTM001」をゲットした。

MTM001はAC100Vで動作する、コードありのタイプ。
バッテリータイプが主流のようだが、容量が小さいとすぐにバッテリー切れになるとか、ちゃんとしたものだと価格が高い。また高容量のものは重量が重い。

自分の用途では天井裏や床下など電源のない場所での作業がないので、コードありでも問題なし。取り回しやすさのデメリットはあるが先立つものの前ではそのデメリットもかすむ。

Amazonでは5,000円くらいの低価格品もあったが、安物買いの銭失いになる可能性がある。多少値段が高くなるが安心感を取ってマキタでしょ。

MTM001には専用ケースは付属せず、紙箱にパッケージされている。紙箱の側面には様々な用途での利用シーンが写真で紹介されている。

パッケージに中は、まずMTM001本体。

そして、しっかりしたパーツケースと取扱説明書。

パーツケースの中にはカットソーと呼ぶブレードが1枚にサンディングパッド。サンディングパッドに全面マジックテープで貼り付けるサンディングペーパー。
サンディングペーパーは木工用の#60、#120、#240が各2枚付属する。

ブレードはOISという仕様のものとSTARLOCKという仕様のものに対応する。

STARLOCKはマルチツールを最初に世に出したボッシュの規格だが、ボッシュではさらに性能アップした「STARLOCK PLUS」と「STARLOCK MAX」というものがある。MTM001は「PLUS」や「MAX」には対応していない。

付属のカットソーは型番がA-63797。A-63797は木材&金属用ブレードで材質がバイメタル。何にでも対応できる万能選手的なものだが、木材に最適なわけでもない。

なので、木材専用の材質が炭素工具鋼のものを別に調達した。

サンディングパッドはA-64098。

付属品は他にブレード固定用の5mm六角棒スパナが、本体後ろのコード部分に取り付けられている。

電源スイッチは本体上部先端にある。
電源コードをコンセントに差し込み、電源スイッチをスライドさせると動作する。

本体後部コード下に振動数調整ダイヤルがある。
目盛は1〜5まであり、数字が大きいほど振動数は多い。振動数は15,000〜22,000(回/分)の範囲で変えられる。

ブレードを取り付けるには、まず固定ネジを5mm六角棒スパナで緩める。
何回もスパナを回さなければならないので、付属の六角棒スパナは使いにくい。ボールポイントが付いたちゃんとした六角棒スパナを用意した方が良い。

購入タイプのマルチツールではワンタッチでブレードの交換ができるようになっている。マキタではレバーの上下だけ。ボッシュはレバーで取り外せ、取り付けはブレードの上に重ねるだけだ。
安価な製品はたいていネジ式で面倒くさいが、そんなに頻繁に交換もしないから我慢する。

ブレードを写真の向きで取り付け、固定ネジを締め付け準備完了。

固定ネジを強く締め付けても安価な製品では使用中にブレードが緩むケースが頻繁にあるようだ。MTM001ではどうだろうか?

MTM001には専用の収納ケースが付属しない。そこで、マキタの他機種のケースを改造して収納することにした。

うちにある「マキタ・充電式インパクトドライバ TD090DWX」のケースに合わせてみたら左右の長さは問題ない。本体を入れるのに邪魔な仕切りを削り取れば入りそうだ。
TD090DWXのケースはうちに既に2個あり、同じケースが並ぶと壮観だし、整理もしやすい。

以前同じケースを改造したときはヤフオクで落札したが、今回は楽天市場で購入した。ケースをまともに買えば結構高いが、セット品をバラしたケースは数百円で販売されている。

計画はMTM001本体を底(写真では上側)の部分に横向きに入れ、電源コードを写真左側に収納できるように仕切りを取り去る。
左右にあるスペースは同じようの横幅だが、計ると左側の方が若干広い。

MTM001付属のパーツケースを入れるには右側の縦の仕切りも取る必要があるが、今回はケース付属のパーツケースに入れ替え仕切りのカットはなし。

上の写真が切り取り完成した状態。

MTM001の初めての仕事は仕切りの切断。ブレードを上から降ろすカットは羊羹を切るようにあっという間だった。しかし、仕切りの奥側のカットはMTM001を差し込むスペースがない。

前回の改造では切り取る部分がほんの少しだったけど、今回は切り取る個所が多い。
結局他の部分はミニルーターのミニ丸ノコとカッターナイフ、それにニッパーでコツコツと地道な作業になった。

MTM001をケースに入れてみた。

電源コードを逃げるために仕切りを一部カットしてある。本体が上下左右に動き回らないように仕切りを残してあるのもミソ。

ケーズに貼ってある緩衝用のスポンジは結構しっかりくっついている。両面テープで貼られているだけなので、ソルベントシンナーを接着面にたっぷり垂らしたら簡単に剥がれた。

剥がしたスポンジは蓋側の写真の位置に貼り替える。最初から貼ってあるスポンジと合わせ、MTM001がケース内で暴れるのを防いでくれる。

クリアファイルを取説のサイズでカットして蓋に貼っておくと取説の紛失も防げるし、読みたいときにすぐ取り出せる。

MTM001の初仕事がプラスチックの切断だったけど、ぶっつけ本番だったのでちょっと不本意な仕上がりになった。
MTM001は重量が1200gある。ボッシュの製品は1.5kgもあるのでそれなりに軽い方なのだけど、それでも重い。自由に使いこなせるように練習が必要だと思った。

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ハタヤ延長コード SX-103

ハタヤリミテッドとか畑屋製作所って会社を全然知らなかったのだけど、本社が名古屋のコードリールや作業用照明器具メーカーのちゃんとした企業のよう。

DIY用にそんな会社の延長ケーブルを購入しました。

ハタヤ延長コード SX-103」という10mもある差し込み口が3口の延長ケーブル。

それこそリール式のケーブルもあるのだけれど、使わないときは邪魔だし容量が増えるわけでもなく、庭先で使う分には10mで十分。

Amazonでは同じような製品がたくさんあり、安い物は電線が1.25m2で、ハタヤの物は2m2
電気的には太い線の方が熱的に余裕があるし、今チェックすると値段が倍くらい違うが、購入時は400円くらいの差だったからこちらを選択した。

手に入れたものはケーブルがレッド。他にイエローやブルー、グリーンがある。

差込プラグはスケルトン。

コンセント側もスケルトンで、差し込み口はキャップ付き。

通電するとコンセント内部が光る。

収納時に便利な「エクスバンド」というフック付きの結束バンドが付属する。

使っていないときに結構収拾がつかなくなるので、これは良い付属品。電線の太さと結束バンドで十分差額がペイできていると思う。

こんな感じでケーブルをまとめることができる。

フックはサイズを伸ばすことができる。写真は一番狭い状態で、入口部分のサイズが約34mm。

フックを伸ばすとと約45mmくらいまで広がる。

電線が太くごついが、そこそこ柔らかい。レッドで目立って足元にも注意がいきそうで良いんじゃないかな。

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タジマ・コンベックス Gロック-16 3.5m

メジャーとか巻き尺とか言っていたものが、今はコンベックスと呼ぶようだ。

家にもいくつかゴロゴロしているが、愛着の持てる作業性の良いものをひとつということで、新しいものをあつらえた。

コンベックスは「タジマ」が良いと聞いて、数あるものの中から選んだのは「タジマ・コンベックス Gロック-16 3.5m」。

Gロックシリーズは2m、3.5m、5.5m、7.5m、10mと複数あり、テープ幅や機能の違いで16種類もバリエーションがある。
主な使用目的が材の寸法出しだから、5.5mのものは手持ちにあるから、価格的にもサイズ的にも重量的にも取り回しの良さそうなオーソドックスなタイプの3.5mにした。

テープはスチール製の幅16mm。メーカーのテープ幅別伸長性能によると、水平方向に空中に伸ばして測ることができる長さが1.5m、垂直方向へは2.3mだそうだ。

テープ表面はホワイトポリエステル樹脂塗料の焼付塗装。白いつや消し塗装で見やすい。

ABS樹脂のケース本体はエラストマー樹脂のアマードケースで覆われ、落下したときの衝撃に守られている。材の上に落としても材のダメーシを軽減してくれるそうだ。

ケース裏側にはベルトに引っ掛けられるクリップが付いている。

正面のレバーはテープを引き出して中間で止めると、一時的なロックができる。レバーから指を離すと巻き取られる。
一番下までレバーを下げると、レバーから指を離しても完全にロック状態を保持する。下までレバーを降ろすと、レバーの動きはなかなか固い。

コンベックスを落としたときにフックを曲げてしまうことがあるが、爪の周りにガードするバンパーが付いている。

このバンパーは、材の端に掛けることができ、両手がフリーになって便利。YouTubeのDIY動画でこんな使い方を見て「あっ」いいかもと思ったのでした。

ストラップも付いている。ちなみに重量はストラップ付きで実測147gだった。

目盛の精度はJIS規格1級。許容差は±0.2+0.1×テープの長さ(m)で求められ、3.5mのテープでは0.2+0.1×3.5=±0.55mm。意外と大きい。

目盛にはツーバイフォー工法、パネル工法、プレハブ工法で使用する455mmピッチごとに「ヨンゴーゴーピッチ」と呼ばれるマークが付いている。

テープの裏面は白地。両面目盛仕様ではない。

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シンワ測定・完全スコヤ15cm 表裏cm目盛 62009

新型コロナによる影響で、町内会活動もいろいろなイベントが中止になっている。時間的な余裕が有り余っているので、この機会にDIY活動に力を入れることにした。

ここ最近、電動工具やツールをポチポチ買い揃えてきて、ブログネタができたのでちょっとずつ蔵出しすることにする。まずは軽いところから。

以前「トラスコ 止型定規 スコヤ型 TS-TS」というものを手に入れたが、ちゃんとしたスコヤの代わりにはならないので、この際ちゃんとしたものを揃えることにした。
これがないと材の直角の確認ができないのだ。

で、入手したのは「シンワ測定・完全スコヤ15cm 表裏cm目盛 62009」。

Amazonではトラスコの「完全スコヤ 150mm TS-K15」の方が安価なのだが、目盛が片面は外側に角目、内側はcm。反対面は外側にcmの目盛が付いているが、内側にはない。

自分的には角目の使い方自体よくわからないので全部cm目盛の方が使いやすそうだ。なのであえて高い方を購入した。

シンワ測定の完全スコヤは外側も内側もcm目盛。

反対面も同様の目盛。

下にAmazonの商品リンクをを貼っているが、実は記事執筆時点でAmazonよりヨドバシ.comの方が200円ちょっと安い。自分はポイントもあったのでヨドバシで購入した。

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